GS200-RCの光軸調整2015年04月11日 10:08

GS-200RCの光軸がずれているようなので、調整しました。
以下の記事は自分の覚えです。

参考にしたのは、以下の2つのブログ記事になります。
flatさんの「DEEPSKY WATCHER」
simariyukiさんの「日々是後逸」

手持ちのもので調整しました。
準備したもの
M57接続の接眼部(これは、私のシステムがBORG基本だからです)
タカハシセンタリングアイピース

QHY 5L II+Cマウント50mmレンズ
ライトボックス

GS-200RCの鏡筒先端をライトボックスにかざして、センタリングアイピースをつけてのぞくと、副鏡のセンターマークが良く見えます。かなりずれています。
これを調整するのは、鏡筒先端部の副鏡の3本の光軸調整ねじになります。
普通にすると、ねじを調整して、センタリングアイピースでのぞき確認、調整という作業になります。
これは面倒です。
そこで、今回PHD Guidingを利用して、画像を見ながらのチェックとなります。
接眼部に50mmCマウントレンズを装着したQHY 5L IIをコリメート方式で安易に(ガムテープでした)接続。
絞り解放で、距離は無限大付近で、ほぼ合焦

以下の画像は調整後です。画像が真ん中でないのは、安易なコリメート接続のためです。

こんな感じで、画像を確認しながら、副鏡のセンターマークが同心円の中心にくるように、3本のねじを微調整。

最終確認は、再び自分の目でセンタリングアイピースで見てみました。
これをデジカメで撮影したものがこんな感じです。


良い感じでしょうか?
これで、系外アップをねらいところですが・・・ATLUXがまだ入院中。
EM200で行きますか?
天気の良くない週末の記事でした。


コメント

_ kamada ― 2015年04月12日 16:13

良い感じですね。
同心円とセンターマークは目安ですから、星像での確認と微調整を行えば、バッチリでしょう。
眼視で確認の後、QHY 5L IIを直焦点で接続すれば、同じように調整できます。
GS-200RCはコンパクトで軽量ですから、オフアキが使えれば、EM-200で大丈夫です。

_ NIKON1957 ― 2015年04月12日 16:55

kamadaさん、こんにちは。
系外を撮影するには、反射系がないと太刀打ちできません。軽いGS-200RCなので、EM-200でも載りますが、ATLUXの安定感はやはり安心感があります。オフアキは使えるように、OAG9を用意はしているのですが、なんとなく接続部に不安があり運用には至っていません。

_ kamada ― 2015年04月12日 17:16

NIKON1957さん、こんにちは。
カメラのピクセルサイズにもよりますが、系外銀河となると、20cm以上の口径と1000mm以上の焦点距離が必要ですね。
OAG-9は薄くて便利なのですが、カメラ側の重量は焦点距離500mmの光学系で1kgまでが限度でしょうか。1000mmとなると、OAG-9では接続部の安定性が厳しいでしょう。

_ NIKON1957 ― 2015年04月13日 19:26

kamadaさん、こんばんは。
やはり、OAG-9はやわいですか?これに、ガイド用のQHYやら、カメラを接続して大丈夫かなと思い、導入には至っていません。1000mmならば、アトラクスの親子亀でもなんとかなるような印象です。もう少し長焦点で、歩留まりを考えると、オフアキが必須とは思います。そのときにもう一度考えてみます。

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