へびつかい座の暗黒星雲2018年06月20日 12:11

オーストラリア撮影分も、残り少なくなってきましたが、本日アップするのはへびつかい座の暗黒星雲です。オーストラリアの暗い空だと、その付近は暗く落ち込んで見えます。

写真に撮影すると、パイプ星雲やS字星雲などの大変複雑な暗黒星雲が錯走しています。アンタレス方面に向かうような細長い暗黒星雲とのつながりもありそうです。こんなところに魅力を感じるのは、変態マニア気味かと思います。何か獣の様にも見えますし、反対から見るとNZ生息のキーウィ鳥の様に見えます。

天の川の中心部から徐々に色調がすこし茶色気味になり、青みをおびていく色調にもすごく惹かれます。

暗黒星雲を中心にした変態構図です。
撮影データ:Canon EOS6D (Starshop新改造) ISO1600 
Voigtlander APO Lanthar 90mm/F3.5  絞りF3.5 HEUIB-II使用 
4min x16 x 2 (東西2枚モザイク合成) (total 128min)
K-ASTEC GF50 ノータッチガイド
RAP2でDARK&FLAT補正→CS6でTIFF化→SI8でコンポジット→CS6モザイク合成後強調


コメント

_ 西本 ― 2018年06月26日 18:27

素晴らしい写真の数々、もうオーストラリアに行った気分にさせて頂いております。
今回の画角は、オーストラリアでしか撮り得ない写真だと痛切に感じますね!
天の川周辺の薄く青み掛かった色は、日本ではほぼ出し得ない発色です。昨年撮影したオーストラリアの画像処理では、青を如何に抑えるかがポイントだと感じましたが、こちらでは「出ないものは出ない」ってな感じですね! しかし何時もながら素晴らしいお写真、非常に勉強になります。^^

_ NIKON1957 ― 2018年06月26日 18:41

西本さん、こんばんは。
オーストラリアでないと、写せない領域もありますが、圧倒的な透明度や空の暗さは、日本との条件の差が大きいと思います。特に南天低い対象は如何ともしがたいと感じました。フラットやダークデータを重視して、元の画像をできるだけニュートラルにして、強調処理は控えめにしています。それでも、綺麗にしあがるのが南天撮影の良いところだと感じます。今年はもう一度、9月にチラゴーへ行きます。対象は、時期的に北半球でも撮れるところがメインです。
来年は、4月初めの予定でチラゴーが企画されており、行く予定です。もう一つ別の場所として、5月末にパース郊外のワディにも行く予定です。声がかかれば、すぐに手を挙げています(笑)。

_ 西本 ― 2018年06月26日 22:35

9月のチラゴーもいいでしょうね!。 
来年は4月ですか?5月末かと思っておりました、実は5月の日程は仕事的に厳しいかと思っておりましたが、4月ですと何とかなりそうです。しかしオーストラリアの空を求めて縦横無尽ですね、その価値は十二分に有ると思いますと共に、空の虜になるのもしょうがないですね!。^^

_ NIKON1957 ― 2018年06月26日 22:59

西本さん、
チラゴーとワディの時期は、反対でした。4月始めがワディで、5月末がチラゴーでした。混乱させてすみませんでした。お仕事の都合がつけば、またご一緒いたしましょう。オーストラリアの遠征地の情報も、流して行きます。

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