春の大曲線と対日照2020年03月27日 18:16

三連休の際に撮影してみました。
銀河が昇ってくる前の春の夜空は、華やかさがなく寂しい感じです。
北の空の北斗七星からうしかい座のアークツールス、おとめ座のスピカを結ぶ曲線を春の大曲線とも言われています。この時期とおとめ座付近に対日照が移動しています。
それをねらい魚眼で撮影してみました。

撮影データ:Canon EOS6D(HKIR改造) Auto WB, ISO1600
Canon EF8-15mm/F4L  No filter 4min x7 (total 28min)
SWAT300 ノータッチガイド

拡散フィルターを使うべきでしょうけれど、持っていないのでそれぞれマークをいれました。

対日照ですが、オーストラリアでは黄道光帯となり、その中で濃いところが対日照となります。この写真でも帯状の明るいなかに濃い部分があるのがわかります。

世間では、新型コロナウイルス感染の都市部でのまん延の恐れが高まっています。不安な日々をみんな過ごしていると思います。感染爆発が起こり、イタリアの様な状況になりはすまいかと心配です。早く、治療薬やワクチンの開発が進み、重篤化を防ぐことができれば、通常のインフルエンザと同じように対応できるはずです。そうなってほしいと切に願っています。

昇るさそり座と火球2020年03月22日 17:25

3連休初日の土曜の夜、ラッキーなことに新月期、安定した星夜が約束され夜で、海遠征しました。徹夜となったのですが、ご褒美もありました。
昇ってくるさそり座を撮っていると、久々の火球が流れました。50㎜だったので、どうかとおもいましたが、写野をかすめるように、入っていました。これほど明るい火球は、しし座流星群の時以来です。

豊後水道をはさんで、対岸の方の魚眼の同時流星の写真が、FBにアップされており、近いのに違うところを流れているのにびっくりしました。FBの画像をもう少し画像処理を加えてみました。


世間はコロナウイルスの蔓延の恐れで、不安な日々ですが、この夜も、感染の恐れなく、一人で満天の星空を満喫しました。

少し派手目に処理を追加



早春の夏銀河2020年03月16日 19:15

この時期には、早朝にはさそりが昇り、夏の天の川が昇ってきます。時々、とても高い透明度の朝になります。そんなときに撮影すると、大変良い写真が撮れます。
2013年の画像を再処理しました。

ヤフーブログからの移行では、小さな画像しか移行できなかったので、今回再処理してアップします。7年前の撮影で、あまり進歩はありませんが、四国の暗い空で好条件であれば、けっこう良い感じになりました。

撮影データ: 2013.3.22撮影
Canon EOS 60D (Central DS改造) ISO1600 HEUIB FF
Canon EF fisheye Zoom 8-15mm/F4 15mm 絞りF4 4min x6(total 24min)
K-ASTEC GF50 ノータッチガイド

新型Coronaウイルスの影響が各所に起こっています。京阪神、名古屋圏、東京、神奈川などの人口の多いところでは、新規発生患者の報告が続いています。かからないよう、うつさないように気を付けて生活をしていかなければなりません。不安な日々が続きます。
毎日、職場からは体温測定結果を報告せよとのメールが来ます。平熱で体調が良いことを感謝して、日々仕事をしております。そんななか、ついに豪州が入国制限をかけてしまいました。4月の豪州遠征はキャンセルとなりました。5月も、おそらくは厳しいのではと思っています。この春は、国内撮影で我慢しないといけません。幸いな事に、撮影するときは、誰もいないので、感染リスクはありません。体調にのみ気をつけていれば、大丈夫です。



EF35mm/F1.4 L-IIでガム星雲2020年03月03日 18:06

先日の海遠征で撮影したものになります。
これまでの経験で、普通に撮影すると、低空はカブリで赤い星雲は埋もれてしまうことがわかっていました。LPS-V3やLPS-V4なんかの光害カットフィルターで撮影すると、星雲は写るようになりますが、周辺像の劣化や色カブリがあり、広角レンズは使いづらいです。
今回はStarrynight filterで撮影しました。やはり、低空のカブリや大気光の影響も大きく出て、処理は大変難渋しました。なんとか、処理したものをアップします。
広角35mmレンズですが、周辺まで星像の劣化がありません。右隅の星の流れは、超低空のため星が浮き上がるためです。

撮影データ:Canon EOS6D(HKIR改造) Auto WB, ISO1600
Canon EF35mm/F1.4L II  Starrynight filter  2.5minx15
SWAT300 ノータッチガイド

オーストラリア遠征で撮影したものと比べると、話にならないのですが、国内からでもある程度撮影できます。35mmレンズに、Dual Narrowbandフィルターを使い撮影したことはないのですが、Narrowbandなので、もしかしたら広角でもOKではないかと期待している部分がありますが、テストをしたことがありません。また、トライしてみようと思っています。

STC Astro Duo-Narrowband FilterでGUM2020年02月26日 18:57

天皇誕生日の海遠征の主目的は、APO Sonnarで上記フィルターを装着してGUM星雲を撮影することでした。このフィルターは1㎜厚で、光路延長の影響が少ないので、星像の悪化が少ないと期待できます。生産中止となったIDASの玄天QROもフィルター厚が通常の2.5mmに比べて1.1mmと少なく、レンズ後面にフィルターを入れても星像への影響が少ないです。フルサイズ用のフィルター枠のタイプもありますが、けっこう高価なので、私は、52mmや48mmサイズを導入しています。

今回はSEO Cooled 6Dに後部フィルターを入れての撮影としました。国内からの撮影では、高度が低いので撮影時間が少なくなります。今回の撮影の前半のコマは、レボルビングの固定が不良で画像回転が起きてしまいました。なので、当初の撮影予定の2時間の半分の9コマしか使えずノイジーとなりました。そこを、最近話題のTOPAZ DeNoise AIのお世話になりました。

2020.2.23 22:09~ @佐田岬半島
Canon EOS6D (SEO Cooled 6D)ISO1600 Auto WB ApoSonnar 135mm/F2 絞りF2.8 
STC Astro Duo-Narrowband Filter 7min x9 (Total 63min)
VIXEN GPD (SS-one Autoguider Pro For GP) Pencil BORG + ASI120MM SS-one AutoguiderでのAutoguide
RAP2 CS6でTIFF変換 SI-7でコンポジット&カブリ補正→ CS6、TOPAZ Denoise AIなどで処理

処理してみて、低空でのO3の減衰がやはり強かったです。いかにフィルターでコントラストを上げても、限界を感じました。ここを撮る目安は、とも座のζ星(右上の青い星)、ほ座のλ星(画面左の赤い星)、ほ座γ2星(画面右下の青い星)からなる3角形を目安にしますが、γ2星は南中高度が9度くらいです。10度以下でのO3は大変厳しいです。

この雪辱に、オーストラリアで撮影したいと思っていますが、世間の状況が不安です。