四国星空研究会ミーティング2017年10月23日 20:38

台風21号が接近しているさ中の先週土/日に、香川のまんのう天文台にて、四国星空研究会のミーティングがありました。悪天候の中、四国内外から10名の参加者があり、オーストラリア遠征や北米日食の報告、RC鏡であるGS-200RCの光軸調整などの発表がありました。皆さんの発表は大変興味深くて面白く、刺激となりました。
悪天候であり、カメラも持って行かなかったので、今回の会の写真は撮影していなかったので、文章だけで申しわけありません。

姫路のTさんが、持って来られたGSO(GSと同じ)200RC鏡の光軸調整は、特に興味ある話でした。光軸のあったRC鏡の星像にびっくりでした。ただ、光軸調整のためには、Howie Glatterのレーザーコリメータと高橋のセンタリングしコープを使うとの事。その他、あれこれと工夫をされて、5年で完璧なものにしていったとの事でした。RC鏡自体の潜在能力は高いようですが、調整ができずに宝の持ち腐れ状態が多いとのご指摘で、私の胸にぐさりと刺さりました(汗)。分解するのも、少しコツがいるようです。また、パーツの中で劣化する部分があり、Oリングも5年でダメになるので、モノタロウで同じものを買い付け替えたとか、イモネジもボールスクリューを使うとか、色々とノウハウを紹介していただきました。我が身を振り返ると、退職して時間ができてからでないと、GS-200RCに向き合うことはできそうもありません。

また、APS-サイズのASIの冷却カメラとSS-oneのCMOS Captureを持って来られており、拝見いたしましたが、大変良さげで物欲をそそられました。ASIやZWOのカメラは価格的にも、びっくりするほどの値段ではないので、少しグラグラきました。

夜は、雨音のふりしきるキャビンでの二次会となりました。少し台風の事は心配でしたが、アメダスの方でも時間雨量が大したことなかったので、まず大丈夫ということで、深夜まで話は尽きませんでした。
夜が明けて、解散となるころには風雨ともきつくなってきました。山道を下っていきましたが、落ち葉が多くて、路面が落ち葉で覆われたような状態でした。

お世話になった、Yさん、天文台のY山さん、ありがとうございました。また、機会があれば情報交換の場を持ちたいです。

日曜のお昼には家に帰り着いたのですが、それから風雨がきつくなり、どこへもいけません。少し機材を調整しました。カメラレンズのツイン撮影用のシステムを自由度の高いものにするため、レボルビング装置をもう一つ導入しました。大きな眼鏡の様になりました。LBプレートの在庫が無い様で、とりあえずZプレートを買いましたが、スライドプレートにはうまくつなげませんでした。

これで、APO SonnarとSamyangのツインを撮る予定です。NIKON用のレンズをもう一本買いたいところですが、来年の遠征費用を工面するため、少し考え中です。

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