Gum星雲北部パノラマ2017年03月18日 14:21

2015年、2016年、そして今年の2月のデータでパノラマを作成しました。
計画的に撮影したものではないので、パノラマというには少し寂しいのですが、つなげるとわかることもあります。


ここの南中時の状況はこんなかんじです。
当地での南中時で高度は10度少々で、撮影条件は厳しいです。

今年5月末の新月期に、オーストラリア撮影計画を立てています。
どうなるかといえば、薄明終了時点でこんな感じです。
なんと高度40度以上あります。2時間は十分撮影できる高度です。

こんな事を考えて、花粉の舞う夜に、妄想を巡らせています。

Vela SNR 20172017年03月08日 20:43

ようやく先月末に撮影したほ座超新星残骸(Vela SNR)を画像処理しました。

デジカメ撮影なので、レムナント構造を描写するのは限界があります。南中の前後の2時間弱が撮影できる時間になります。今回はツイン撮影での画像を合成しました。低空の赤カブリの補正でHEUIB-II, LPS-D1を使っています。LPS-D1でも酸素輝線を透過させるので、レムナント構造の描写には、問題なかろうということで使っています。HEUIB-IIの玄天は、金欠で未だ入手できていません。O-IIIでの撮影は、前回Sh2-308の撮影で、2時間弱では難しいことが分かっていたので、トライしませんでした。

LPS-D1はH-alphaの強調には有利です。全体の色調は、HEUIB-IIが良くなります。今回は1:1のブレンドで合成しています。酸素輝線の強調には、青と緑の画像を利用してマスクを作成しました。この色調については、ナローバンドの様な色調になりませんでした。

撮影データ: 
BORG77EDII+F4DG Twin System (330mm/F4.3)
Canon EOS6D(SEO-SP4)+HEUIB-II ISO1600 6min x18
Canon EOS6D (Starshop新改造)+LPS-D1 ISO1600 6min x18 (total 216min)
GPD赤道儀(AGS-1S改) M-GEN Kowa 75mm Snake modeでディザーガイド
RAP2でFLAT&DARK→CS6でRAW現像後TIFF変換→SI7とCS6でコンポジット後TIFF化 → CS6で2つの画像をコンポジット→CS6で強調処理

低空対象のSNRの酸素輝線をデジカメでカラフルに出すのは、限界を感じました。今年オーストラリアでここをもう一度撮影できるチャンスがあるので、どうなるか試してみるつもりです。

南天限界 ガム星雲20172017年03月02日 21:55

先日の遠征で撮影したガム星雲の全景です。条件の良い撮影であったので、そこそこ写ってくれました。この写真で最も南端の星はほ座κ星で、南中高度が1度少々です。

撮影データ:Canon EOS60D (Central DS改) ISO1600 LPS-V3 FF使用
Samyang 35mm/F1.4 絞りF3.5 5min x12 (total 60min)
GF-50 ノータッチガイド
RAP2でDARK補正 → CS6でコンポジット→SI7で周辺減光&カブリ補正→CS6で仕上げ

ガム星雲を狙うのに、Samyang 35mm、Canon EF35mm/F1.4LII、Sigma 50mm artなどで考えたのですが、フルサイズの場合V3を使うと後者2つのレンズは、画像劣化がひどくなります。APS-Cでも、EF35mmは相性が悪いようで、従来からのSamyangを使いました。このレンズはフォーカス位置で赤ハロ傾向になるのが少々難点ですが、APS-Cまでなら綺麗な星像となります。

今回1時間の露光時間をとりましたが、大気差のため、水平線近くの星は普通にコンポジットすると伸びてしまい、CS6で丹念にコンポジットする必要がありました。


平日、海遠征へ2017年02月28日 18:08

昨日は、抜けるような青空で大変良い天気になりました。GPV予報も真っ黒、PM2.5も一桁台で、あきらめていた冬物のラストチャンスということで、平日海遠征を強行しました。
前回遠征時は10mを越える南風で、魚眼撮影しかできなかったのですが、今回は微風で快晴でした。到着時刻は8時半過ぎて、セッティングしたり試写でのフォーカスチェックをしたりして、撮影開始は10時前となりました。ツイン撮影で、撮影データを稼いでみました。

12時前には、少し南天低いところに雲が出てきて、対象も南中をかなり過ぎてしまい、撤収しました。
撤収時の南天はこんな感じでした。1度以下の星も見えていたので、条件的には良好かと思います。じっくりと処理してみます。



今年はダメかも2017年02月20日 21:12

昨日は、お昼間は大変好天でした。GPVの予報では、夜は曇ってくるとのことで、逡巡したのですが海へ遠征しました。到着時は快晴でしたが、気温が11度で風が強かったです。あとでアメダスをチェックすると10mを越える風が吹いていたようです。近くの発電風車も勢いよく、ブルンブルンと回っていました。

だめかなと思いましたが、とりあえず直焦点と広角の2セットを出して、撮影開始しました。直焦点のほうは、時々強い風が吹いて、まともなコマがなく全滅でした。

とりあえず車の陰で撮影した広角はなんとかとれました。この時点では、GPV外れてくれるかなと期待したました。
撮影データ:Canon EOS 6D (SEO-SP4) ISO1600
EF 8-15mm/F4 L  15mm 絞り開放 4min x7
スカイメモSノータッチガイド

方針を変更して広角のみで撮影することにしました。
しかし、予報どおりガム星雲が昇ってきたころには、雲がわいてきました。
残念写真です。撤退となりました。

昨日の風は寒くはなかったのですが、花粉まじりの風であったようで、今日は調子が悪い一日でした。今年のガムチャレンジはもうダメかもです。天気と都合が合わないのは、普段の心がけが悪いのでしょうか?