EF35mm/F1.4L IIでの夏の銀河2017年04月05日 21:22

yottyanさんから、表題のレンズについて、You Tubeで紹介しても良いでしょうかというご依頼がありました。全然かまいませんよということで、昨年撮影した、このレンズのFist LightとSecond LightのRAWデータを送りました。

You Tubeのほうを既にご覧になられた方もおられるかと思いますがyottyanさんが、スゴイを連発されています。レンズと四国カルストの空の良さを誉めておられるのですが、何か気恥ずかしい気分になりました。

ということで、来月にはこのレンズを南天に持っていくつもりで、カメラとの相性やスケアリングのチェックのため、StarShop新改造の6Dで夏の銀河を撮影しました。

現在6Dを三台持っているのですが、1台の6Dは不幸な落下事故で、スケアリングが狂いました。スケアリング調整ができるように対策をしたBORG鏡筒との組み合わせでのみ使えるカメラとして使っています。この6Dはツイン撮影の主力ですが、カメラレンズの使用にはNGです。また、Cooled 6Dは、絞りを変更するためには、一々別の6Dに付けかえて、絞り込んでから外して付ける面倒さがあります。ということで、つい3台目をヤフオクでポチしました。普通に使う分にはなんら問題ないのですが、超シャープなアポゾナーやこのレンズでは、微妙なフォーカスやスケアリングチェックが必要です。
ということで、StarShops新改造の6Dとこのレンズの組み合わせで撮影してみました。
結果は、スケアリングの大きな問題は無いようです。
今回絞りはF2.5ですが、F2.0やF2.2との優位性は周辺減光以外では無いように感じました。
F2.0もしくはF2.2くらいで、短時間露光で撮像枚数を稼ぐのが良い様に思います。
撮影データ:Canon EOS6D (Starshop新改造) ISO1600 
EF 35mm/F1.4LII 絞りF2.5 2min x10 (total 20min)
GF-50 ノータッチガイド
RAP2でDARK補正 → CS6でTIFF化→SI7とCS6でコンポジット→CS6で仕上げ


コメント

_ yatsu ― 2017年04月06日 20:15

よっちゃんさんの、You Tubeは昨日、最後まで拝見しました。あれを見たら、誰でも欲しくなってしまいますね!

絞りF2.5 で1コマ2min ですと、一晩にたくさんの作品を作れますね! チラゴーでNIKON1957さんのEF 35mm/F1.4LII が大活躍することを楽しみにしております。

私は、シグマの24mmを使いますが、赤道儀はポラリエでいく予定です。

_ NIKON1957 ― 2017年04月06日 22:26

ポタ赤もいろいろともっており、スカイメモNS, スカイメモS、K=ASTECさんのGF-50、SP赤道儀の赤経体のポタ赤などあります。重さと精度のバランスで、GF-50でいく予定です。これだと、アポゾナーまで行けます。

_ yatsu ― 2017年04月07日 23:07

NIKON1957さん、こんばんは。
ポタ赤(アポゾナーまで)+ボーグの2セット体制ですね。楽しみですね!
私は、メインの機材を大きくしすぎて、サブの機材がポラリエになっていましました。

上のお写真をあらためて拝見して、微妙な色の表現が素晴らしいと思いました。
抜けた背景がない写野ですと、ニュートラルグレーの基準のなる場所がなく、私にとっては、色の調整が難しいです。暗黒帯を基準にしますと、当然、暗黒帯の色が黒~グレーになってしまいます。上のお写真の暗黒帯は、色がとても美しいですね。

_ NIKON1957 ― 2017年04月08日 18:27

yatsuさん、こんにちは。
今回は、初めての事なので、失敗の無いようにと思い準備をしています。重量に余裕があれば、GF-50に加えてスカイメモSを持って行って、望遠鏡、望遠レンズ、広角3本撮影も視野にはあります。(たぶん無理でしょう?)
暗黒帯には、色々な色が潜んでいると思います。赤っぽい領域もありますし、緑カブリではなくて、本当に緑っぽいところもあります。その辺りも、南天で撮影できればと期待しています。

_ yatsu ― 2017年04月11日 18:01

NIKON1957さん、こんばんは。
3セット体制は理想的ですね!
天の川の撮影にはお焦がれますが、デリケートな色の表現は自信がありません。とはいえ、せかくですから、日本では見えない領域の天の川をポラリエ+24ミリで撮影してみたいです。
K-ASTECのアポゾナー用のバンドが届きました。昨年の失敗からアポゾナーはちょっと怖いのですが、NIKON1957さんのジャスピンの「へびつかい座暗黒星雲」を拝見すると、挑戦してみたくなります。でも、重量オーバーで、持っていくのは厳しそうです。

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