こぎつね座の暗黒星雲(再処理)2019年08月16日 19:32

2016年に撮影したこぎつね座の暗黒星雲をStarNet++を利用して再処理しました。この領域は、暗黒星雲と青白い反射星雲のからみが大変綺麗な領域です。
画面右下のCoathagerの星ならびも、青い反射星雲(LBN130)により華やかとなっています。
暗黒星雲とH-alphaの絡みも萌えるのですが、この様な領域も大変萌える領域です。

撮影データ:Canon EOS6D (SEO-SP4) ISO1600
BORG 77ED-II + F4DG twin system
HEUIB-II で6min x4,Filterなしで 6min x4 総露出時間48分
ATLUX(AGS-1S改) M-GEN+Kowa75mmでsnake modeでのデイザーガイド
2016年6月撮影した画像をStarNet++を利用して再処理
暗黒星雲を青い反射星雲を強調

LDNナンバーをCartes du Cielを利用して重ねてみました。


少し露出時間が短いので、再度チャレンジをしようと思っているのですが、なかなか夏場の透明度の高い空に巡り合えません。
ここと、もう2ケ所くらいを夏場に撮りたいと思っているのですが、8月も半ばを過ぎてしまいました。


さそり座西の暗黒星雲2019年08月09日 19:28

昨日は立秋だったそうですが、今日もとても暑い一日でした。立秋もすぎて、暦の上では秋とか、残暑見舞いでないといけないとか言われるのですが、暑さのピークを過ぎて、これから少し秋の気配が感じられる時期という事なんだろうと思います。
暑くて、モチベーションの上がらないお天気が続いています。台風もお盆にかけて接近するとかで、今後のお天気に気をつける必要があります。

今日アップするのは、4月に撮影した画像のなかで、未だアップしていなかったものになります。
さそり座の西側で、おおかみ座、じょうぎ座付近の暗黒星雲です。
華やかな散光星雲とは違う魅力があります。南天の暗黒星雲にはSa (Sandqvist) やSL(Sandqvist and Lindroos)などの番号が付されるものが多いです。その他、無名のものもあるようです。
この様な対象は、地味なんですが、変態マニアは萌え萌えです。
しっかりと撮影してモザイクしたかったのですが、APO Sonnarの場合、構図の回転が難しいです。本来はレボルビング装置を併用して回転すべきでしたが、重量制限で持っていけませんでした。レンズのバンドを利用して回転させると、微妙にフォーカスやスケアリングの狂いが出てモザイクになりませんでした。南天で安定した撮影するのは、なかなか大変です。
画像データ:撮影データ:APO Sonnar 135mm/F2 絞りF2.8
Canon EOS6D(HKIR改造) Filterなし AutoWB ISO1600 2.5min x16  (total 40min)
GF-50でノータッチガイド
RAP2でダーク&FLAT→CS6でRAW現像後TIFF→SI8でコンポジット→CS6で強調

覚えのマーク入れたものです。

来年の撮影のためのMapです。
こうしてみると、銀河周囲にはいろいろな対象があるものです。
来年の遠征では、さそり座をしっかりと撮影したいと思っています。



StarNet++を利用したさそり座頭部2019年08月01日 19:14

4月に撮影したさそり座頭部の今頃になって画像処理しました。画像処理の達人がたくさん画像をアップしている領域であり、オーストラリアまで行って、これだけかと言われそうです。言い訳になりますが、4月の遠征では、さそり座はしっかりと撮る対象ではありませんせんでした。6月の2回目の遠征でしっかり撮影する予定であったので、撮影枚数も少な目でした。また、解放で撮影したため、少し画面左側のフォーカスが甘くなっています。

今回の処理には今話題のStarnet ++を使いました。大きな画像はPCの負担が大きいようなので、小さくした画像に、星を消した画像を作り、それを少し元画像にアレンジを加えました。

処理画像はこれです。

撮影データ:APO Sonnar 135mm/F2 絞り解放
Canon EOS6D(SEO SP4 COOLED 6D) Filterなし AutoWB ISO1600 2min x17 (total 34min)
GP-D赤道儀(MTS-3仕様) M-GEN Kowa 75mmでガイド
RAP2でダーク&FLAT→CS6でRAW現像後TIFF→SI8でコンポジット→CS6で強調
外気温15℃くらい、7.5Vで弱冷却追加
今回はCS6の処理画像を1920x1280に縮小して、StarNet++で星消し画像を作成
星消し画像を少し強調したものを比較明で合成して透過度を調整しました。たぶん色々なやり方があるのでしょうけれど、安直な方法でやってみました。


以下が星消し画像です。

コマンドラインを使うといことでしたが、さほど難しいものではありませんでしたが、Astroimaging Processing Tipsの動画が大変わかりやすくありがたかったです。
今はやりのAIを使った画像処理ツールで大変興味深かったです。私たちの仕事の世界にも、AIの画像処理ツールが導入されており、いろいろな用語がとびかっています。

黄道光の中を昇る金星と水星2019年07月22日 18:16

4月のWaddiで撮影した画像になります。
明け方の黄道光が明るいのにはびっくりします。
その中を金星と水星が昇ってきているところを撮影しました。
水星を撮影するのは、久しぶりでした。

撮影データ:Canon EOS6D (HKIR改造) ISO1600 Auto WB
EF35mm/F1.4l-II Filterなし 絞りF2.8 露出時間 30sec x12 (total 6
min)  比較明合成

北天では、iStarsというソフトで、黄道光をシミュレーションできますが、南天の設定ができません。Stellariumという星図ソフトには、黄道光の設定があります。これで、シミュレーションした画像が下のものになります。


天の川アーチ2019年07月16日 18:43

天の川が中心が頭上にくる南天での天の川アーチの写真をアップします。対角魚眼よりも少し広めの14mmで撮影しています。
いて座の天の川中心は大変明るくて、これが天頂に来る時間帯では、白い車に手をかざすと、はっきりと影が映ります。天の川も背景の暗さに比し、とても明るくて濃淡もはっきりしており、これを見るために南天に通っています。夏の天の川アーチを見るのには、4月から7月が好機となります。
日本では、梅雨がある上に短い夏場の夜のため、せっかくのさそり座やいての銀河もゆっくりと撮ることができません。梅雨時というで、4月の未処理画像をあさっています。

撮影データ:Canon EOS6D (SEO SP4改) ISO1600 Auto WB
EF 8-15mm/F4 L Fisheye 14mm 絞り解放 露出時間 4minx8 (total 32min)
K-ASTEC GF-50 ノータッチガイド