IC4628(エビ星雲)2017年06月13日 19:53

さそり座の南部にある領域で、日本から撮れないわけではありませんが、低空にあるために単調な表現となりやすいです。今回、好条件の空でどこまで写りが違ってくるのか確認のため撮影してみました。今後の自分の南天限界撮影のためのReferenceとなる画像となる予定です。

IC4628のH-alphaは濃いのですが、その周囲には大変淡いH-alpha領域が広がっています。暗部も微妙な色が乗っているようで、どこまで残すべきか悩んでしまいました。撮影条件の違いで、大変良く写ってくれます。日本との大きな違いを感じました。でも、正解は結局のところわかりませんでした。
BORG77EDII+F4DG (330mm/F4.3)
Canon EOS6D(SEO Cooled 6D; USB 5Vで弱冷却)+Filterなし ISO1600 5min x13(Total 65min)
GP2赤道儀(AGS-1S改) M-GEN Kowa 75mmでガイド
RAP2でFLAT&DARK→CS6でRAW現像後TIFF変換→SI7でコンポジット&カブリ補正→CS6で強調処理



コメント

_ yatsu ― 2017年06月14日 16:53

NIKON1957さん、こんにちは。
エビ星雲の周りの淡い散光星雲の広がりが興味深いです。日本でも、このくらいきれいに撮影できたらよいですね。
私も昨年チラゴーで同様の構図で撮影しました。画像処理は、明るいエビ星雲と淡い散光星雲の両立が難しかったです。

_ NIKON1957 ― 2017年06月14日 21:09

yatsuさん、こんばんは。
昨年撮影されたyatsuさんの透明感のある作品が頭に浮かび、今回撮影する対象に加えておりました。網羅的撮影の一部で、撮影時間は少し短めでした。

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