明けましておめでとうございます2020年01月01日 11:48

2020年が始まりました。
今年も好天に恵まれることを願っています。
本年もよろしくお願いいたします。




エンゼルフィッシュ(Sh2-264)2020年01月06日 19:09

減光しているというベテルギウスと一緒に撮影しました。

撮影してみると、赤い大きな丸い星雲です。ところどころに濃淡があります。口元にある餌のようなSh2-263の青が綺麗です。背びれ部分もアップで撮影したいところです。

撮影データ:
Canon EOS6D (SEO Cooled 6D)ISO1600 ApoSonnar 135mm/F2 絞りF2.8  HEUIB-II
2.5min x22 (Total 55min)
Nikon D810A ISO1600 Samyang 135mm/F2 絞り F2.8 no filter
2.5minx22 (Total 55min)

EM200赤道儀(AGS-1X改) SS-one Autoguider, ASI120MM+Pencil BORG 175mmでガイド
RAP2 CS6でTIFF変換 SI-7でコンポジット&カブリ補正→ CS6で2つの画像をそれぞれ処理後合成(2つのカメラで画角ずれがあり、その部分はトリミング)

RedCat 51でオリオン2020年01月21日 12:10

昨年導入したRedCatでオリオン座を撮影してみました。250mmという焦点で、M42からM78まで写すことができます。
非常に魅力的な領域で、馬頭星雲やM42などの明るい星雲のみならず、淡くうねる散光星雲などもあって、難しい領域とも言えます。M42は多段階露出を併用しないと描出は難しいと思います。
今回の撮影は、多段階露光ではないので、その辺りの描写には問題が残ります。
RedCatは、シャープな鏡筒です。色収差も少なく、周辺像も綺麗でした。導入して良かった機材と思います。
撮影データ:
Canon EOS6D (Starshop新改造)ISO1600 WO RedCat51(fl=250mm)no filter
5min x24 (Total 120min)
SS-one Autoguider, ASI120MM+Pencil BORG 175mmでガイド
RAP2 CS6でTIFF変換 SI-7でコンポジット → CS6で処理


BORG125SD+TAKAHASHI1.04XマルチフラットナーでM81&M822020年01月22日 18:19

撮影時間が遅くなってくると、冬の対象は西へ傾き、北斗七星が昇ってくる季節となりました。

先日、M81とM82を表題の組み合わせで撮影してみました。750mm x 1.04Xで焦点距離780mm F6.24となります。この焦点で太刀打ちできる系外星雲はあまりないのですが、とりあえず昇ってきたM81とM82を撮影しました。

少し青ハロがありますが、まあまあの星像でした。ピントの山はわかりづらいです。今回は、D810Aを使ったので、ライブビューで強拡大をして、合わせてみました。

撮影データ:D810A ISO1600 Auto WB
BORG125SD+TAKAHASHI 1.04Xマルチフラットナー HEUIB-II 5min x16 (total 80min)
ATLUX赤道儀(AGS-1S改) M-GEN Kowa 75mmでガイド
気温2℃
RAP2でFLAT&DARK→CS6でRAW現像後TIFF変換→SI8でコンポジット→CS6で強調処理

フルサイズセンサーでは、系外を相手にするのは難しいです。最近はやりの小さめのCMOSの冷却カメラで撮影するほうがよさそうです。寒いこの時期がくると、長焦点望遠鏡や小さめセンサーカメラが欲しくなります。

星図と対比すると15等級までの系外星雲は比較的良くわかります。


オリジナルの画像に写っているゴミ粒の様な淡い星雲だと19等くらいまで見えているようです。良い時代になったものです。

RedCat 51でIC21772020年01月23日 19:21

先週末の土曜は、良く晴れてくれました。海へいくか、いつもの小屋で撮影するか悩みましたが、風が強いとの予報で、いつもの小屋で撮影しました。年末にRedCatをテストして、良い結果であったので、これに合う対象として、IC2177とそのまわりを撮影しました。冬の天の川に中にある比較的大きな星雲で、カモメ星雲と呼ばれたりわし星雲と呼ばれたり、人によっては、頭の部分が笑うウミガメに見えることもあるそうです。
周囲には、小さな散開星団やThor's Helmetと呼ばれるNGC2359なんかもあり、びぎやかです。IC2177も、青い部分も結構あって、カラフルに描写したいところです。画像処理的には、淡い部分まで描写するには十分な露光が必要となりますが、月の出で終了としました。

Canon EOS6D (Starshop新改造)ISO1600 WO RedCat51(fl=250mm)no filter
5min x19 (Total 95min)
SS-one Autoguider, ASI120MM+Pencil BORG 175mmでガイド
RAP2 CS6でTIFF変換 SI-7でコンポジット → CS6で処理

いつものように覚えの星雲名です。