おおいぬ座足下のSharplessナンバー2019年12月10日 20:04

おおいぬ座の背中から足下付近には、マイナーなSharpless numberのついた赤い散光星雲がいくつかあります。今回はLPS-V4で撮影したものを強調してみました。

Canon EOS6D (SEO Cooled 6D)ISO1600 ApoSonnar 135mm/F2 絞りF2.8 LPS-V4 filter 8min x10 (Total 80min)  ATLUX(AGS-1S改) M-GEN+Kowa75mmでsnake modeでのデイザーガイド

星雲に名前を入れてみました。

Sharplessナンバーも大変小さいものにまで名前をつけているのに、大きなSH2-310には一つしかナンバーが付いていません。南に延びる星雲にも番号がついていません。

オリオンベルト(三ツ星)2019年12月09日 12:56

メジャー領域も撮影してみました。馬頭星雲と三ツ星領域です。ここは、大変カラフルな領域です。
明るい三ツ星との対比が綺麗です。

撮影データ:ε130D 補正レンズ前にHEUIB-IIを入れる。
TAKAHASHI EM200(AGS1-X改) でM-GEN Kowa 75mmでガイド
Canon EOS6D(HKIR改造) ISO1600 5min x30 (Total 2h 30min)

たくさん作例のある領域で、なんとかそれらに近づける様にしてみましたが、難しいです。HEUIB-IIを入れると、燃える木も少し赤みが強くなる傾向にありました。



きりん座の暗黒星雲と散光星雲2019年12月04日 19:51

先日の晴れ間に、マイナー領域(変態領域とも言われている)を撮影しました。

きりん座は、ペルセウス座の北側にある目立たない星座ですが、天の川の縁にあって、多くのSharplessナンバーと暗黒星雲があります。じっくりと撮影しないと、なかなか出てきません。
今回はCooled 6DにSTC AstroDuoフィルターを装着してAPO Sonnar135mm/F2で撮影したものと、D810AにSamyang 135mm/F2にKenko LRP Type2を装着した画像データで処理しました。

撮影データ:
Canon EOS6D (SEO Cooled 6D)ISO2000 ApoSonnar 135mm/F2 絞りF2.8 STC Duo narrow band filter 5min x17 (Total 85min)
Nikon D810A ISO1600 Samyang 135mm/F2 絞り F2.8 Kenko LRP Type2 5minx17+Sarry Night 2.5min x16 (Total 125min)
EM200赤道儀(AGS-1X改) SS-one Autoguider, ASI120MM+Pencil BORG 175mmでガイド
RAP2 CS6でTIFF変換 SI-7でコンポジット&カブリ補正→ CS6で2つの画像をそれぞれ処理後合成(2つのカメラで画角ずれがあり、その部分はトリミング)

とりあえず、マイナーなSharplessナンバーまで同定しました。


STC AstroDuo narrowband filterでの撮影では、星はとりあえず、真っ赤にならないので、その後の合成でも比較的処理がしやすかったです。


勾玉星雲2019年11月25日 20:28

週末連休となり、23日の夜は当地でも良く晴れてくれました。月も細く、透明度も良い、撮影には持って来いの夜でした。
寒くはなかったのですが、石鎚も雪の薄化粧をしており、山遠征は控えて、いつものホームグラウンドでの撮影となりました。昼間からゆっくりと準備もできたので、久しぶりにイプシロンで撮影できました。130Dと160とどちらにしようかと考えましたが、小さい方での撮影としました。

εで撮影するのは、久しぶりだったので、慣れた対象を選んでみました。IC405とIC410.IC417などを入れての撮影でした。
撮影データ:ε130DI 補正レンズ前にHEUIB-IIを入れる。
TAKAHASHI EM200(AGS1-X改) でM-GEN Kowa 75mmでガイド
Canon EOS6D(HKIR改造) ISO1600  5min x17 (Total 85min)

久しぶりのεでしたが、色収差の無い星像と十字の光条で、反射らしいなと思いました。ε130Dでかなり小ぶりでしたが、屈折に比べるとやはり大きいです。
処理は、フラットもうまく行きましたが、凡庸な画像となりました。でも、85分のデジカメデータなので、私の代わり映えのしない処理なので、こんなものでしょう。

この夜は、けっこう明るい流星が流れていました。シリウスよりもずっと明るいのも流れて、綺麗でした。広角撮影もしておくのであったと後悔しました。
夜もふけて、はくちょう座が西の空で頭を下にして沈み、それからケフェウス、カシオペアと秋の銀河、それに連なるようにぎょしゃやふたごと冬の銀河につながる様子も良くわかりました。肉眼で、アンドロメダ、二重星団も良く見えました。肉眼で秋から冬への季節の変化を感じつつ過ごした一夜でした。




タカハシ1.04xマルチフラットナーで異種格闘技2019年11月22日 18:06

タカハシの1.04xマルチフラットナーが発売されてから、1年以上になります。多くの2枚玉の古い機種に対応できるようにCAリングもいくつかの種類が出ています。
異種格闘技は、数年前にGENTAさんがトライされて、私もBORG60EDとTAKAHASHIC0.72Xで試lしたことがあります。結構面倒な事が多くて、純正に比べると、そこまで良い画像にならず、骨折り損のくたびれ儲けの感じでしたでので、手を出さずに我慢しておりました。
天リフで、FOT104とタカハシ1.04Xマルチフラットナーの組み合わせで良い結果を出している記事を見て、ついムラムラとしてしまい、ポチッとしてしまいました。この記事では3枚玉のFOT(fl=650mm)で、適切なCAリングについて考察しておりますが、焦点距離からはCAリング76が適合しそうだったけれど、実際はCAリング65のほうが良い結果を得たとの事でした。
BORG125SDは2枚玉の焦点距離750mmの鏡筒なので、CAリング100が適合しそうということで、これを選択しました。
BORGとの接続に使うM57オス-M56オスの接続リングは、COSMO工房さんで作成したのがあるのでこれを利用しました。


実際にBORG125SDと接続してフォーカスが出るかどうかという問題ですが、これまでBORG100EDやBORG125SDに色々なReducerやフラットナーを使うため、φ115mmの鏡筒もL360mm, L295mm, L185mm, L150mm, L90mmなどを持っているので、組み合わせて使います。
今回はL360mmに中判ヘリコイドにBORGカメラADII【8035】を介して、上記のフラットナーをつけました。BORG沼にどっぷりと浸かっているからできます。


昨日の晴れ間にテストしました。
画像処理をしておりませんが、こんな感じです。
撮影データ:BORG125SD+TAKAHASHI 1.04Xマルチフラットナー+CAリング100 フラットナー前にHEUIB-IIを入れる。
TAKAHASHI EM200(AGS1-X改) BORG50+QHY5L-II, PHD Guidingでオートガイド
Canon EOS6D(HKIR改造) ISO1600 3min 露光
M42の下に青いカブリが出ていますが、HEUIB-IIのフィルターの位置が悪かったのかもしれません。

PIXEL等倍画像はこんな感じです。


製造中止パーツや特注パーツが必要なので、お勧めできる組み合わせではありませんが、二枚玉鏡筒のフラットナーとしては、十分使えると思います。
焦点距離は780mm F6.24となります。R200SSとコマコレクターPHと競合する組み合わせでした。使う頻度を考えると、無駄遣いとなったかもと思いました。でも、こういうのは楽しいです。