1月も半ばに2016年01月14日 19:36

あっという間に2016年に入り半月近くが過ぎようてしています。
光陰矢の如し、「少年老い易く」、中年はさらに老い易くというというところです。

お天気も悪く特別なこともできないままに時間のみ過ぎていきます。
まずは、SuperStar Vのバージョンアップを購入しました。慣れたインターフェースで、ずっと使っています。

EOS 6Dの冷却化をする時期を考慮中。6D自体は、冬場は冷却機能は不要と感じていますが、フィルターワークが使いづらいので、これが魅力で改造を考えています。D810Aとどっちにするか悩みますが、まずはこちらからということにしました。

お天気の悪いときのお決まりの過去画像の再処理をしました。
大気差補正をかけたコンポジットで、ガム星雲をもっときれいにしました。
低空になると星が浮かびあがる現象を大気差といいますが、南天対象を撮っていると、地平線近くの星がうまくコンポジットできません。コマを重ねると、低空の星が徐々に暗くなりながら、上に伸びていきます。
これをPhotoshopのレイヤーの自動整列でおおまかにコンポして、その後変形機能のゆがみで低空を補正してコンポしていく。
そうすると効果抜群です。


ガム星雲のベスト画像である2014年1月3日のデータを使い再処理しました。
大気差補正したコンポジットをして、その後できるだけ背景をフラットになるように丁寧にカブリ補正をして、処理しました。星の赤ハロは、LPS-V3を入れると、どうしても出やすくなります。今回は、あえてハロを処理していません。
2014年1月3日 佐田岬にて撮影
撮影データ:Canon EOS60D (Central DS改) ISO1600 LPS-V3 FF使用
Samyang 35mm/F1.4 絞りF3.5 10min x6
GPD+BLD AGS-1S + Pencil BORG+DSI-Pro+PHD Guiding
Photoshop CS6でRAW現像後大気差補正をかけるため自動整列と変形機能を用いコンポ後TIFF化→SI7でカブリ補正→CS6で最終処理

APS-Cでは、Samyang 35mmで十分なんですが、フルサイズだと不満がでます。Canonからの新しい35mmが天文ガイドで紹介されていましたが、お値段がね~です。