夏ばて気味2016年08月01日 12:29

暑い日が続きます。新月期になりました。
梅雨明け以降、晴れてはいるのですが、すっきりとした青い空になりません。8月に入りましたが、同じ様な天気が続き、撮影のモチベーションが上がりません。

梅雨の時に冷却改造に出していた6Dが戻ってきました。ファインダービューが無くなることや重さの問題はありますが、夏場でも十分な冷却性能が得られます。ミラーレス状態で、ケラレのないボックス。フィルターの使用が可能な点なども楽しみなところもいくつかあります。

実際、持ってみると1500gは、重量感があります。これまでの接続部では不安なものもあります。レンズを付けると、かなりのサイズになります。
控えめにした冷房の室内で、温度計は30.2度でしたが、cooler ONで、みるみるうちに温度が低下して、0.8度になりました。30度近い冷却性能があるようです。
なんとか、新月期にテスト撮影をしたいです。

西日本の夏は、ここ何シーズンかは変な天気が続いています。今年もダメかもしれません。


久しぶりの撮影2016年08月12日 18:59

連日の猛暑が続き、夏ばて気味ですが、ようやく晴れた夜が10日、11日とやってきました。

日中は猛暑のため、お天気が不安定となります。宵の口も雲が流れてすっきりしないのですが、夜半すぎには、GPSの予報とは異なり、快晴となってくれました。2か月ぶりの撮影であったので、バタバタして思うようには撮影ができませんでした。
今回は、冷却改造をしたSEO-COOLED 6Dのファーストライトを第一の目的としました。
重いので、しっかりした接眼部での撮影が必要と考え、まずはBORG100EDに中判ヘリコイドを接続してF4DGとの組み合わせで撮影しました。F4DGの後群が少し不安でしたが、撮影結果は問題ありませんでした。

夜半すぎると、夏の対象は子午線を超えてしまいます。狭い観測小屋なので、子午線越えの対象に適した望遠鏡の配置をしていないので、夏の対象を撮るのは自分の姿勢を含めて無理がありました。反転してからのガイドは、うまくゆかず、結果を残せませんでした。

少ない枚数ですが、M31を練習がてら撮影しました。明るい対象ゆえの難しさのある星雲です。
BORG100EDとF4DGは、赤ハロが出やすいようですが、そこそこシャープです。系外星雲の処理は、不慣れですが、アップします。

冷却6Dは、夏場の暑い夜も、ノイズレスで大変ありがたいです。フィルターボックスが、CMOSの前にあるので、画像にどの程度の影響があるのか、これか ら検証が必要です。今回の撮影では、F4DGのフィルターボックスを使いました。また、改造機のため、レンズ情報が取得できないことや、絞りが解放のまま になるなど(これは、別のカメラで絞り込みをして外すと良い)、いくつかできない事があります。
撮影データ: Canon EOS6D(SEO COOLED 6D) ISO1600 
BORG100ED+ F4DG+HEUIB-II 6min x5(Total 30min), 気温23度
ATLUX赤道儀(K-ASTEC AGS-1S改)
M-GEN+Kowa75mmでsnake modeでのデイザーガイド
RAP2でダーク&フラット→CS6でRAW現像→CCDStack2でコンポ→SI7でデジタル現像→その後CS6で強調

今夜はペルセウス群の極大の夜ですね。明日はお休みですねので、晴れたら今夜も出撃します。



ペルセウス座流星群のラッキーショット2016年08月13日 21:16

昨夜は、月没後から薄明まで撮影しながら、流星群を見ていました。それほど、数は多くはない印象でした。極大のピークは過ぎた後であったようです。それでも、音もなくすーっと流れる星は大変綺麗です。

昨夜はSEO COOLED 6D+EF35mmF1.4LIIとCenral DS Astro60D+Samyang 14mmでの体制で撮影しました。

とりあえず、ラッキーショットといえる、一こまに3ヶ流れてくれたショットをアップします。

撮影データ:EOS 6D (SEO-COOLED) ISO1600 
Canon EF35mm/F1.4 L II  絞りF2.0  60sec
ATLUX赤道儀 ノータッチガイド
RAP2でフラット→CS6でRAW現像TIFF化→SI7でカブリ補正→CS6で強調と補正処理

追記
yatsuさんの質問に答えて
FLAT作成はEL板でするようにしています。薄明FLATが良いとも聞きますが、眠いのでしていません。
EL板はそのままだと、結構明るいので、車のフィルムと色セロファンを組み合わせて、だいたい1秒から5秒で同じくらいのレベルになるように明るさを調整しています。
大きくカラーバランスが崩れることもありますが、BAYER MERGEで対応します。また、絞りは当然ですが、ピント位置も実際の撮影と同じ部分で撮影します。

フラットフレームです。
山すそは当然ながら、左側でありますが、右側はストンと落ちた形です。今回のフラットは比較的、カラーバランスが整っていました。

ライトフレームです。
ライトフレームは、少し緑が弱めのカラーバランスとなっています。

CS6でRAW画像を開く際に、画面中央のRGBレベルの数値をチェックしておきます。
FLAT画像で同じレベルとなるものを複数枚利用して、RGB毎にフラット作成します。それぞれの露光時間に近いダークも作成して、RAP2でフラットを作成し、Bayer MERGEでRGBのフラットを作成していきます。それを利用して、RAP2でFLATとDARK処理します。

