きりん座-ペルセウス座-ぎょしゃ座境界付近2020年11月17日 18:33

きりん座、ペルセウス座、ぎょしゃ座の境界には、淡いSharplessナンバーの散光星雲、暗黒星雲、散開星雲が点在する領域です。秋から冬の銀河のはしっこの地味な変態領域です。今回は新旧のSonnar135mmのツイン撮影で長時間露光で撮影してみました。画像処理技術が拙いので、なんとか時間でカバーしてみようという事でした。
一つは、APO Sonnarに投げ売りとなった77mmのKenko LRP Type2を入れたものです。もう一つは、旧型のZeiss SonnarにSTC Astroduo narrow band filterを装着して撮影しました。

超新星残骸と言われているSh2-221の青いところが少しでも出ないかと思ったのですが、デジ一の6Dには難物でした。

撮影データ:
#1 EOS 6D (SEO Cooled) ISO 3200  
Sonnar 135mm/F2.8 絞り解放, STC Astroduo narrow band filter 7min x 34 (Total 238min)
#2 EOS 6D(HKIR改) ISO 800
APO Sonnar 135mm/F2 絞りF2.8, Kenko LRP Type2 7min x34 (Total 238min)
ATLUX赤道儀(AGS-1S改) M-GEN Kowa 75mmでガイド
気温7℃
#1,#2の画像をRAP2, SI7, CS6で強調処理、ブレンド比率を#1を70%、#2を30%で合成

いつものように主な対象にマークをいれました。

綺麗かと言われると、なんとも言えないのですが、寒い中4時間かけて撮影したので、アップします。

変態領域なので、広角で撮影したものもマップとして入れておきます。

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