H-alphaとO-IIIの2帯域を透過させる、Duo-NarrowbandFilterのテストをようやくすることができました。
テスト対象は、Vela
SNRにしたかったのですが、体調に自信がなかったので、いつも小屋で撮影できる、おおいぬ座のSh2-308です。ミルクポッドとして馴染まれて、最近よく撮影されている対象になります。Wolf-Rayet星の周りのシャボン玉の様な星雲で、通常撮影では淡いのですが、O-IIIで撮影すると良く写ります。
撮影データ: BORG77EDII+F4DG (330mm/F4.3)
SEO Cooled EOS6D(SEO SP4) STC Astroduo narrowband使用 ISO3200 8min x10(Total 80min)
Atlux赤道儀(AGS-1S改) M-GEN Kowa 75mmでデイザーガイド
RAP2でダーク&FLAT→CS6でRAW現像後TIFF→SI8でコンポジット→CS6で仕上げ
外気温1度、冷却追加
ISO3200、8分での撮影でしたが、背景のレベルは全然上がってこないです。O-III主体のSh2-308は元画像からけっこう認識できました。Narrowband flterの効果と感じました。
星雲や星の色は背景をニュートラルにするようにしただけです。どう処理をするか、考えていく必要があります。
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