ε130Dでハート星雲(IC1805)2015年08月28日 19:55

ε130Dを導入してから丸2年が経ちました。
当初、ピンぼけを量産してしまい、しばらくお蔵入りしていました。この鏡筒も、その後の爪隠しの作成、フォーカサーの導入、光軸調整の勉強をしながら、2年を経て、ようやくまともな撮影をする事になりました。
他の鏡筒に浮気をしながら撮影してきたためというところもありますが、改めてその性能に感心しています。

放置してきたもう一つの理由に、フルサイズでのフラットが決まらないことがあります。今回はAPS-Cの冷却60Dでの撮影です。APS-Cでも上下に少し暗いところは出ますが、それほどではなく、今回はフラットはそこそこのものが作成できました。
反射の構図決めに慣れていないので、少しハートの下が切れてしまいました。この秋はこの組み合わせで、もう少し楽しみたいと思います。

撮影データ:Canon EOS60D (Central DS改) ISO1600 HEUIB-II使用
TAKAHASHI ε-130D  5min x16
EM200(AGS-1X改) Pencil BORG+DSI-Pro PHD Guidingでオートガイド
RAP2でダーク&フラット→CS6でRAW現像→SI7でコンポジット&カブリ補正→CS6で仕上げ


コメント

_ hiro-2415 ― 2015年08月28日 23:25

こんばんは^^
同感ですね!このε130Dのピントがバシッと決まった時の画像ですね、拡大画面を拝見して底力をみました。
私も5/23UPのM16を撮影した時にそう感じましたが、これは凄いです。
今はFSQの安定運用に取組んでいますが、APSc+ε130Dの組合せを持ち出したくなりました。
IC1805の中心部の描写はAPSc+ε130Dの組合せで正解の画像ですね。
まずいモノを拝見してしまった感じです。

_ NIKON1957 ― 2015年08月29日 16:11

ε-130Dも、FSQ106EDも、フルサイズ周辺でのスポットダイアグラムの星像の大きさは10ミクロン程度で、大きな差はないようです。周辺光量、画面の平坦さ、光軸調整などを含めると、屈折系がより使い易いと思います。
どちらも、お持ちのhiro-2415さんですが、使い分けが難しいかと想像します。
フラットについては、もう少し研究してみて、フルサイズでも安定したフラットが作成できるように精進してみます。

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