2017年を振り返り(機材編)2017年12月30日 16:41

例年の様に、今年一年の機材を主に、反省を込めてまとめてみました。

1月には、3台目の6D(Starshop新改造)を入手しました。これまで6Dを3台入手して使っています。

1台目(SEO-SP4)は落下事故でマウント部に狂いが生じ、スケアリング調整リングを作り、直焦点専用機として活躍しています。2台目は、冷却改造6D(SEO-Cooled)です。冷却6Dは、夏場にはノイズ低減効果が顕著でありがたいのですが、重さとレンズ接点がないので、絞りのコントロールなどが不便であったため、もう一台Starshop新改造の3台目の6Dを入手しました。大変綺麗なカメラでしたが、残念なことにスケアリングチェックで、狂いがあったので、マウント側でシムテープを切って調整しました。

マウント側のネジは、大変渋いので、ふつうに回すとなめる恐れがあります。できるだけ、しっかりしたドライバーを使い、ネジ滑り止め液を併用してはずす必要があります。

以下のサイトの情報から、4本のネジをはずしても、素直にマウントは外れないことがわかっていました。隙間ができるので、そこに真ん中に穴を空けた、シムテープを滑りこまして調整します。スケアリングチェックはレーザーと鏡を使う、よっちゃん方式です。これで、スケアリング調整をして、とりあえず片ボケは改善しました。
6D Mark IIが出ていますが、ノイズ面では6Dと差がないので、現状では、このままで良いと思っています。高解像度のD810Aは、電源問題で海外遠征に持って行かなかったのですが、天文ガイド1月号にUSBパワーコンバーター記事があり、これを参考にして考えてみます。

6D以外には、オーストラリア遠征に備えた小物をいくつか購入
スーツケースにFP32Nを買ったけれど、かなり小さめでした。大事な機材の保護には、少し安心感がありました。

ソフトは以下の2つを導入
CCD Inspector
SI-7をSI-8にバージョンアップ

D810A用レンズなどで
Samyang 135mm/F2
Tamron SP 45mm/F1.8
Takahashi NIKONマウント

PrinterをPro9000からPro10Sへ

最後に望遠鏡やオートガイダー関係です。
SS-one Autoguiderのために、ASI120MMを導入しました。これは、主にM-GENのバックアップとして使っていますが、ガイド精度はM-GENのほうが良いですが、使い勝手やインターフェースはSS-oneのほうが良い感じです。

ということで、GP2にSS-one用Aセット、すなわち自動導入モータとSS-one Autoguider Proを導入しました。
今年の遠征にはGP2にK-ASTECさんのバックラッシュレスドライブのモーターとAGS-1Sの組み合わせで駆動して、PC導入としました。理由は、電源消費量が少ないためでした。しかし、オールインワンのAutoguider Proならば、2軸駆動に加えて、PCレスのスマホのSkySafari経由の無線での導入ができ、オートガイドもできます。またテストして、電源消費量もチェックしていきたいと思います。


その他 HEUIB-II の玄天Pro 52mm
K-ASTECさんからレボルビング装置など

大物なしで、一年我慢しました。その代わりに、南天遠征で撮影機会を増やした状況です。

9月に60歳を迎えましたが、後何年健康に過ごして、星を楽しむことができるか、考えるようになりました。健康年齢が70歳まであったと仮定すれば、後10年しかありません。50代の10年も速くすぎていきました。天文活動的には、再開して、それなりに楽しんできたと思うのですが、仕事とのバランスには苦労しました。体力的にも徐々に厳しさを感じています。

これまでは仕事あっての趣味、趣味と仕事のバランスをとりつつ、楽しむスタンスでしたが、来年以降は、少し仕事をセーブしつつ、もう少しゆっくりとした時間で楽しみたいと考えています。来年4月以降は、パートタイマー兼フリーターとして、働いていく予定となっています。管理職的な部分をそぎ落して、これまでの経験を生かした実務での仕事のみに絞っていくつもりです。

とりあえずの楽しみは、1歳4ケ月となる孫娘の相手をするのが一番です。ジッジと呼んでくれるようになりました。天文活動は、寒さに負けずに、やっていく予定ですが、お天気次第といったところです。

来年は5月と9月のオーストラリア遠征を予定しています。これから、撮影計画をたてて、それに基づいた準備をしようと考えています。

来年も、つたないブログですが、お付き合いいただけたらと思います。
しかし、またヤフーがブログを変えるようなので、もしかしたら平行してやっているもう一つブログとFBに移行するかもしれません。


SS-one Autoguiderで撮影2017年08月23日 20:38

お天気の都合などで、なかなか実戦投入できなかったSS-one Autoguiderでしたが、1年遅れで、ようやく使う機会を得ました。SS-onesショップをのぞくと、フルバージョンのものはSOLD OUTで、Lightバージョンのみが販売されていました。

このAutoguiderの特徴は、スタンドアローンタイプで、色々な付加機能があります。電源はUSB5Vとなります。いつもはM-GENやPHD+QHY-5L IIを使っていますが、M-GENと同じくらい小さいのでサブとして使えるようにしました。
Guide CameraはASI 120MMで、ほんまかさんのところから四角いのを買いました。SS-one original cameraは、感度が低いのと、ガイドポートが無くて、配線が増えるので、ボツにしました。ガイドはCマウントの50mmレンズを用いました。マニュアルを十分読まないのは、悪い癖なんですが、初期設定をした後は、なんとなく使えました。135mmのガイドでしたが、まあだいたいOKと言ったところでした。初期設定を少し変えるともっとよくなるかと思います。
今回これを持ちだしたのは、シャッターケーブルが2本使えることで、夏場のノイズに強いCooled 6DとD810Aをツインでデザーガイドで使うためでした。これも普通に使えました。

