連休最終日には・・・ ― 2016年01月11日 15:48
主鏡を外しました。イプシロン130DやR200SSで、反射鏡を使ってきたおかげで、ためらいなく分解できました。
まずは、イプシロン130Dでも問題となった、主鏡押さえの爪を隠すリングを取り付けました。これで、口径155㎜程度になります。
今回はスパイダー交換は、無理にしませんでした。スパイダー交換のためには、取り付け部の穴を少し拡大しないといけません。その後の調整が手間取りそうだったので、半年先の梅雨時にする予定です。
斜鏡のセンターと光軸を合わせ、その後主鏡を取り付けて、光軸調整をしました。イプシロン160の押引きねじは、わかりやすい構造です。
次に接眼部にMEF-3を取り付けて、新型補正レンズに換装しました。
最後にブリッジプレートに、アルカスイスのクイックリリースクランプを装着して完成です。ここにガイド鏡やM-GENを取り付けてガイドすることになります。
もう一本のR200SSですが、これもオーバーホールから帰ってきていますが、今回光軸の確認をしました。光軸は少しずれていました。また、前回装着した旧型セルにつけていた爪隠しは取り外され、新型セルに換装されていました。
光軸を合わせて、水平にしたり、鏡筒を立てたりすることで、旧型セルでは光軸が狂っていたのですが、新型のセルではその症状が消えていました。旧型のセル は、コマコレPHの性能を引き出すのには不十分でしたが、今回のオーバーホールで不安なく使えそうです。春の系外星雲でファーストライトの予定です。それ までに直焦ワイドアダプター60DXにしようかと思っています。
コメント
_ yatsu ― 2016年01月17日 23:16
_ NIKON1957 ― 2016年01月18日 22:40
私が天文に復帰した当時は、イプシロン160は、製造中止後でした。当時、自分がここまで天文趣味の深みに入るとは思っていませんでした。なんとか程度の良いものが入手できたので、その性能を発揮できるよう頑張りたいです。
_ のんた ― 2016年01月24日 19:23
ε-160、ε-130Dとどう違うのか興味あります。
_ NIKON1957 ― 2016年01月24日 22:31
そうですか、DXはそんなに違いがあるのですね。是非とも導入してみます。
160は、何気なくポチッとしてしまいました。サイズ感が気に入っています。なかなか冬場は、晴れてくれないので、テストもままなりません。上手く使い分けできればと思っています。
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ε-160とε-130は天体写真家の吉田隆行さんも「おすすめ」とおっしゃっていて、わたしも興味があります。R200SS鏡筒も皆さんが「よい鏡筒」とおっしゃるので、これまた気になります。
NIKON1957さんの作品を拝見するのを楽しみにしております。