今日は、先日のお盆の早い時間帯に撮影したさそり座南部の画像をアップします。撮影した8月14日、8月16日のどちらの夜も素晴らしい透明度でした。早い時間帯に、せっかくなので四国での南天限界ということで、さそり座南部を撮影しました。撮影条件が良かったので、高度5度以上のところは、ある程度の描写ができたと思います。
撮影データ:Canon EOS6D(HKIR改造) Auto WB, ISO 1600
Voigtlander APOLANTHAR 絞りF3.5 HEUIB-II filter使用、 4min x12 南北2モザイク (total 96min)
K-ASTEC GF-50 ノータッチガイド
RAP2 CS6でTIFF変換、SI-7でコンポジット&カブリ補正→ CS6でモザイク合成後 強調処理
この夜は、比較的大気光の影響が少ない夜でした。NGC6188も比較的綺麗に描写できています。
この夜の撮像した画像をDPPで見たものをアップします。南天の低空なので、飛行機がいっぱい飛んでいます。元画像でもNGC6188がそこそこ見えるので、四国でのデータとしてはこれまでで、ベストだろうと思います。
参考までに、2018年にオーストラリアで、同一条件で撮影したものがこれになります。
なんの処理をしないでも、とても綺麗に見えます。ヒストグラムのピークもかなり低いところにあります。こういう条件での撮影だと大変楽です。
今年は、豪州遠征できなかったのですが、真夏にさそり南部を撮影することができて良かったです。例年は、さそりやいて座の好機となる6月~8月に好条件で撮影することができません。来年は、是非とも遠征したいと思います。
今回もこれまでの画像処理をしていますが、この夏にマルさんの好意で、PixInsightの画像処理のワークショップをWEB開催してもらいました。まだ、十分理解していないのですが、自由度の高い画像処理ができて期待が持てます。秋の夜長、もう少し勉強をしてみたいと思います。
新型コロナは、徐々に減少傾向で、少しホッとしています。四国は人口も少なく、三密回避しやすいので、ここのところは感染報告が少なくなっています。冬のインフルエンザの時期までは、こんな状態が続くのではと思います。
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