さいだん座からじょうぎ座の暗黒帯2017年06月22日 12:24

前回の記事でここに萌えると言いました。

今回の遠征でAPO Sonnarが撮影できたのは最終日のみでした。それも、ガイドエラー頻発で、データとして使えるコマが少ない状況でした。おまけに絞りも間違えてしまいました。その中で、比較的ましなコマを使い、ここを2フレームのモザイクしたものをアップします。このサイズだとガイドエラーはごまかしがきいています。

画面中央やや下の星雲はNGC6188です。羽を広げたような形が大変綺麗な星雲です。国内からでも、何とか写ります。もう少し広く撮影して、コマ数も増やしたいです。
撮影データ:Canon EOS6D(Starshop新改造) ISO1600 
APO Sonnar 135mm 絞りF4.5 2min x10 南北モザイク(total 40min)
SKYMEMO S ノータッチガイド
RAP2でDARK&FLAT補正→CS6でTIFF化→SI7でコンポジット→CS6でPhotomergeと仕上げ



じっくりと撮影したかったさそり座南部2017年06月21日 21:34

オーストラリア撮影の未処理画像も残り少なくなってきました。

その中で、重量制限のため、広角35mmを持っていくことができなかったのでパンケーキEF40mm/F2.8STMで撮影したものをアップします。いずれにしても、スカイメモが不調であったので、カメラレンズでの撮影は、本当に限られてしまいました。絞りをF4.5まで絞り、周辺像がフルサイズでも気にならない程度にしました。露出は、短時間で撮影しました。まったく不十分な撮影データだったので、放置していました。でも、南天撮影の記念写真になるのと、次回のための撮影計画のデータとなるのでアップします。

これを見ると、エビ星雲からNGC6188付近からさそりに下にのびる暗黒帯に萌えます。コンパス座やケンタウルスα付近の暗黒帯は比較的単調で、赤い星雲も少ないです。

撮影データ:Canon EOS6D(Starshop新改造) ISO1600 
EF40mm/F2.8 STM絞りF4.5 
2min x10 x2フレームモザイク  (total 40min)
SKYMEMO S ノータッチガイド
RAP2でDARK補正→CS6でTIFF化→SI7でコンポジット→Photomege合成後→CS6で仕上げ



オーストラリアと四国カルストの空の違い2017年06月20日 18:38

ほぼ同一条件で撮影した魚眼レンズでの夏の銀河の違いです。

まずチラゴーでの撮影です。
撮影データ:Canon EOS6D(Starshop新改造) ISO1600 
EF8-15mm/F4L 絞りF4.5 3min x4 (total 12min)
SKYMEMO S ノータッチガイド
RAP2でDARK補正→CS6でTIFF化→SI7でコンポジット→CS6で仕上げ

低空まで減衰やカブリの少ない空であることがわかります。

一方、3年前の5月の撮影になりますが、四国カルストで撮影した夏の銀河です。
撮影データ:Canon EOS6D (SEO-SP4) ISO1600 
EF8-18mm/F4L 13mm 絞りF4.5 4min x3
GF-50赤道儀 ノータッチガイド

決して悪い空ではありません。むしろ、さそり南部まで見えているので、条件として良い方です。しかし、低空のカブリと減衰に大きな差がありました。

たて座からわし座、へび座尾部の暗黒帯2017年06月19日 20:49

暗黒星雲が大好きなので、6月の初旬の透明度の高い夜に、この領域を撮影しました。その後は月齢の関係で撮影できなかったり、PM2.5の影響が多くて撮影する気にならなかったりで、このまま梅雨に入ってしまいそうです。

ここの領域の暗黒帯は、複雑な上に、淡いガスが乗っかっているので、大変興味深いです。処理の過程で浮かびあがってくる暗黒星雲に萌えてしまう自分は、ある意味変態なのかもしれません。赤い星雲は少な目で画面下端にSh2-54があります。へび座尾部にはSh2-64もあるのですが、今回の撮像では淡くてわかりません。

今回APO Sonnarは解放で使っています。輝星の無い領域では、解放で使っても問題の無い良いレンズです。多数枚のデータを取るのに、大変有利でした。北半分をメインで南半分は薄明で時間切れとなりました。モザイクしたので、このサイズではあまり影響はなさそうです。

撮影データ:Canon EOS6D (SEO-Cooled 6D) ISO1600 
APO Sonnar 135mm/F2 絞りF2解放  
北側 2min x39, 南側 2min x12, 南北2フレームモザイク(total 102min)
ATLUX赤道儀(AGS-1S改) M-GEM + Kowa 75mm でガイド
RAP2でフラット&ダーク処理→CS6でRAW現像TIFF化→CCD Stackでコンポジット&SI7でカブリ補正→CS6でPhotomegeで合成後、強調と補正処理


派手目に処理したCoal Sack2017年06月14日 20:54

Coal Sackは南十字の隣の暗部で、肉眼でもくっきりと黒く抜けて見える暗部です。

しかし、実際撮影してみると、以外と星が多いです。普通に処理すると、あまり面白味に欠ける感じです。今回、かなり派手目に強調処理してみました。どこまで本当なのか、まったく自身がありません。星も少し汚くなってしまいました。恥ずかしながらのアップです。

BORG77EDII+F4DG (330mm/F4.3)
Canon EOS6D(SEO Cooled 6D; USB 5Vで弱冷却)+Filterなし ISO1600 6min x16(Total 96min)
GP2赤道儀(AGS-1S改) M-GEN Kowa 75mmでガイド
RAP2でFLAT&DARK→CS6でRAW現像後TIFF変換→SI7でコンポジット&カブリ補正→CS6で強調処理