黄道光の中を昇る金星と水星2019年07月22日 18:16

4月のWaddiで撮影した画像になります。
明け方の黄道光が明るいのにはびっくりします。
その中を金星と水星が昇ってきているところを撮影しました。
水星を撮影するのは、久しぶりでした。

撮影データ:Canon EOS6D (HKIR改造) ISO1600 Auto WB
EF35mm/F1.4l-II Filterなし 絞りF2.8 露出時間 30sec x12 (total 6
min)  比較明合成

北天では、iStarsというソフトで、黄道光をシミュレーションできますが、南天の設定ができません。Stellariumという星図ソフトには、黄道光の設定があります。これで、シミュレーションした画像が下のものになります。


天の川アーチ2019年07月16日 18:43

天の川が中心が頭上にくる南天での天の川アーチの写真をアップします。対角魚眼よりも少し広めの14mmで撮影しています。
いて座の天の川中心は大変明るくて、これが天頂に来る時間帯では、白い車に手をかざすと、はっきりと影が映ります。天の川も背景の暗さに比し、とても明るくて濃淡もはっきりしており、これを見るために南天に通っています。夏の天の川アーチを見るのには、4月から7月が好機となります。
日本では、梅雨がある上に短い夏場の夜のため、せっかくのさそり座やいての銀河もゆっくりと撮ることができません。梅雨時というで、4月の未処理画像をあさっています。

撮影データ:Canon EOS6D (SEO SP4改) ISO1600 Auto WB
EF 8-15mm/F4 L Fisheye 14mm 絞り解放 露出時間 4minx8 (total 32min)
K-ASTEC GF-50 ノータッチガイド



さそり座南部に広がる暗黒星雲と散光星雲2019年07月12日 19:03

さそり座南部にあるIC4628(えび星雲)とさいだん座のNGC6188は、日本からは低空で撮影の難しい対象になります。オーストラリアで撮影すると天頂にくるので、逆に構図がとりづらい対象ですが、抜けの良い画像で、あまり処理しなくとも綺麗に写りびっくりします。

赤い星雲も魅力的なのですが、暗黒星雲フェチの変態には、この廻りの暗黒星雲にも萌えてしまいます。名前のあるもの、ないもの色々と交錯しています。しっかりと撮りたいところですが、少しフォーカスが甘くなったり、スケアリングエラーで、処理をためらっていたのですが、梅雨時ということでモザイクで少しごまかしました。

画像データ:撮影データ:APO Sonnar 135mm/F2 絞りF2.8
Canon EOS6D(HKIR改造) Filterなし AutoWB ISO1600 2.5min x16 東西2枚モザイク (total GF-50でノータッチガイド
RAP2でダーク&FLAT→CS6でRAW現像後TIFF→SI8でコンポジット→CS6で強調

とりあえずめぼしいものにマーク入れました。


西に傾く南十字2019年07月07日 11:16

南十字は、小さな星座ですが、明るい星から構成されたゴージャスな星座です。オーストラリアやニュージーランドの国旗にも描かれています。
夏の銀河が昇ってくる頃にはイーターカリーナなんかと一緒に西に傾いていきます。日本から見えない星のハイライトともいえる領域で、西に傾いていくと、何か寂しく感じます。

低空は、大気光のため、層状のかぶりが出ています。
画面の右上に明るい星のように見えるのは、ω星団です。もちろん肉眼でも見えるのですが、その大きさから写真写りはすごいです。

撮影データ:Canon EOS6D (HKIR改造) ISO1600 Auto WB
EF35mm/F1.4l-II Filterなし 絞りF2.8 露出時間 2.5minx10 (total 25min)
K-ASTEC GF-50 ノータッチガイド

天文ガイド8月号に採用2019年07月06日 17:43

今年4月のWaddi Farmで撮影したVela SNRが採用してもらえました。

思い入れのある領域なので、ほっとしました。これまでも、国内やオーストラリアでチャレンジしてきたのですが、O-IIIのチリチリが出なかったので、冷却CCDでのナローでないと無理なのかなと思っていたのですが、Dual bandのナローフィルターが発売となり、早速入手しました。デジ一での国内撮影のテストでも手ごたえがありました。4月のWaddiでは、薄明終了時にほ座は天頂にあり、撮影時間も十分取ることができ、チャレンジしたものです。
当初、H-alphaとO-IIIのDual bandだと、AOOのような感じになるかと思っていたのですが、そうでもないようで、H-alphaが少し淡くなったり、星色が単調になるので、どうすべきか考えているところです。
今回採用してもらった作品も、Duo-narrow band filterとHEUIB-IIのブレンドしたものです。もう少し工夫が必要かなと感じていますが、とりあえず採用されてよかったです。


来年もまた、行くことにしています。次回は、もう少し広く撮影したいと思っています。