Samyang 135mm/F2のテスト2017年05月02日 18:44

世間では、SIGMA135mm/F1.8の超高性能が話題となっていますが、やはりお値段が張ります。NIKON D810A用の使えるレンズは、28mm/F1.8 しかないので、4月の東京出張の際に、使う予定のないレンズを2本ほど売却して、このレンズを買いました。おつりが来て、びっくりしました。

これまでの情報では、EDレンズ1枚しか使っていないけれどかなり高性能レンズとの評判です。
あるサイトからのSamynagとSigmaのMTF50のデータを重ねてみました。F2.8では、フルサイズ端で、解像度の少し差がありますが、健闘していることがわかります。この辺に期待して買うことにしました。

さっそくかえって試写してみて、片ボケにがっかりしました。半絞り絞ったF2.5でしたが、画面右側が明らかなピンボケでした。D810Aの7360x4912の高画素の300X300PIXELの等倍なので、かなりシビアな評価でありますが、こんな結果となりました。


さっそく初期不良のクレームをこのデータを添付して送り、交換に応じてくれました。
Samyangのレンズ自体は、本来の性能を発揮すれば、かなり健闘してくれます。なので、Samyangのレンズを買うときは、信頼できる販売店で新品を買うことが大切です。試写してみて、無限遠が出ないとか、明らかな片ボケがあるときはクレームに応じていただけます。中古を買ってはいけないレンズと思います。

送られてきた代替品で、連休二日目の夜に再度チャレンジしました。
F2.8まで絞ってはいますが、片ボケの傾向は大変少なくなりました。この結果を見ると、周辺画像が悪い様に見えますが、フルサイズ最周辺部のみ、こんな感じで画面の95%は良好な点像となっています。

F2.8での周辺減光はこんな感じです。
こちらも最周辺でカクッと落ちる感じです。

色収差は少なめと感じます。高解像度カメラでも、最周辺部を除けば十分使えるレンズと感じています。APOゾナーの方が、当然ながら周辺まできちんと描写できるレンズであり、SIGMAはその上を行っている可能性があるということになるのでしょうか?
でも、価格差を考えると、コストパーフォーマンスに優れていると感じました。D810Aとこの組み合わせでも、撮影してみようと思います。

最後にテストで撮影したJohnson彗星の少し圧縮をかけてリサイズした大き目の画像をアップします。PhotoshopでRAW現像後リサイズのみで、コントラストなどはいじっていません。星像のシャープさがわかるかと思います。
撮影データ:NIKOND810A ISO1600 
Samyang 135mm/F2 F2.8 2.5min
EM200赤道儀 BORG50mm+QHY5LII PHD Guiding




秋の銀河2016年11月07日 18:58

11月に入り、ようやく移動性高気圧が帯状につらなって安定したお天気が来てくれました。とは言え、良く晴れたのは、3日(木)の夜と4日(金)の夜でした。あいにく、金曜も土曜も仕事が入っていたので、午前1時前に撤収となり、オリオン座のほうまでは撮影できませんでした。それでも、雲も流れず気持良く撮影できたのは久しぶりでした。

D810Aを導入したので、手持ちのAF-S 28mm/F1.8Gで撮影してみました。
PhotoshopCS6なので、Camera RAW 9.11をインストールして、Adobe DNG Converterも9.11にすることで、D810Aの処理ができて助かりました。

PhotoshopのほうでRAW現像するとRGBのヒストグラムが見事に重なります。

比較的新しいGレンズの28mm/F1.8でしたが、広角レンズなので、多分コマが出てくると思っていたのですが4隅は比較的良かったです。なのに、中間域が結構流れるという現象が生じます。フルサイズまで使える広角レンズは、超高価なものでないと無理だと改めて感じました。その中で、まだましなほうと思います。


