Wifi接続でBYEとAPTを使う2016年09月07日 19:17

相変わらずの蒸し暑い天気が続きます。撮影手順の見直し中です。
遠征先と小屋での撮影とも撮影手順をできるだけ統一していきたいと思っています。

撮影時に使用するSoftは以下の通りです。いまさらながら、勉強不足であったと感じています。
大変便利なソフトが有償無償で、出回っていました。

極軸合わせはPole Masterです。PoleNaviも良さそうですが、せっかく買ったのでこのままです。
南天にも対応しているようです。
自動導入をSuperStar Vまたは、SN9ですが、SN9はやや重いかんじ。SSVはモザイク機能もありますが、撮影の連動までは残念ですができません。
オートガイドはPHD ServerをONにしておきます。

撮影ソフトをBackyard EOSかAstro Photo Toolでいきます。
どちらのソフトもWifi接続した6Dをコントロールできました。

以下はBYEの使い方の自分の覚えです。
Wifiの設定は6D側でしておきます。

PCを立ち上げて、6DをスイッチをONにすると自動的にEOS Utilityが起動
起動したEOS Utilityを閉じます。
BYEを立ち上げます。Connect6DはCanon215で接続(DIGICの世代で異なります)
Camera Informationで BULB  ISO1600 RAWやBatteryの状態を確認
Frame&FocusでLIVE VIEWになります。拡大のウィンドーがあり、それでフォーカスをします。色々とお助けモードがついています。
Dither ONです。Settingで、起動時ONにしておきます。

Capture Plan Centerで 撮影プログラムを入力。
撮影対象やフィルターの名前も入力できます。
Delayは撮影開始までの遅延時間でPauseはインターバルの様です。

Start Captureで撮影開始

とりあえず、最低限はこれでいけそうです。Wifiの安いルーターを使っています。
ACアダプターの電圧を確認して、遠征先でも使えるように考えました。

APTは、ほぼ上記の機能はすぐに使えそうでした。その他にも、多機能でもう少し勉強したいと思います。
Plate solvingがPCにトラブルなくスムーズに使えそうだったら、APTを使っていこうかなとも思っています。
BYEをまずは、トライアル期間しっかり使っていこうと思います。
なんとか、晴れて欲しいですね。


コメント

_ yatsu ― 2016年09月14日 22:22

NIKON1957さん、こんばんは。

私は、未だにピント合わせはカメラボディのライブビュー、撮影はタイマー付きリモコンです。Backyard EOSの使い方の覚書、たいへん参考になりました。私はPCがとても苦手なのですが、少しずつ必要な技術は取り入れねばと思っております。

気が早く、来年の南天に思いを馳せております。もし、行けるとすれば、せっかくですからサソリ座よりもっと南の領域を撮ってみたいです。天文ガイド2014年8月号に入選されたNIKON1957さんの「南天限界」にはとても興味があります。光学系を記載しておられませんが、差し支えなければ教えていただけないでしょうか?
それにしても、国内からNGC6188となると、大気差も相当ありますでしょうし、極めて難しい対象ではないでしょうか。本当に素晴らしいお写真だと思います。僕にはオーストラリアででないと写せないと思います。

大気差といえば、南緯17度のチラゴーでは、天の南極が3分ほど浮き上がるようです。今年7月のチラゴー遠征では、極望で「天の南極」を導入した後、赤道儀の傾斜を3分減らすようにいたしました。極望視野のなかで【3分を見積もる目印】が必要でしたので、遠征に先立ってビクセンに問い合わせ、図面を作っていただきました。その効果かはわかりませんが、小さなAP赤道儀に焦点距離255mmを載せて、7分露光で、ガイドエラーは1枚もありませんでした。(M-GENで自動ガイドしているので、大気差補正は必要なかったのかもしれませんが、自己満足しております。)

条件が良いアメリカの日食を諦めるのは辛いですが、またチラゴーの空を見たいという気持ちが強いです。

_ NIKON1957 ― 2016年09月15日 19:05

BYEは、PCを使うのであれば、大変便利なツールと感じています。一つはPC制御で、もう一つはM-GENでの撮影をする様に考えています。私も、特にPCが得意というわけではありませんが、効率的に撮影できるように勉強中です。
NGC6188は、Central DSの60DにLPS-V3を入れて、BORG77EDII+F4DG (330mm/F4.3)で撮影したものです。南中高度は7度くらいで、難物でした。撮影条件が揃わなければ、四国では大変難しいと思います。今月の天文ガイドのコメットファイルに鹿児島のてげてげさんが、パンスター彗星と一緒に撮影したものが入選していましたが、国内作品は大変少ないです。8分露光では、大気差での星の伸びはほとんどありませんでした。
来年の日食ツアーは事前の予想どおり、今のところツアー料金が高騰して、70万~80万との事で、3分の皆既に払う値段としては、少し高すぎると思いました。チラゴーは行くつもりですが、アメリカの皆既日食は、少なくともツアーで行くことは考えていません。

_ yatsu ― 2016年09月17日 13:36

NIKON1957さん、こんにちは。

ご回答をいただき、ありがとうございます。NGC6188の撮影機材、たいへん参考になりました。フルサイズ換算でFSQ-106の主焦点撮影くらいの視野ですね。
天文ガイド・コメットファイルでてげてげさんのNGC6188+彗星のお写真を拝見しましたが、素晴らしいお写真だと思います。同じお写真をてげてげさんのブログでも拝見しましたが、天文ガイドの印刷はかなり赤っぽいですね。(僕のエビ星雲もかなり色が違っております。)
そういえば、今回のチラゴーでご一緒した徳島のHさんも、さいだん座付近のお写真に彗星を写し撮っておられました。

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