北アメリカとIC1396の間2016年07月25日 22:09

お天気が悪いので、例によって、過去画像をいじくっては、撮影計画をたてています。
北アメリカ星雲とIC1396の間にもたくさんの星雲があります。最も有名なのはまゆ星雲(IC5146)です。
その他、SharplessナンバーやBarnardナンバーもいくつかあります。

反射星雲としては、IC5076、LBN408/409などがありますが、どれも小さいので長めの焦点距離でねらわないと迫力がないでしょう。いずれも、あまり国内作品例が少ないので、長焦点で狙える方は、お勧めです。


とりあえず認識可能なものをマークしました。


梅雨は明けたけれど満月期2016年07月19日 21:26

海の日に梅雨明けになりました。昨日から、青空が広がっています。
とは言え、満月期なので、出撃することもなく、のんびりと三連休の最終日を過ごしました。過去画像をいじって、次にどこを撮るか考えています。

散光星雲ファンの私は、天の川に沿って撮影を進めています。例年、春先のさそりに始まり、その後いて座、たて座、わし座と北上していきます。このあたりで 梅雨入りです。梅雨をはさんで、いつも不完全燃焼で終わる夏の南天対象となってしまいます。やはり梅雨の時期に南半球に行くしかないようです。

梅雨明け後、白鳥座からケフェウスに移行していきます。白鳥座は、天頂にきてくれるので、長い間楽しめますが、やはり高度の高い時間帯で、条件の良い夜に撮ると、抜けが良い写真になります。
昨年撮影したものを再処理しました。本来はフルサイズの一コマで入るのですが、昨年のデータをつぎはぎしたものになります。まずは、このぐらいの画角で少 し広めに撮影してみます。綺麗で面白そうなものをピックアップします。次に作例をネットで検索していきます。撮影対象に応じたレンズや鏡筒を選択します。 うまく切り取ることができることもありますし、失敗になることもあります。

はくちょう座は、赤い星雲がたくさんあって、対象選択に悩みます。サドル付近や北アメリカはメジャーな対象で、多くの人が撮影します。メジャー対象は、明るくて写りが良いので、撮影して大変楽しいです。でも、マイナー領域も好きなので、少し外れた部分で、面白いところはないかと物色しています。
以下の写真は、少し彩度と コントラスト上げ気味の処理です。

EOS 6D (SEO SP4) + APO Sonnar 135mmF2 絞りF2.8
昨年撮影の画像データより


いて座からたて座の銀河2016年07月12日 12:58

梅雨明けまでもう少しで、蒸し暑い天気が続きます。もう少しの我慢です。
2台のSEO-SP4の6Dのうち、一台を冷却改造に送り出しています。梅雨明けの今月末には改造が終わる予定となっています。大変期待しています。

昨年撮影した夏銀河を再処理しました。こういう時のほうが、じっくりと画像を見直して処理することができます。見直してみると、どうしてこんな処理をしたのかと反省することが多いです。
撮影データ:Canon EOS6D (SEO-SP4) ISO1600   昨年5月撮影
APO Sonnar135mm/F2.0 絞り2.8  2min x15 (total 30min)
K-ASTEC GF-50赤道儀 ノータッチガイド
RAP2でフラット処理→CS6でRAW現像TIFF化→SI7でコンポ→CS6で強調処理

夏の天の川には、数多くの星雲や星団があります。とりあえず名前と星雲が同定できるものをマークしました。






たて座からへび座尾部付近の暗黒星雲2016年07月07日 21:15

七夕になりました。今夜は雲がわいてきて、お星さまは見えません。
昨夜は良く晴れました。いつものホームグラウンドの小屋で撮影するか、遠征するか悩んだのですが、熱帯夜に閉口して、1500mの山上に行きました。そこ は、17度の別世界でしたが、ガスがわいて一等星しか見えません。しばらく待ったのですが、あきらめて戻りました。平地では、快晴でした。今年は、天気の 運がありません。

ここのところ、マイナー暗黒星雲ばかり撮影しています。未処理画像とこの前撮影した分で、たて座からへび座尾部の暗黒星雲をモザイク合成しました。この暗黒帯は、普通に処理すると、真っ黒になりがちですが、淡いガスがあり、その中にさらに黒い部分がうねうねと存在します。大変興味深い領域と思います。色のある星雲は少なく、わずかに反射星雲が見られるくらいで、大変地味ですが、こういう領域に大変惹かれます。星図を見ると、LDNやBarnardナンバー のついたものが数多くあります。へび座尾部にはナンバーの無いものもたくさんあるようです。
撮影データ:
東側:Canon EOS60D(Cenral DS)ISO1600
Carl Zeiss APO Sonnar 135mm/F2.0 絞りF2.8  120sec x25 (total 50min)
Atlux (AGS-1S改) +BORG50 + QHY5L-II PHD Guiding
西側:Canon EOS6D (SEO-SP4) ISO1600 
Carl Zeiss APO Sonnar 135mm/F2.0 絞りF2.8  150sec x20 (total 50min)
TAKAHASHI EM200 (AGS-1X改) M-GEN+Kowa 75mmディザーガイド

RAP2でフラット&ダーク処理→CS6でRAW現像TIFF化→DSSでコンポジット→SI7でカブリ補正→CS6で強調処理
東西をモザイク合成

マイナー領域なので、どこを撮ったかです。
まだまだ、少しアップで撮影してみたい領域があります。アポゾナーの画角で、撮影してみてよくわかるものもあります。撮影してみて、大変新鮮な気分で対象に向き合えるのが良いところです。次は、あそこをとる予定です。


難しいへびの尾2016年06月21日 18:54

へび座尾部は、淡いガスが覆う暗黒帯になります。ここを綺麗に撮りたいと思い、機材や処理法について、色々とトライして、何度も撮影している領域ですが、 まだ満足できる水準には達しておりません。6月初めに撮影した分をアップします。淡いところなので、77EDII+F4DGのツインでの撮影になります。 撮影時間がやはり足りませんでした。ここはもう少したくさんの撮影が必要です。淡い星雲には、十分な枚数の画像でSNを稼ぐのが第一です。

今回は「よっちゃん」のハイパスフィルター処理とNik CollectionのDefine2のノイズ低減処理を加えました。色々と画像処理の勉強をしていますが、道険しいという感じです。
撮影データ:Canon EOS6D (SEO-SP4) ISO1600
BORG 77ED-II + F4DG twin system
HEUIB-II で6min x12,no filter 6min x12 総露出時間144分
ATLUX(AGS-1S改) M-GEN+Kowa75mmでsnake modeでのデイザーガイド
RAP2でダーク&フラット→CS6でRAW現像→SI7でコンポジッ&カブリ補正→CS6で2つのコンポ画像を自動整列と変形機能で微調整でコンポ→その後CS6で強調→Nik collection Define2でノイズ低減

暗黒帯萌え萌えで、へび座やこぎつね座の領域は私の大好きな領域ですが、どこを撮影しているかわからないと思うので、たて座からへび座尾部のマップを挙げておきます。