R200SSの主鏡セルについて2015年08月24日 19:19

のんたさんが、FBでビクセンR200SSのコレクターPH購入者を対象としたオーバーホールを格安の特別価格5000円でしてくれる記事をアップされていました。リンク先のビクセンのサイトへ行くと、気になることが書いていました。

R200SSの初期型と現行型では、主鏡セルが違い「眼視観望を主目的とした初期型では、コレクターPHを使って写真撮影をお考えの場合、初期型のままで すと撮影中に主鏡が動いてしまう(星像が流れてしまいます)可能性がある」とのことです。セル交換を希望するときは、4000円追加となるみたいです。

私のは、初期型に間違いありません。水平で光軸を合わせて、鏡をたてると微妙にずれているような気がします。

R200SSを梱包して、送付するのは大変です。セルのみの頒布をしてくれるかどうか、問い合わせメールを出しました。どんな返事がくるかです。


R200SSの主鏡セルの回答2015年08月24日 19:20

ビクセンより回答がありました。

主鏡セル交換は、修理扱いのみととのことで、パーツ販売がしていないとのことです。

返事の本文より抜粋
「鏡面を側面から固定した後に光軸調整を行うのですが、軽く締めたつもりでも光軸調整によって締まってしまい鏡がゆがむ場合があります。緩すぎても鏡が動 いてしまうので、意味がありません。この加減は熟練の技術者が行っており、手の感覚のため、説明をすることができません。メーカーとしてリスクが高い作業 と認識していますので、修理をおすすめいたしますので、ご理解くださいませ。」ということです。

キャンペーン価格で4000円、普通の修理だと1万程度とのことです。

しかたないので、キャンペーン中にR200SSオーバーホールを兼ねてビクセンに送ることにしますかね~?


NGC7822付近2015年08月24日 19:42

昨夜好天であったので、月没後の撮影に行きました。7月末に撮影してからですから、1月ぶりでした。エルニーニョの夏は、太平洋高気圧の張り出しがいつもとは違い、西日本はお天気が悪いのが相場のようです。
今回台風が接近してきたため、たまたま晴れてくれました。明日は台風15号が、九州に接近します。進路が結構やばいコースなので、九州や四国の方々は、雨風とも十分な注意が必要かと思います。

さて、昨夜はε130DとAPO Sonnarで、秋の対象を撮影しました。
APO Sonnarは、大変素直なレンズで、いつも同じような結果をもたらしてくれるので、いま一番お気に入りで、稼働率が最も高いレンズです。

最初の対象はNGC7822あたりです。この付近には、Sharplessナンバーに加えて、名もない暗黒帯があり、今回撮影してみて、興味深い領域と改めて思いました。NGC7822の?マークでの撮影は多いのですが、中望遠でとっても、天の川周囲は大変楽しいです。
撮影データ: Canon EOS6D(SEO SP4) ISO1600 
Zeiss APO Sonnar135mm/F2 絞りF2.8 2.5min x20 気温21度
ATLUX赤道儀(K-ASTEC AGS-1S改)
Famisco60改+QHY5L-II DSI-Proで PHD Guiding
RAP2でダーク&フラット→CS6でRAW現像→SI7でコンポジット&カブリ補正後→CS6で仕上げ

メジャーな対象に名前を入れました。