超新星残骸はナローで? ― 2017年06月24日 15:12
今回の遠征の直焦点撮影はノーフィルターの撮影でした。O-III成分も写るのですが、ナローで撮影したような微細な構造は描出できません。また、H-alphaのコントラストもあまり上がりませんでした。この点については、もう少し高度の高い時間に撮影を開始することや、フィルターワークを考える必要があると思いました。
Canon EOS6D(SEO Cooled 6D; USB 5Vで弱冷却)+Filterなし ISO1600 6min x13(Total 78min)
GP2赤道儀(AGS-1S改) M-GEN Kowa 75mmでガイド
RAP2でFLAT&DARK→CS6でRAW現像後TIFF変換→SI7でコンポジット&カブリ補正→CS6で強調処理
もしも次回があるならば、少なくともHEUIB-IIを使うようにします。さらに時間があれば、O-IIIを入れた撮影を加えると良いとは思いますが、限られた撮影時間を考えると現実的ではありません。南天でも難しい対象と感じました。
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