6D vs D810Aダーク比較2017年01月08日 09:26

yatsuさんの要望のあった非冷却6DとD810Aのダークを、18度の室温で比較しました。
撮影2枚目を比較しました。Photoshop CS6で開いて、デフォルトのままファイルを開いて、その後レベルを255から100まで切り詰めて、ノイズを強調した状態です。中心部を1024x1024で切り抜いてPIXEL等倍100%での表示になります。

当初の印象どおり、18度でのダーク比較は、D810Aのほうが優れています。ただ、かなりレベルを切り詰めているので、ノイズが強調された状態であることをかんがえれば、ダーク引きでなんとかなる状態であると思います。

チラゴーでの使用カメラについては、悩みが続きそうです。

M782017年01月08日 12:02

元旦の作品その2です。

M78を撮影しました。ウルトラの星で有名な星雲ですが、やや青白い明るい星雲です。複雑な暗黒星雲を伴っており、長焦点でも面白いと思いました。本作はいつもの77EDIIでの撮影でした。ツインで撮影するつもりが、もう一つのカメラのSDカードが入っていなくてシングルで撮影となってしまいました。
小屋では、ネット接続をしていないWifi環境をつくり、6DはWifi接続しています。これをEOS Utilityで接続確認します。フォーカシングはEOS Utilityのほうがやりやすいと感じ、フォーカシングしたのち、BYEへ行きます。その後EOS Utilityを閉じて、BYEで立ち上げてカメラのコントロールをします。PHDのサーバー機能をONにしておいて、BYEでディザーガイドします。BYEのディザーの設定はデフォルトですが、移動量はかなり少な目の様に感じました。その割には、撮影の間隔はM-GENよりも長い様に思いました。

少し広めの撮影なので、バーナードループをはさんで、LDN1622が面白いです。もう少しカラフルに仕上げてみたかったのですが、赤優位となってしまいました。



撮影データ:EOS 6D (SEO-COOLED) ISO1600 
BORG77EDII + F4DG(合成FL=330mm/F4.3) 6min x22 (Total 132min)
ATLUX赤道儀 BORG50+QHY 5LII PHD2でオートガイド、BYEでデイザーガイド
DNG Conv. → RAP2でダーク&FLAT → CS6でRAW現像TIFF化 → CCD Stack2でコンポジット → SI7で&カブリ補正&デジタル現像 → CS6で強調と補正処理