来年の事2016年09月22日 17:20

なかなか来年の日食ツアーの料金の発表がなかったのですが、どうも高騰しているようです。
星ナビ協賛は、748,000円~928,000円とか、天文ガイド協賛のほうは未だ不明。

安いので、1960ドルなんてのがあったのですが、現在キャンセル待ちとか?
3分の皆既日食に対して、少し高すぎじゃないでしょうか?個人で、米国往復の飛行機とレンタカー、モーテルを押さえて行くほうが良いかもしれません。皆既 食は、米国の広い範囲であり、特に空の暗さとは関係なく、晴天率が重要になります。米国の西部の砂漠地帯なら、晴天率も治安も問題ないでしょう。皆既帯近 くのメジャーな空港までの飛行機を早めにキープすると良いと思います。FBでも、その方法を取られている方がおられました。

私ですが、当初日食に行くつもりでしたが、3分に対しての代価が少し高いなと感じています。また、今年のNZ遠征の写真を見て、南半球への思いが強くなってしまいました。
今月号の最優秀作品は、大学時代の天文学研究会の後輩の作品になります。この作品はチラゴーで撮影されたものですが、昨年この天文研のメーリングリストか ら、オーストラリア(チラゴー)遠征ツアーの案内があったのですが、その時期はたぶん忙しくて無理と判断し、泣く泣くあきらめました。しかし、ここまで日 本の天気が悪いと、仕事を少しセーブしてでも、出かける気になりました。うれしいことに、来年も行くとの案内をもらいました。ということで、来年はアメリ カではなく、オーストラリアのチラゴーに行くことにしました。

今月の天文ガイドの記事にもありましたが、大変良い空が待っているようです。
南緯17度ということで、さっそく一つ目の機材を調達しました。もっていく赤道儀は一つはK-ASTECのGF-50にしています。これに組み合わせるXY50のオプションに15度プレートがあり、これを調達いたしました。ポタ赤の精密な極軸合わせには大変便利なものです。

もう一つは、小さめの赤道儀にしようと思っています。不慣れな空なので、自動導入ができるものが良いと考えています。晴れないのと、忙しいのとで、実戦投 入できていませんが、SS-One改造したV-1赤道儀を考えています。三脚については、重さを計算して、できるだけ軽いものでいくつもりです。
天気の悪い秋分の日の、来年の事を考えてあれこれと妄想しています。


コメント

_ yatsu ― 2016年09月24日 17:48

NIKON1957さん、こんにちは。

私は、チラゴーか日食かまだ決めかねております。(私の職場では、一年に長期休暇は1回しか取れず、両方の遠征は不可能です。)

今年のチラゴー遠征機材は、AP赤道儀、三脚、小型望遠鏡(FS-60CB)、カレラレンズ3個、オートガイダー(M-GEN)、カメラボディ2個、バッテリー3個といったところでしたが、衣類を含めると大型スーツケース2個(19kg×2)となってしまいました。せっかくの空ですから、1セットだけの撮影ではもったいないので、赤道儀+三脚をもう1セット持ってゆきたいところですが、機材や荷造りにかなり工夫が必要と感じております。

もしご一緒できましたら、現地でのご指導よろしくお願い致します。

_ てげてげ ― 2016年09月25日 00:13

NIKON1957さん、こんばんは。
2009年のトカラ皆既日食に行けなかったのでアメリカ日食に行くぞと7年間思っていましたが、諸事情により早くもいけなさそうな感じです。
70万overも出すなら豪州に2,3回行けますね。日本と違う星空は新鮮ですよ。

何人かのツアーで行くのなら、多少の重量オーバーも大丈夫なのではないでしょうか?
初めて豪州に行ったときは帰りの飛行機で重量オーバーで止められ、偶然シンガポールの空港で出会った大学の同期に荷物を持ってもらい助けられた思い出があります。
お土産の重量を考慮していませんでした。

