自粛のなか、再処理2020年04月16日 18:52

新型コロナウイルス感染の拡大が止まらない状況が続いています。ついに全国的な緊急事態宣言が発出されるとの事。大型連休をにらんだ、人の移動を抑制するための方策かと想像しています。
もちろん大都市圏での感染抑制は大切ですが、医療資源の乏しい地方にまで、感染が拡大すれば大変な事になります。

ということで、日々体温測定をして、睡眠と栄養をしっかりとり、体調管理をしております。月が小さくなってきたのですが、撮影にもいかずに我慢しています。コロナ感染がなければ、今週末には豪州遠征の予定でしたが、残念なことになりました。
ということで、過去の画像をいじって慰めとしております。

2年前のバランディーンのTwinstar Guesthouseで撮影した南天の銀座ともいうべきところです。

彩度をアップして、淡いH-II領域を強調しています。コールサック周囲にも。淡い星雲が広がっています。コールサック自体も肉眼では黒い石炭袋ですが、異なる様相を呈します。

もう一枚は、イータカリーナの東の星雲群です。少ない枚数で、初回の処理では、無理せずにあっさりと終わっていたのですが、DeNoise AIを利用して、少しきつめの処理をしてみました。


どこをどの画角で撮影しても大変美しいと感じました。

以下は、またもやぼやきです。
全国民に一律10万円の支給が検討されているようです。これまでの所得の減った世帯に30万円を支給するとの方針から転換したようです。単純に計算して、これにかかる費用は12兆円となりますが、結局のところは借金まみれの国からの支出で、議員さんの懐は全然痛ません。
このつけは後で、国民に回されることになります。アベノマスクに460億円を無駄遣いして、今度は12兆円かと、なんとも、やりきれない気持ちとなります。必要なところに、お金を使って欲しいと思います。

標準レンズでDual Narrowbandフィルター2020年04月10日 18:28

干渉系の光害カットフィルターでは、入射角により色ずれや色ムラが起きるため、カメラレンズでは使いづらいことが多いです。特に、広角レンズでは、その傾向が強く出ます。
前回遠征時に、50mmレンズでSTC Dual Norrowband Filterを使い撮影してみました。この日は超低空の透明度は良くなく、O-IIIは減衰が酷くて、Dual Narrowbandの恩恵はほとんどありませんでしたが、周辺の星像は良好でした。
多分、広角レンズでも使えるのではと思います。しかしながら、広角での撮影で、ナロー撮影すべき対象は限られているので、メリットは少ないかもしれません。これを使ったものとブロードバンドを組み合わせてみるのが多分良さそうです。

撮影データ:Canon EOS6D(Seo Cooled 6D改造) Auto WB, ISO 2000
SIGMA 50mm/F1.4 Art 絞りF2.8 STC Dual Narrowband filter 5min x16 (total 80min)
SWAT300 ノータッチガイド

以下の駄文はぼやきです。

緊急事態宣言が首都圏や大阪、兵庫、福岡などの7都道府県に今週火曜に宣言されました。
ウイルスの伝搬は、人を通じて行われるわけで、他の人とのコンタクトを極力少なくすることが、この疾患の蔓延を防ぐ唯一の方法という事になります。しかし、その内容や人々の反応は満足いくものではなく、8割の接触減を狙っている様ですが、現状はどうも程遠い様です。
ただちにその効果は出るはずもありませんが、東京では連日180名を超える新規患者報告があります。しかも、感染経路不明の患者が多くなっています。首都圏でのオーバーシュートは不可避の状態になっているのではと恐れます。首都圏では、急増する患者に対して、軽症患者はホテルや自宅待機が指示されています。増え続ける中等症や重症患者の対応は、首都圏の医療資源を以ってしても難しくなるかもしれません。人工呼吸器やECMOで対応できる患者は限られ、重症者のなかでその恩恵にあずかれない人も出てきて、海外で見られる年齢などによるトリアージが生じる恐れがあり、すなわち医療崩壊を意味することになります。

新型コロナの終息には、第1波の後、第2波もあり、少なくとも半年から1年はかかると予想される。アビガンなどの治験が終わり、有症状患者、合併症のあるハイリスク患者、高齢者などに早期から投与できるようになれば、重症化率や死亡率が減ると期待していますが、その治験も緊急時の対応とは言えないスピード感です。一方で、ワクチンは開発に時間がかかっているようですが、このワクチン開発や休業補償にお金を集約してほしいと思います。ジョークの様な全世帯への2枚配布されるアベノマスクに400億円以上もかけるのは、個人的には残念な事に感じます。お金は、活きる使い方をして欲しいと感じます。