追記その2
Photoshop CS6でRAW画像を開くと、Camera RAWが自動的に立ち上がります。
開いた画像の中心にカーソルを置くと、その部位のRGBレベルが画面の右上に表示され、それをメモします。これをライトフレームのレベルとします。

以下私のフラット画像の手順です。
部屋は暗くして撮影して、フラットの光以外の迷光が入らないようして、フラット画像を何枚か撮影します。また、フラット板の上でカメラを何回か回転してムラが平均されるように8枚くらい(90°ずつ回転して2枚ずつ)撮影します。だいたい4段階くらい露光を変えて撮影しています。すなわち、それぞれの露光に対し、8枚くらいは撮影します。また、それぞれの露光毎のRGBレベルをメモして、ライトフレームのレベルにあうフラット画像の枚数をエクセルで計算させます。そして、適正な露光時間と枚数をチェックします。それに合う、フラットダークもそのときに撮影します。
フラットとダークをDNGコンバーターで変換して、RAP2でRGB毎のふラットを作成します。そのとき、必ずフラットダークをチェックして計算させます。
最後にベイヤーマージで、最終的なフラットを作成します。今のところ、これでだいたいフラットは合うように思います。他の方のフラット作成も参考にされると良いと思います。

サドル付近2016年08月15日 19:55

西日本の夏は大変暑いです。連日35度を超える猛暑日となり、熱帯夜も多いです。今年は暑くなると予報されていましたが、その通りです。台風が少ないのは良いのですが、いつもの夏とは少し違う感じで、すっきり晴れた夜がなくてストレスの多い日々でした。

10日過ぎから、夜半過ぎのお天気も安定してきました。ようやく暑いながらも、撮影できる夜が来ました。いつも撮影している小屋は海抜400mを越えているので、熱帯夜とは言えませんが、夜半過ぎても22度から24度の間でした。

ひさしぶりの撮影のため、色々とトラブルもあって、思うようには撮影計画は進みませんでした。夜半を過ぎると、夏の対象はすっかり西に傾き、夏のいて座やわし座は撮影できなかったです。今月後半に夏物の最終の撮影ができればと思っています。

さて、ペルセ群の写真を見返したのですが、流星の写っているコマは少ないようです。火球も見ることが無かったのですが、写真にも写っていませんでした。

とりあえず撮影できたものをアップしていきます。
白鳥座のサドル付近の赤い星雲群です。サドルははくちょう座のγ星で、十字のかなめになる星です。このあたりは、H-alpha領域が大変多くて、写真では真っ赤に写ります。一部、Purpleになるところもあります。その色が少しでも出ればと思い処理しました。撮影の夜は、最高の条件
とは言えませんが、天の川が綺麗に見えていました。

撮影データ:Canon EOS60D (HEUIB) ISO800  
APO Sonnar135mm/F2.0 絞り2.8  5min x15 (total 75min)
EM2000赤道儀(AGS-1X改造) Pencil BORG+DSI-Pro PHD Guiding
RAP2でフラット処理→CS6でRAW現像TIFF化→SI7でコンポ→CS6で強調処理


撮影技術の向上と効率化2016年08月19日 20:44

山の日からお盆にかけて、久しぶりの撮影をしたのですが、なかなかうまくいきませんでした。
なんとも、非効率的な撮影で、短い夏の夜、効率的な撮影できませんでした。その辺りの反省をしています。

今回ようやく、Tezさんのシャッターコントローラーの導入を果たすことができそうです。
GENTAさんにお願いして、インターフェースとなるFT232R基板を作成してもらっていたのですが。1年半以上、放置していました。今回の導入で、 シャッターコントローラーとPHDとの連携して、ディザーガイドもできるようになります。せっかく作成してもらいながら、放置状態で大変申し訳ありません でした。
改めて、お礼を申し上げますm(_ _)m 。
2年前はディザーガイドのメリットについて、十分認識しておりませんでしたが、昨年M-GENを導入して、そのありがたみが分かりました。PHDや PHD2で、デイザーガイドはできるのですが、サーバー機能をオンにする必要があるとの事でしたが、何のことかよくわかりませんでした。
ディザーガイドでは、オートガイドをしつつ、撮影のインターバルに少し画像をずらしてから、次の露光をすることになりますが、シャッターコントロールと連動しないといけません。そのためのソフトの連携が、サーバー機能ということになるのだと理解しています。M-GENはスタンドアローンのオートガイダーな ので、小さなボックスの中で完結しているようですが、PCだとカメラ制御とオートガイドを連動する必要があります。できるソフトが、Maximや Backyard EOSなどで可能との事でしたが、いずれも持っていなかったので、デイザーガイドはM-GENのみとしていました。

しかし、今回シャッターコントローラーの説明をじっくりと読む機会がありましたが、シャッターを制御しながら、PHDとの連携でディザーガイドができるようになります。なんと素晴らしいことでしょう。

さらに、シャッターコントローラーでは、オートモザイクもできるのですが、その部分の検証はまだできていません。少し時間の余裕のある夏のこの期間に、な んとかオートモザイクもできるようになりたいものです。秋になると、また忙しくなって、撮影するので精一杯となると思います。