Tamron 35mm F1.4 Di USDをポチ2020年10月22日 18:11

買って4年半になる、EF35mmF1.4 L-IIの片ボケに悩み、ついにTamron 35mm F1.4 Di USDをポチってしまう。純正のよりもはるかに安かった。

早速レンズテストをすることができた。
解放から4隅の画像はコマも少なく、優れたものであった。周辺減光はそれなりにある。

まずは解放F1.4の実写画像
Tamron 35mm/F1.4 Di USM EOS 6D ISO1600 20sec露光
Pixel等倍では次の様になる
周辺減光はあるものの、4隅までコマが少なく点像をキープしている。

ついでF2.8まで絞った画像
Tamron 35mm/F1.4 Di USM EOS 6D ISO1600 80sec露光
Pixel等倍では次の様になる
周辺像はさらに引き締まった。

周辺減光さえ気にしなければ、解放からでも使えるレンズです。実売価格から考えると、きわめてコストパーフォーマンスに優れた神レンズといえるかもしれない。タムロンがSPシリーズ40周年の節目に発売した最上級の描写力を持ったレンズであるという文句に、偽りはないと感じました。


一方、悩んでいるEF35mm F1.4 L-IIもテストしてみました。
絞りF2.8の実写です。
EF35mm F1.4 L-II EOS 6D ISO1600 80秒露光
このサイズだと問題無い様に感じます。
問題のない画面左上の画像です。
当初は、画面四隅とも素晴らしい像でした。

片ボケに悩んでいる画面右下

絞って改善しないところが通常の収差とは異なる。カメラ自体は、上記のTamronと同一で、スケアリングもチェック済です。
とりあえず、一度Canonに相談してみようかとも思います。

EF35mm F1.4 L-IIは、BRレンズを使用し、革新的な技術を投入したレンズであった。当初は、大変素晴らしい性能を発揮していた。それが、2年前くらいから、片ボケに悩まされることになった。BR撮像素子は、硝材ではなく、有機光学材料との事で、レンズ間に配置している。もしかしたら、レンズ保管方法が、横向きにずっと置いていたためかもしれない。BR光学素子の劣化についてネットで検索するが、RB光学素子は、樹脂製でレンズ間に挟み込んでいるので、耐久性は問題ないとの事であった。悩んでいる画像の片ボケは、画面右側の一部のみで、その他は大変シャープである。通常の人物写真などでは、まったくわからないレベルである。
導入直後にYouTubeのよっちゃんのチャンネルで凄いを連発させたレンズですが、現状はイマイチです。

2020年3月21日火球の詳細2020年10月06日 12:10

天界10月号が送付されてきました。
その中で、春の連休に撮影できた火球の詳細が記事になっていました。


自分の覚えで書いたことと若干異なっていました。
連休の快晴の夜であったので、複数の観測記録から詳細が判明しました。天界の記述(*)から、
流星の出現時刻は3月21日AM2:35:11(JST)でした。
最大光度は、自分の目測ではマイナス5等級と考えていましたが、絶対光度マイナス6.4等で、もう少し明るかったようです。
宮崎県日向市の沖、高度92.5kmから発光して29.5kmで消滅したそうです。初速が遅ければ、隕石落下の可能性もあったそうな。
*上田 昌良 宮崎県沖の上空に出現した火球 天界101:342-344 より 

消滅点付近では、光が二股になっており、割れてしまったのかもしれません。

火球は、たまに遭遇するものですが、記録できた事に感謝です。発光点が画面から外れてしまい、役立つ記録にはならなかったようです。

久しぶりの天文ガイド入選2020年10月05日 18:43

お盆休みに山へ遠征した際の天の川の写真が天文ガイド11月号に採用していただきました。
毎度の事ですが、撮影地とお天気に恵まれた写真となります。
天文ファン憧れの撮影地で、しかも夏場としては例外的な好天に恵まれて、得られた写真です。本当に天からの贈り物と言えるでしょう。


これからは寒くなってきて、11月半ばには凍結路が予測されます。月の巡りからは、今月新月期が今年のラストチャンスで、それからあとは海への遠征となります。

はくちょう座尾部2020年09月24日 18:17

はくちょう座尾部をSIGMA 70mm/f2.8 Artで撮影したものをアップします。

なかなか、撮影する機会が少なくて、思いどおりに撮影できないのですが、このレンズは初代のカミソリマクロのシャープさに加えて、色収差がなくなり、とても良いレンズです。70mmという中途半端な焦点距離で、単独で撮るのは困ることが多いのですが、今回はこの領域を切り取りました。



撮影データ:Canon EOS6D(HKIR改造) Auto WB, ISO 1600
SIGMA70mm/F2.8 Art  絞りF4 HEUIB-II filter使用、 3min x16 (total 48min)
GF-50 ノータッチガイド
RAP2 CS6でTIFF変換、SI-8でコンポジット&カブリ補正→ CS6などで処理


南天限界その22020年09月02日 18:37

今日は、先日のお盆の早い時間帯に撮影したさそり座南部の画像をアップします。撮影した8月14日、8月16日のどちらの夜も素晴らしい透明度でした。早い時間帯に、せっかくなので四国での南天限界ということで、さそり座南部を撮影しました。撮影条件が良かったので、高度5度以上のところは、ある程度の描写ができたと思います。

撮影データ:Canon EOS6D(HKIR改造) Auto WB, ISO 1600
Voigtlander APOLANTHAR  絞りF3.5 HEUIB-II filter使用、 4min x12 南北2モザイク (total 96min)
K-ASTEC GF-50 ノータッチガイド
RAP2 CS6でTIFF変換、SI-7でコンポジット&カブリ補正→ CS6でモザイク合成後 強調処理

この夜は、比較的大気光の影響が少ない夜でした。NGC6188も比較的綺麗に描写できています。
この夜の撮像した画像をDPPで見たものをアップします。南天の低空なので、飛行機がいっぱい飛んでいます。元画像でもNGC6188がそこそこ見えるので、四国でのデータとしてはこれまでで、ベストだろうと思います。

参考までに、2018年にオーストラリアで、同一条件で撮影したものがこれになります。
なんの処理をしないでも、とても綺麗に見えます。ヒストグラムのピークもかなり低いところにあります。こういう条件での撮影だと大変楽です。

今年は、豪州遠征できなかったのですが、真夏にさそり南部を撮影することができて良かったです。例年は、さそりやいて座の好機となる6月~8月に好条件で撮影することができません。来年は、是非とも遠征したいと思います。

今回もこれまでの画像処理をしていますが、この夏にマルさんの好意で、PixInsightの画像処理のワークショップをWEB開催してもらいました。まだ、十分理解していないのですが、自由度の高い画像処理ができて期待が持てます。秋の夜長、もう少し勉強をしてみたいと思います。

新型コロナは、徐々に減少傾向で、少しホッとしています。四国は人口も少なく、三密回避しやすいので、ここのところは感染報告が少なくなっています。冬のインフルエンザの時期までは、こんな状態が続くのではと思います。