派手目のアンタレス付近2018年06月14日 19:29

カラフルタウンとして夏の定番となっているアンタレス付近ですが、昨年撮影できなかったので、今年の5月の南天遠征ではトライしてみました。

最近の画像処理のトレンドで、彩度が高めの処理が人気の様ですが、あまり意図せずとも大変彩度が上がってしまいました。自分でもびっくりです。日本から撮影すると、PM2.5の多いモヤモヤとした空のそれも低空での撮影なので、透明感がなくなりますが、南天ではそれが無い分とてもはっきりと写ります。M4の西側の微妙な青が魅力的です。もっとギンギンにすることもできそうですが、16枚からの処理なので、この程度でとどめました。

撮影データ: BORG77EDII+F4DG (330mm/F4.3)
Canon EOS6D(SEO SP4) HEUIB-II Filter使用 ISO1600 6min x16(Total 96min)
GP2赤道儀(BLDドライブ、AGS-1S改) M-GEN Kowa 75mmでデイザーガイド
RAP2でダーク&FLAT→CS6でRAW現像後TIFF→SI8でコンポジット→CS6で仕上げ

コメント

_ 西本 ― 2018年06月14日 20:36

これは素晴らしいと言うより凄いですね!。渾身の1枚ではないでしょうか?
強調しなければ現れない色が非常にナチュラルに違和感無く、ただ自然に有るように感じます。オーストラリアの空も有りますが、NIKON1957さんの画像処理技術が偉観なく発揮されてます。只々素晴らしいの一言です。 ^^

_ NIKON1957 ― 2018年06月14日 22:49

西本さん、ほめすぎですよ。冷や汗が出てきます。
アンタレス付近の作例は、これまでたくさんあるので、どうなるか不安で処理を進めました。好条件での元データが良かったのか、思いのほかカラフルになったというのが実情です。フラットの重要性ということで、これも現地の薄明フラットでの作成しました。EL板よりは、良いフラットで、無理なく強調できたのが、良かったかもと思います。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
石鎚山は何県にありますか?回答は〇〇県と

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://ishizuchi1957.asablo.jp/blog/2018/06/14/8894396/tb