撮影風景です。

ガイドのほうは、こんな感じです。


とりあえず、6Dでの撮影したものをアップします。条件がもう一つだったので、できはイマイチでした。
北アメリカとIC1396の間を撮影したものです。
撮影データ:Canon EOS6D(SEO Cooled) ISO1600 
APO Sonnar 135mm 絞りF2.8 2.5min x16 南北モザイク(total 80min)
ATLUX (AGS-1S) SS-one Autoguider + ASI120MM + 50mm Cマウントレンズ Dether 6
RAP2でDARK&FLAT補正→CS6でTIFF化→SI7でコンポジット→CS6でPhotomergeと仕上げ

以下は自分の覚えです。
Paremeter 
Brightness/Contrast → 5/3
Star bright level → 0
Guide Parameters
→ RA/DEC Threshold 0.2 精度を上げたいときは0.1もしくは0
→ Sense Auto もしくは Fixにして0.4 暴れるときは値を小さくする
Moving Average N 初期値:Count 3, Ratio 0.5

Guide Port: ASIカメラのとき、Camera ST4
Calibration Step ~100mmまでは3000ms、長くなれば1000~3000mmへ

Enable Binnig
Gain 25, Exposure 1/2sec, Gamma 5, StarGain 2
No Starのとき、Exposureを延長、Star Brightnessを上げる

Detherの移動量は50mmでは2くらいか?

Pro 10S導入2017年07月08日 18:40

長らく使用してきたプリンターを9年ぶりに更新しました。Pixus Pro9000を買ったのは2008年の夏になります。この間、星の写真と年賀状のプリントのみに使ってきましたが、さすがにプリントにムラが出てくるようになり、寿命と判断し,更新することにしました。

今回導入にあたり、大きなA3ノビプリントは不要と思ったのですが、天体写真のクオリティに合うものとなると選択肢がなく、再び大きなPro10SかPro100Sが候補になりました。いずれ20Kgもあり、一人で持ち上げるのも一苦労でした。

違いは顔料と染料の違いとなります。Pro9000は染料インクで、印刷直後の色と一晩おくとかなり色調の差があり、すぐには印刷の良否がわかりませんでした。
Pro 100Sは染料インク、Pro 10Sは顔料インクとなります。Pro 10Sは、10色もあります。しかし、ランニングコストは8色の100Sと大差ありません。Pro10Sは光沢感は少ないものの、印刷直後の色調で特に変化がないという話を聞いて、Pro 10Sに決めました。Printerは、Wi-fi接続可能で、設置場所がどこにでも良くなりました。とりあえず、じゃまにならないところにしました。
Wifiのセットアップには、結局のところUSBでつないでそこからWifiのセキュリテイキー入力としました。


Pro 9000の時は、よっちゃんのICCプロファイルを送ってもらい、これをずっと使ってきました。
今回Printerの更新で、プリントアウトするとき、どういう設定で皆さんプリントされているのか気になるところです。本当は、カラーマネージメントをきちんとしないといけないのでしょうけれど、その辺はずっとほっとらかしです。

今回、一枚テスト印刷で、Pro9000のICCプロファイルを利用して印刷しましたが、けっこう良好なプリントが一発で出てきました。このままでも良いかな、なんて思っています。


南天遠征用ポタ赤2017年05月04日 21:27

今回の遠征は、南緯17度となります。
撮影対象の多い南天銀河付近は、南の高度50度付近にあり、さそりは高度70度、M17あたりが天頂にきます。ポタ赤の自由雲台で、普通に装着すると、南天極軸を合わせ、南天の方向にカメラを向けるのは困難になります。かといってUnitecのフォークユニットや、赤緯軸ユニットをつけると重くなりますし、それなりにお値段がします。また、お手軽なポタ赤らしくなくなります。

そこで、アイベルのCD-1用の、アングルプレートを介して自由雲台を装着して、それにスライドプレートを付けて、カメラやレンズの重心が回転軸から大きく外れないようにして装着するようにしました。試射での結果は問題ありません。

17度の極軸に対しては、微動マウントを利用して極軸を調整するようにしました。ATMの古いのが、半額程度で出ていたのでポチして使うことにしました。

三脚は、総重量により最終的に決めるつもりですが、手持ちの古いSLIKのマスター三脚にストーンバッグを装着して使う予定です。重量制限内であれば、望遠鏡用のものを持っていきたいです。



L字金具と自転車ボトルケージでウエイト作成2017年04月05日 20:08

南天遠征まで1ヶ月半となりました。準備物の最終調整中です。
重いバランスウエイトを持っていくことは、荷物の重量制限もあるので、ペットボトルなんかを利用してウエイトの代用とされる方が多い様です。

今回私が買ったのは、自転車用のボトルケージでした。大変お安いので、2個買いました。


これとL字金具を組み合わせました。ボトルケージには、ペットボトルや円筒ケースを入れて電池などを入れることを想定しています。
ウエイト軸の先にM6ネジで取り付けました。
ばらせば、荷物にはならないでしょう。
組み立てのため、ねじ回しは持っていかないといけません。所持品リスト作成中です。