今週末も、自宅で粛々と、大人しく過ごす予定です。何とか、春に季節を楽しむようになりたいと切に願うばかりである。


昇るさそり座2020年04月08日 18:19

首都圏や大阪、兵庫、福岡の7都道府県に緊急事態宣言が発せられました。これで、日常が変わり、感染拡大がストップするか否かは、みんなの意識にゆだねられているようです。
田舎においても、散発例が続いています。感染経路不明が多発している状況ではありませんが、油断できません。
職場でもリスク管理がより厳しくなっています。部内会議にZoomを使うようになりました。セキュリティに注意すれば、大変有用なシステムとかんじました。

さて、先月撮影分を少しずつですがアップしております。
昇るさそり座です。低空のカブリが結構ひどくて、抜けの良い写真になりませんでした。

撮影データ:Canon EOS6D(HKIR改造) Auto WB, ISO1600
SIGMA 50mm/F3.2 Art 絞りF2.8 Starry Night filter 3min x11 (total 33min)
SWAT300 ノータッチガイド

地上と一緒に星景とするのでなければ、高度が上がってきた状態での撮影したほうが良かったです。

さそり座南部2020年04月06日 12:23

新型コロナウイルス感染の蔓延で、世間の不安と緊張が高まっております。特に首都圏や京阪神、名古屋圏、福岡などの大都市圏でのオーバーシュートのリスクが高まっています。
医療崩壊の可能性も言われております。不要不急の外出を避けて、感染しないと同時に他人にうつさないという事がキモになると思います。イタリアやスペイン、NYなどでの惨状はけっして他人事ではないと思います。

そのような世間の不安とはうらはらに、週末は好天で桜も満開でした。不要不急の外出をせずに、家のなかでひっそりと暮らしておりました。2週間前の連休(これが好天のため、首都圏ではコロナ疲れで緩んだと言われている)に、一人で佐田岬半島に遠征したときの写真をアップします。この夜は超低空は真冬の様な抜けではありませんでしたが、そこそこの好条件でした。その夜の最後に撮ったさそり座南部の写真です。さそり座の南部には、彼岸花や出目金、エビ星雲などの散光星雲と暗黒帯がからんで、とても魅力のある領域です。低空のほうは、カブリが生じて、かなりマスクをして処理を勧めました。

撮影データ:Canon EOS6D(HKIR改造) Auto WB, ISO1600
SIGMA 70mm/F2.8 Art 絞り解放  No filter 3min x10 (total 30min)
SWAT300 ノータッチガイド

さて、4月も5月も今回は豪州遠征は不可能になりました。豪州で撮影すると、この領域は天頂にくるので、構図取りが大変ですが、その後の処理は極めて楽になります。
とりあえず、この領域の自分の標準参考画像もアップしておきます。


しばらくは、世間の状況をみながら、全ての活動の自粛が要請されるかと思います。なんとか、この苦境を乗り越えられるように祈っています。


春の大曲線と対日照2020年03月27日 18:16

三連休の際に撮影してみました。
銀河が昇ってくる前の春の夜空は、華やかさがなく寂しい感じです。
北の空の北斗七星からうしかい座のアークツールス、おとめ座のスピカを結ぶ曲線を春の大曲線とも言われています。この時期とおとめ座付近に対日照が移動しています。
それをねらい魚眼で撮影してみました。

撮影データ:Canon EOS6D(HKIR改造) Auto WB, ISO1600
Canon EF8-15mm/F4L  No filter 4min x7 (total 28min)
SWAT300 ノータッチガイド

拡散フィルターを使うべきでしょうけれど、持っていないのでそれぞれマークをいれました。

対日照ですが、オーストラリアでは黄道光帯となり、その中で濃いところが対日照となります。この写真でも帯状の明るいなかに濃い部分があるのがわかります。

世間では、新型コロナウイルス感染の都市部でのまん延の恐れが高まっています。不安な日々をみんな過ごしていると思います。感染爆発が起こり、イタリアの様な状況になりはすまいかと心配です。早く、治療薬やワクチンの開発が進み、重篤化を防ぐことができれば、通常のインフルエンザと同じように対応できるはずです。そうなってほしいと切に願っています。