梅雨本番2020年07月06日 12:41

ここ数年、梅雨後半のこの時期には、毎年の様に豪雨被害が報じられている。温暖化により、雨の降り方が従来とは違い、線状降水帯が発生して、各地で被害をもたらしている。九州の方が大変な事になっています。
こちらは、そこまで雨は降っていませんが、連日の雨の天気です。やることもないので、過去の画像をいじっては、少し気分をまぎらしています。

たて座のsmall star cloudの北側の暗黒星雲を狙ったものです。青く輝くわし座のλ星からゆるやかなカーブで連なる星の並びが素敵です。M11は、かなり密な散開星団です。

いくつもバーナードナンバーのついた暗黒星雲がありますが、対比するとはっきりしないものもあります。




Sadr付近の散光星雲再処理2020年06月26日 18:12

梅雨も時々中休みしながらのお天気ですが、なかなかすっきりとは晴れてくれません。この時期は、本当はさそりやわし座を撮りたいと思うのですが、今年もとれないままに過ぎてしまいます。

梅雨明けには、はくちょうやそれから北側の撮影になります。ということで、はくちょう座γ星(Sadr)付近の散光星雲を撮影したものを再処理してみました。
暑い時期だったので、キムチ改造の60D(Astro 60D)の撮影です。今なら、Sooled 6DやD810Aの出番になるところです。

HEIUB-IIではなくて、HEUIBの撮影になります。絶版のフィルターですが、色調的には、これが最も好みのフィルターです。

いつもの様にめぼしいものにマークを入れました。
Sharplessさんも、この部分は赤い星雲だらけなので、Sh2-108でひとまとめにしています。それ以外にも、名前のはっきりしない星雲があります。

赤い星雲が主ですが、少し色調の異なる領域もあります。小さな暗黒星雲もあって、アップにしても面白いと思います。梅雨明けには、また狙ってみたいと思います。

今年の撮影計画は、豪州遠征が中止となり、大幅に狂いました。撮影のモチベーションが下がっています。梅雨のさ中で、ポチリニス菌の増殖期でもあり、もーちベーションをアップさせる刺激策が必要です。

今月末のキャッシュレスポイント還元も間近となってきました。
まずは、VIXENのエクステンダーPHをポチしました。
ポイント還元とは無関係ですが、9年間外の観測小屋に置きっぱなしであったEM-200をオーバーホールに出しました。
もう一本レンズをねらいましたが、あいにくお値段が今上昇中で、様子見です。

部分日食2020年06月22日 12:17

昨日の夏至の日は部分日食の日でもありました。

天気予報は、午後からは晴れるとの予報でしたが、雲の南下が遅れ気味で、日食前半は厚い雲越しで、欠けたのがわかりませんでした。最大食分を過ぎて、しばらくした頃から、雲が無くなりました。そこからは終了までは、しっかりと見る事ができました。

太陽面は、ここのところ黒点も無くて、寂しい状況でしたので、軽めの機材での撮影をしました。


18時過ぎには、欠けた部分がどんどん小さくなっていきます。月が太陽の前をよこぎっているのが実感できました。


梅雨のさ中であったので、晴れてくれるとは思わなかったのですが、なんとかこのイベントを見ることができて良かったです。

今回の撮影には、R200SS用の旧式の1.9Xエクステンダーを使用しました。
R200SS用のエクステンダーPHが昨年発売されており、たいそう評判が良いので、6月末のキャッシュレス決済の恩恵をうけることのできる間にと思い、ポチしました。

Serpens Caudaの暗黒帯2020年05月29日 19:06

FBで、AraiさんがSh2-64の領域をアップしていました。

へび座尾部のこの領域は、天の川の暗黒帯に相当します。これを見て、変態領域が大好きな私は、過去画像を見直して再処理をしてみる気分になってしまいました。
まずは、サムヤン35mmで撮影した広角での写真で、夏銀河を見てみると、真ん中も横切る暗黒帯が目立ちます。いて座の少し上に、へび座尾部とわし座があります。暗黒帯というくらいで、普通にとると黒く沈んだ領域です。


上の写真の枠内を
APO Sonnar+6Dで撮影したものが下の写真になります。


一見すると何もないような領域ですが、淡いガスがかぶって、青いvdB123なんかの存在に加えて、淡いガス状の星雲が全体に淡く存在するのが、わかります。Sh2-64は、赤い星雲ですが大変淡くて、ノーフィルターではかなり厳しいと思います。

vdB123やLDN 583, LDN 588などをBORG 77ED-II で撮影したものをさらに、トリミングしたものがこれになります。2016年に撮影したものですが、StarNet++やDenoise AIなども、使ってみて、再処理しました。
Araiさんは、怪しげとかばっちいとか言われていますが、いわゆる変態領域と言えるでしょう。
この南側にSh2-64があります。こんなところを注目するマニアは少ないでしょうけれど、ぜひともチャレンジしたい領域です。



ω星団とケンタウルスA2020年05月25日 19:09

5月も下旬になりました。2ケ月も前の画像を処理しました。
3月の海遠征の際に撮影した、ω星団とケンタウルスAです。日本では南天低いので、好条件で撮影できません。例年は春先に、遠征した際に撮影しております。オーストラリアにいくと真上で、ついつい撮影するのを忘れています。

国内では、高度のある時間帯でないと、低空のカブリで色が赤くなってしまいます。また、低空の大気差もあって、コンポジットの際は気をつける必要があります。

NIKON D810AISO1600 Auto WB
WO RedCat 51 Fl=250mm F4.9 No filter 3min x16 (Total 48min)
VIXEN GP (AGS-1X) M-GEN Kowa 75mmでガイド
RAP2 CS6でTIFF変換 SI-7でコンポジット&カブリ補正→ CS6で処理

Red Catは、すごくシャープです。元画像の50%の拡大でそれぞれをピックアップしました。