平日遠征2014年01月28日 13:13

昨夜は、好天を約束された夜でした

PM2.5も少なく、星を撮影するのには絶好でした。
ということで、今日の午前中を年休をとらせてもらいました。
昨夜、仕事を終えて帰宅したのが9時も過ぎていたのですが、撮りたいものがあり、海まで1時間半のドライブで遠征しました。
到着したときは、カノープスが南中をすぎて、明るく見えました。
あわてて、セッティングをして、撮影を開始しました。
狙ったのはVela SNRと東のガム星雲でした。
また、処理ができたらアップします。

撮影終了後の南天です。ほ座からケンタウルス座の境界です。高度1度の星まで写っています。
撮影データ:Canon EOS60D (Central DS改) ISO1600 LPS-V3 FF使用
SIGMA70mm/F2.8 絞りF3.2 
2min30sec x1
GPD+BLD AGS-1S + Pencil BORG+DSI-Pro+PHD Guiding

その後、魚眼で真上にむけて撮影
かに座のプレセベあたりが明るいかなと思いましたが、やはりここに対日照がありました。淡く、黄道帯になって光が伸びているようです。
撮影データ:Canon EOS6D (SEO-SP4) ISO1600
EF8-15mm/F4 10mm解放、フードに合わせてトリミング 
8min x2
GPD+BLD ノータッチガイド

Yahooブログと少し違いがありますが、広告のないすっきり画面に好感をもちます。





青がでないVelaSNR2014年01月29日 12:34

月曜夜に遠征して撮影した、ほ座超新星残骸(Vela supernova remnant)の写真をアップします。

撮影計画は、ステナビにネット公開されている写真を貼り付けて考えました。構図はこんな感じと決めました。

今回はBORG77EDII+F4DG(330mm/F4.3)で狙いました。
低空のため、高度が10°を越えている時間は約2時間程度です。

前回遠征時にフィルターなしでテスト撮影したら、かぶりがひどくで、フィルターなしは厳しいと思い、LPS-P2を入れて撮影しました。これが良くありませんでした。

VelaSNR

撮影データ:Canon EOS60D (Central DS改) ISO1600 LPS-P2 FF使用
BORG77ED-II+F4DG 8min x10
GPD+BLD AGS-1S + Pencil BORG+DSI-Pro+PHD Guiding

国内作品は大変少なく、2011年にてげてげさんが撮影されている作品をとりあえずの目標としました。
途中で薄雲通過なんかがあり、結局2時間分の撮影はできず、80分のデータとなりました。青成分は白っぽく写っていますが、LPS-P2と低空の2つの要素で難しかった様です。

とりあえず、処理をしましたが、私の技術ではこんなものでした。
なかなかフィラメント構造を出すのは難しいです。

東のガム星雲 (Gum12b)2014年01月30日 12:12

今回の残りの東のガム星雲をアップします。

ガム星雲をカニに見立てたときに、シオマネキの爪のように見えるH-alphaです。大きな星雲ですが、あまり撮影されておりません。下の濃い部分はGum12bとなっているようです。上のほうはSh2-312のナンバーがついています。

撮影データ:Canon EOS60D (Central DS改) ISO1600 LPS-V3 FF使用
SIGMA Macro 70mm/F2.8 絞りF3.2 8min x6
GPD(K-ASTEC BLD+AGS-1S) + Pencil BORG+DSI-Pro+PHD Guiding

このGum星雲のナンバーはGylaxy Mapのページを参考にしました。
これによると、この辺りはこんな感じのナンバーです。

1月の撮影は、2回とも海への遠征となりました。良い夜に恵まれて良かったです。