ぎょしゃ座付近の銀河2017年12月25日 21:39

先週木曜の夜、少しだけ晴れたので、広角で撮影しました。
ぎょしゃ座付近の銀河をEF35mm/F1.4 L-IIで適当に撮ってみたものです。点在する散光星雲、複雑にからむ暗黒星雲や分子雲など、やはり天の川領域はどう撮っても面白いと感じます。この南には冬の銀河がつながっていきます。また、良い空の下で、じっくりと撮影したいと思います。

撮影データ Canon EF35mm/F1.4L II 絞りF2.2
Canon EOS6D(Starshop新改造) 90sec x30 (Total 45min)
 ATLUXノータッチガイド
気温 2度
RAP2でDARK→CS6でRAW現像後TIFF変換→SI8でコンポジット&カブリ&周辺減光補正→CS6合成後強調処理


なかなか仕事とお天気の噛み合わない日々が続きます。もうすぐ今年も終わってしまいます。

エンゼルフィッシュ(Sh2-264)2017年12月12日 19:50

12月になりましたが、寒い日が続いています。ラニャーニャが発生しているようで、これが11月後半からの寒さの原因との事です。冬型の天気になると、寒気の吹込みのため、当地では雲が多くて撮影することができません。先月撮影したデータを処理しました。

欲張って背びれ部分とエンジェルの餌(Sh2-263)を入れた構図としたのですが、大変不安定でした。ツインの片方は、固定不良のためかガイドエラーを生じ使えませんでした。

撮影データ: BORG77EDII+F4DG (330mm/F4.3)
Canon EOS6D(SEO SP4) HEUIB-II Filter使用 ISO1600 6min x18(Total 108min)
ATLUX赤道儀(AGS-1S改) M-GEN Kowa 75mmでガイド

これでは、残念画像でアップするのをためらっていたのですが、2014年の画像データを使うことにしました。
合成したものが下の画像です。


なんとか継ぎ目もわかりにくくなりました。


オリオン右手付近の散光星雲2017年12月05日 21:16

華やかなオリオン座ですが、ふたご座との境界付近、右手にあたるところに小ぶりの散光星雲がいくつかあります。

モンキー星雲はそのユニークな形状と明るさから有名ですが、その南にも愛らしい団子三兄弟の様な星雲があります。本当は5兄弟の様ですが、ぱっと見は三つが目立ちます。その下方に、Sh2-261があります。その近くには、暗黒星雲もあります。

撮影データ ①: BORG77EDII+F4DG (330mm/F4.3) ツイン撮影
Canon EOS6D(SEO Cooled 6D + SEO SP4) HEUIB-II Filter使用 ISO1600 6min x8 x2(Total 96min)
ATLUX赤道儀(AGS-1S改) M-GEN Kowa 75mmでガイド

撮影データ②(2014年12月撮影): Canon EOS6D(SEO-SP4) ISO1600
BORG77EDII+F4DG (330mm/F4.3)+フィルターなし  6min x12(Total 72min)
ATLUX赤道儀(AGS-1S改) Pencil BORG+DSI-Pro PHD Guiding

①と②とも
RAP2でダーク&FLAT→CS6でRAW現像後TIFF→SI7でコンポジット&カブリ補正→CS6で合成後仕上げ

星雲名です



ε160でM332017年12月03日 11:27

例年M33を撮っています。撮影システムのチェックとして撮りました。やはり、ε160(fl = 530, F3.3)は大変良い鏡筒です。新補正レンズだと40mmのイメージサークルで15ミクロン以下の星像となります。

一方、同じくらいの焦点で使うことの多いBORG125SD+F4DG(fl = 488, F3.9)では、40mmのイメージサークル10ミクロン以内に収まるとされています。実写した印象では、εはこれと同じくらいの星像と感じます。屈折のほうが、取りまわしが楽であることや、光軸調整に気を遣わなくても良い点、フラットが作成しやすいなので、メリットがあります。色収差に関しては、反射光学系のεのほうが少ないと感じます。中央遮蔽があるので、明るさは同じ程度で、実力的には、ほぼイーブンかなと思います。

今回アップするのは、今回撮影したデータが少なくてノイジーなので、以前BORG125SDで撮影したデータを重ねました。実際重ねてみて、微恒星の星のサイズは同じくらいでした。

撮影データ1:タカハシε160(新補正レンズ)
NIKON D810A Filterなし ISO1600  6min x4 
ATLUX赤道儀(AGS-1S改) SS-one Autoguider BORG50+ASI120MM
撮影データ2(2010年9月撮影):BORG125SD + F4DG 10min x4
Canon EOS 50D (Central DS改) ISO800 HEUIB FF使用
EM200(AGS1-X仕様) DSI-Pro+PHD Guidingでのオートガイド
RAP2 → CS6でTIFF変換 → SI-7でコンポジット&カブリ補正 → CS6で合成後補正、トリミングしています

自分で光軸調整して、本来の性能を引き出した鏡筒で、ちゃんと撮影できる状態を確認で来たことが良かったです。フォーカスは、D810Aの拡大できるライブビューとバーチノフマスクで、ピントの山はわかりやすいと感じました。上級のε180EDはF2.8と明るく、フォーカスが大変シビアですが、160はそこまでシビアではなく、光軸の追い込みのほうも、自分レベルは、こんなものかと思います。
こういうメジャーな対象は、これまでにたくさんの作例があるので、システムの評価にはぴったりでした。


NGC7822, Ced214, Sh2-1702017年11月28日 12:25

クエスチョンマークをつくる散光星雲です。
先日の晴れ間の早い時間帯に秋物の最終ということで撮影してみました。透明度の関係か、HEUIB-IIのためか、赤い部分は良く出てくれるのですが、その他の色調はイマイチでした。

BORG77ED-II + F4DGのツインスタイルは、安定しているので、淡いもの撮影には大変役立ちます。フィルターを同じにして撮影しているので、単純に2倍データが得られます。もう少し面白い使い方はないかと考えてしまいました。

BORG77EDII+F4DG (330mm/F4.3) ツイン撮影
Canon EOS6D(SEO Cooled 6D + SEO SP4) HEUIB-II Filter使用 ISO1600 6min x15 x2(Total 180min)
ATLUX赤道儀(AGS-1S改) M-GEN Kowa 75mmでガイド
気温6℃
RAP2でFLAT&DARK→CS6でRAW現像後TIFF変換→SI7でコンポジット&カブリ補正→CS6で合成後強調処理