Sh2-140付近の散光星雲と暗黒星雲2020年12月15日 17:31

10月に撮影したのですが、色々とあって処理が遅れていました。

ここは、以前から気になる領域でした。何度か撮影したのですが、満足に撮影できたことがありません。今回は、BORG77ED-IIのツイン撮影でした。片方は、HEUIB-II, 片方はLPS-D1での撮影でした。赤い星雲は良く出てくれるのですが、青い成分は写りが悪くなりました。デジカメで、綺麗に描写するのは、やはり難しいです。

撮影データ:
#1 EOS 6D (SEO SP4) ISO 1600  
BORG77ED-II +F4DG + HEUIB-II filter 6min x 16 (Total 96min)
#2 EOS 6D(Starshop新改造) ISO 1600
BORG77ED-II +F4DG + LPS-D1 filter 6min x 16 (Total 96min)
ATLUX赤道儀(AGS-1S改) M-GEN Kowa 75mmでガイド
気温7℃
#1,#2の画像をRAP2, SI7, CS6で強調処理、ブレンド比率を#1を50%、#2を50%で合成

淡い対象ですが、色々なものが写っています。わかる範囲で、同定しました。


今年はコロナに始まり、コロナで終わる一年になりそうです。
日々、睡眠不足にならないように気を付けています。そのため、遅い時間の撮影はしていません。11月は、けっこう忙しくて、ほとんど撮影できませんでした。12月にもチャンスは何度かあったのですが、自粛中です。
地方では、大都市圏の様な多くの患者が発生することはありませんが、地方都市にもじわじわと感染者が増えています。この年末年始は、どこへも行かず。子供たちも帰省せず、自粛生活になりそうです。
ストレスのためや、予定していた海外遠征が中止となり、少し物欲モードになっています。
当初は、ミラーレスデジタルカメラを考えていたのですが、デジカメでの撮影には少し限界を感じています。冷却CCDカメラとしてQSI583WSは持っていたのですが、撮影時間が十分とれず、死蔵状態でした。ミラーレスデジタルカメラの代わりに、最近はやりの冷却CMOSカメラを買う気になっています。センサーサイズが同じフォーサーズのASI294MMに傾いています。2x2ビニングでの1170万画素の撮影に加えて、1x1ビニングで4680万画素でも撮れるとの事で、高解像度の写真を撮れるとの情報にそそられています。フィルターも手持ちのもので、賄えるのも良さそうです。まずは、ASI AIR PROを導入しました。
今年も残すところ、半月となりました。健康に留意して、来年も元気で撮影できるようにと思っています。

Pro-10S修理の顛末2020年12月16日 17:33

PIXUS Pro-10Sの修理が終了しました。

約20kgもあるので、移動するだけでも大変ということで、楽々修理便を選択しました。自宅まで宅急便配送業者が引き取りに来てくれて「往復の配送料金」「梱包資材費用」「梱包手数料」が含まれています。梱包不要で¥3300円は、大きなプリンターにはメリットがあったと思います。修理料金は一律の¥19800で収まっていました。12月7日に引取りに来て、昨日12月15日に届きました。8日で返送されました。申し込みの際のWEB SITEには代引き清算と記載がありますが、昨日家内から大きな代引き荷物が届いて、¥23100だけど私のものかと電話がありました。
申し込みの際には受付メールがあったのですが、返送時にはメールが無かったのです。突然の大きな荷物の返送で、事前のメールをして欲しかったところです。

修理伝票をみると、「故障の原因はプリントヘッド及び印字回復機構部の不都合のため、交換いたしました。」と書かれており、プリントヘッドと印字回復機構部の交換をしたとの事。とりあえず、来年3月17日まで(3ヶ月)の修理保証がついていました。
その他、テスト印刷や美人の印刷サンプルが同封、修理後の注意などが同梱されていました。これで、直ったのならば、新品で6万前後のプリンターを買い替えなくて良いので良かったと言えます。2017年7月に買ったから、3年半経ったのでまたこわれるかも?




vdB14, vdB152020年12月22日 17:26

年末になりました。今年も残すところ10日を切ってしまいました。
世間では、コロナの感染拡大に歯止めがかからず、不安な年末年始となっています。四国は、人口が少ないため、現状では散発的に患者発生がみられている状況が続いています。

今頃10月に撮影したものを処理しています。カシオペア座ときりん座の境界付近にあるマイナー領域です。淡い領域で、描写するのは、なかなか大変です。10月には、ツイン撮影で撮影時間を稼ぐようにしました。

撮影データ:
#1 EOS 6D (SEO SP4) ISO 1600  
BORG77ED-II +F4DG + HEUIB-II filter 6min x 17 (Total 102min)
#2 EOS 6D(Starshop新改造) ISO 1600
BORG77ED-II +F4DG + LPS-D1 filter 6min x 16 (Total 102min)
ATLUX赤道儀(AGS-1S改) M-GEN Kowa 75mmでガイド
気温7℃
#1,#2の画像をRAP2, SI7, CS6で強調処理、ブレンド比率を#1を50%、#2を50%で合成

とりあえずわかる範囲でのマークを入れました。




ZWO ASI294MM2020年12月27日 17:27

久しぶりにカメラを買った。
今流行りの冷却CMOSカメラをポチしました。
10年前にQSI583WSの冷却CCDを買ってみたものの、満足に使いこなせず、死蔵して状態でした。
今回、いろいろな状況が後押しとなって、買うことになった。
フルサイズ機もあるけれど、周辺画像まできれいに描写するのは、大変なので、フォーサーズ機とした。最初はカラー機を考えていたけれど、結局モノクロのASI294MMを導入することにしました。

フィルターは今までもっていたものを流用できます。

フィルターホイールの裏蓋を開けて、フィルターを装着。
このあたりのことは、販売店のHPやZWOのHPの電子マニュアルから、なんとかなりますが、購入した製品には、一片の説明書も添付されていませんでした。


とりあえず、KYOEIさんの書いてあるCanonのマウント利用の接続図に従ってくみ上げてみました。


スケアリング調整などは、このもまではできませんが、問題がある時点で考えるようにします。

どう撮影するかですが、
PCからは撮像ソフトとして
APT
AIS Studio
SharpCap
などがあるようです。それぞれ、インストールしてカメラやホイールが認識されているようです。
ASCOM6.5とZWO_ASI_Camera_ASCOMをインストールすると、1x1ビニングでの撮影もできるようです。
今後、オートフォーカスをしようと思い、フォーカーサも導入したいと思います。フォーカサーのオートフォーカス機能は、ASI AIR PROにはあるようですが、PCの撮像ソフトにあるのかどうか?そのあたりの情報も取集しつつ、コロナで出歩くこともできない年末年始の楽しみにしようと思っています。