Waddi Farm遠征記 12019年05月12日 11:55

4月6日~4月13日の8日間 西オーストラリアのWaddi Farmへ遠征して、1ヶ月が過ぎてしまいました。
記憶が薄れないうちに、今回の遠征記を書きます。覚えのような記録で、少し冗長になりますので、お暇な方だけお読みください。

Waddi Farmの遠征は、四国星空研究会のY氏よりのお誘いで決まりました。この遠征は、佐賀天文協会のS氏とK-ASTECのK氏とで、企画された遠征です。福岡発着でシンガポール航空利用で、シンガポール経由でパースまで飛んで、そこからレンタカーで190km北のWaddi Farm(Waddi Bush Resort)へ行き、そこで合宿生活のような遠征をするというものです。

我々は四国在住なので、4月6日の朝の集合に行くために、八幡浜-臼杵のフェリーで九州にわたり、高速道路で福岡空港に行くことにしました。特に渋滞もなく、スムーズに空港にまで行くことができました。フェリーの中での仮眠やSAでの休憩、到着後の仮眠なので、これから福岡~Waddiまでの一日に備えました。

午前8時過ぎに、福岡空港の国際線ターミナルで、全員集合となりました。チェックイン時の荷物の計測は29.2kgで無事にパス。機内持ち込みは、PCバッグは除外して7kgまででしたが、こちらはノーチェックで、10kg以上の荷物を軽そうに見せてチェックインされた方も多かったような。今回は総勢14名で、観光組もおられた。シンガポールまで6時間で、Transitで4時間近く待った。現地時刻7時過ぎにパース便が出発。夜中に到着する便であったが、ほぼ満席であった。たいした揺れではなかったが、機内サービスがturbulenceのため、できないとアナウンスがあり。水も夜食もないフライトとなってします。夕食はこの便の機内食で思っていたので、夕食なしで我慢となってしまった。到着したのは、日付が変わる直前の23:55分であった。そこから、入国はデジタル入国でパスポートを挿入、顔写真で本人を認証するという感じで、きわめて簡単であった。

Baggage Claimで荷物を無事受け取ることができ、一安心。事前に済ませて書いてあった関税申告書などを提出して、無事にゲートを通ることができ、みんな(14名)無事にパースへ上陸。出てすぐのところにレンタカーのカウンターがあり、予約していた2台のRVR、KIAのミニバンで移動となる。荷物が多かったので、KIAのミニバンの座席スペースへ荷物を積み込んだため、その分RVRには5人乗ることになり、後席中央はかなりつらい状況であった。

3台で深夜の移動となった。シンガポール便で夕食を食べることのできなかったため、皆ひもじい状態であった。パース郊外の深夜のGSで水を入手、マクドナルドでハンバーグ、コーラ、ポテトで一息つくことができた。その後、ピナクルで夜明けを待とうということで、海沿いの道を北上。ダイレクトに行くなら1号線北上となる。

天リフのY氏がハンドルを握ってくれたが、みんな眠い。時々、みんなの言葉が少なくなるので、ドライバーに声をかけるのが仕事と感じる。こちらの一般道は郊外では100km/hになるが、海沿いの道はそれほど広くなく、少しフラフラとし、不安であった。Parking Areaが目に入り、どうか前の車がそこに入ってと念じたところ、願いが通じたのか入ってくれた。見上げた空には、輝く天の川で南天に来たと感動してしまう。そこで、トイレ休憩やドライバー交代をして、少し一息をすることができた。薄明の開始する5時すぎにピナクルへ到着した。昔の海底が隆起して、硬い部分がたくさんのモニュメントの様に残っている。日本で見ることのできない景色であり、星景ポイントのようであるが、疲れもあり、けっこうきつい朝となった。
私の古めのiPhone 5Sで撮影したので、ノイジーですが、雰囲気はわかるかと思います。


日本の自宅を出てから、1日と6時間である。昨日から、長い一日となってしまった。ピナクルの後で、Waddi Bush Resortへ1時間半ほどで到着した。平坦な風景と、点在するユーカリや、Bushや牧草の続くオーストラリアらしい広々とした風景が広がる。空は、あくまで青く澄み渡っている。


写真はWaddi Farmの入口で、そこからダートを数Km行ったところに滞在する場所がある。なんともスケール感が違う。

その2では、Waddiの状況について書く予定です。


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