_ NIKON1957 ― 2016年09月25日 10:21

yatsuさん、おはようございます。
今のところ、5月最終週の予定で4泊6日で、チラゴーの夜は3泊との事みたいです。無理を言えば、8月の日食にも行けないことはないのですが、日食はまたの機会とすることにします。
機材については、余分な料金を払ってでも、仕方がないかと思っています。なんとか、2台体制でいきたいところです。

_ NIKON1957 ― 2016年09月25日 10:30

てげてげさん、おはようございます。
2009年は、中国の杭州まで行きました。そのときは少し薄雲は出たのですが、皆既のときはコロナやプロミネンスも見ることができました(http://blogs.yahoo.co.jp/nikon1957/39641190.html)。 クリアな空で皆既日食を見てみたいと思うのですが、色々なことを天秤にかけると、南天にいく事にしました。
ふだんの海外出張では、スーツケースは余裕たっぷりですが、今回はかなりシビアな計算が必要と覚悟しています。

_ yatsu ― 2016年09月26日 19:16

NIKON1957さん、こんばんは。
やはり、チラゴーは2台体制で行かれるのですね。私も、チラゴーに行けるなら、重量を再検討してみたいと思います。その前に、スカイフラットから卒業することが先決ですが・・・。

日食ですが、私はいまだに完璧なものを見れていません。
 2009年、奄美大島 →雨で全く見えず
 2010年、イースター島 →体調を崩し、出発三日前にドタキャン(現地は晴れ)
 2012年、ケアンズ →第二接触後に雲間に少し見え、第三接触前にまた雲隠れ
 2015年、スバーバル諸島 →終始、薄雲の中
いつか完璧な日食を見てみたいものです。

_ NIKON1957 ― 2016年09月27日 12:21

yatsuさんも、何度が日食遠征されたのですね。メジャーな地域で日食が起こると、うれしいのですが、なぜか辺境の地で起こるように感じます。今回の北米は、その中ではアメリカを横断するように皆既帯があり、私も何年も前から楽しみにしていたのですが、なぜか色々なオプションをつけて、庶民価格から外れてしまっています。
航空券とレンタカーと宿を抑えて、自分で行くことも考えてしまいます。しかし、時差や不慣れな右側通行やら考えると、還暦が近くなり、おっくうになっています。

_ yatsu ― 2016年09月28日 22:01

NIKON1957さん、こんばんは。
私が天文の趣味を始めたのは2014年からですが、日食の遠征はそれ以前から挑戦しておりました。来年のアメリカの皆既日食は何年も前から必ず行くと決めていたのですが、今年行ったチラゴーの空が忘れられず、気持ちが揺らいでいます。アメリカかチラゴーか、どちらにするか本当に悩ましいです。
ツアーに参加しない単独遠征は大変だとは思いますが、アメリカ日食はせっかくの好機ですから、もし休暇のご都合がつくのでしたら、チラゴーとアメリカ両方行かれたらいかがでしょうか?(そう言う私はどうしても休暇が取れません。)

_ NIKON1957 ― 2016年09月29日 08:20

アメリカは便利ですが、やはり時差14時間はつらいです。その点、NZやオーストラリアは時差がほとんどないので、体が楽だと思います。
アメリカに行くと、行って時差でメロメロで、慣れてきたころに帰り、帰国後もメロメロです。11月末に米国へ出張予定ですが、今から憂鬱です。

_ yatsu ― 2016年09月29日 20:38

NIKON1957さん、こんばんは。

ブログを刷新されたのですね。

おっしゃる通り、アメリカ遠征は身体にかかる負荷が大きいですね。なんだか私もメロメロになる気がしてきました。

_ NIKON1957 ― 2016年09月29日 21:34

少し背景が明るくて、まぶしく感じたので、月はあまり好きではないのですが、この背景にしてみました。
時差ボケは、昔はそこまできつく感じなかったのですが、近ごろは大変きついです。おそらく、北米への出張も大学にいる間で終わりになると思っています。北米へ行くのであれば、ツアーでないと、しんどいかなと感じています。

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