とりあえず、仕上げてみました。思ったほどは、H-alphaが写らないと感じました。
撮影データ:NIKOND810A ISO1600 
AF-S 28mm/F1.8  絞りF4.5 3min x10 (Total 30min)
EM200赤道儀 ノータッチガイド
RAP2でダーク引き→CS6でRAW現像TIFF化→SI7でカブリ補正→CS6で強調と補正処理


Canon EF 35mm/F1.4 L II USM2016年04月19日 18:21

タイトルのレンズをこの前の横浜出張の折に買いました。2本ほど使う予定のないレンズを売却しましたが、追金が結構かかりました。
BRレンズを採用して、色収差やコマ収差の少ないレンズとの事で、天文ガイド2月号の記事を読んだときから、凄く気になっていました。色々なレンズテストを見るにつけ、解放では周辺減光があるけれど、コマ収差は良好に補正されているとの事。ISがないのも、大変気にいりました。ISやOS付きのレンズでは、しばしば不安定な結果で、不安がいつもありました。
最高の光学性能を追求するならば、ISは、ないほうが良いと思います。

レンズは、やはり大き目です。Samyang 35mmと比べて同じくらいです。

今朝は、月没と薄明の間に少しだけ時間があり、天気予報も良さげなので、テストに行きました。
解放での性能を見てみました。
色調を少し補正しただけです。やはり、解放では周辺減光がきつい様です。

気になる四隅の星像はどうかです。
明るい星に少しだけひげが出る程度で、解放でも良好にコマ収差が補正されていることが分かりました。
この後、薄明直前の空で、F2.0まで絞って、さそり座と夏の銀河を撮影してみました。処理ができたら、アップしてみます。
このレンズで、最高の空の下で南天限界を極めてみたいものです。

R200SS + コマコレPHファーストライト2015年07月26日 22:44

当地もようやく梅雨が明けました。
土曜の週末、良い星空でした。少し雲が流れましたが、懸案のコマコレPHのファーストライトができました。
月が残る時間帯でしたが、このコレクターの素性がある程度わかると思います。

ダーク補正なし、フラット補正なし、RAW画像をDPPでJPEG変換した画像です。

撮影データ: Canon EOS6D(SEO SP4) ISO1600 
R200SS + Vixen Coma Corrector PH 3min露光
ATLUX赤道儀(AGS-1S改) Famisco60改+DSI-Pro PHD Guiding

Pixel 等倍画像
ガイドの問題、光軸の問題、フォーカスの問題などあると思いますが、私としては、760mmの焦点距離の写真鏡として十分使えるのではと思いました。

また、時間のあるときに、フラットやダークを取って処理してみます。

CCDT67のテスト2015年03月14日 14:59

水曜夕に晴れたので、小屋でGS-200RC用のRecucerのCCDT67テストしました。
セットアップ後、急に雲がわいて来て、ほとんど撮影できませんでしたが、1コマだけ、それも30秒くらい撮れました。
結論は、事前の情報どおり、APS-Cまででの写野ですが、星像はけっこうシャープです。
このReducerとRC鏡筒の相性の良さは、いろいろな方が書かれている通りでした。
周辺減光はそこそこありそうです。
撮影データ: Canon EOS6D(SEO-SP4) ISO1600
GS-200RC+CCDT67 (1070mm/F5.4) 30sec
ATLUX赤道儀(AGS-1S改) Famisco60改+DSI-Pro PHD Guiding

木曜夜は、当地では快晴となったのですが、残念なことにこの時期多い送別会でした。
飲み会の夜は良く晴れるのジンクス通りでした。
昨夜は、急に透明度が落ちていき、雲もわいてきて断念。
春の系外を撮影するつもりで用意したGS-200RCですが、なかなか撮影できません。

SIGMA24mm/F1.4がもうすぐ発売とのことですが、お値段はやはり10諭吉弱の感じです。これで、昇ってくる夏の銀河を撮りたいですね。色々と物入りで、何かを下取りに出してと思いますが、少しためらいがあります。