この時期に南天に行くと、南十字が早い時間帯から、北中しています。西側にはガム星雲、東には南十字やコールサックが見えて、しみじみと南半球に来たと感じます。非常に明るくて、写りやすいηカリーナですが、肉眼でもこの辺りとわかります。ただ、色がわかりません。
今回は南天遠征にぴったりの小ぶりの90㎜レンズのVoigtlander APO
LANTHARで、撮ってみました。このレンズは、解放F値が3.5と暗めですが、前玉が小さく、49㎜フィルターです。これにステップアップリングで、HEUIB-IIを装着して撮影しています。少し周辺減光が大きいのですが、コマも少なくシャープなレンズです。
ノーフィルターで撮るよりも、H-alphaのコントラストが高くなります。また、若干再度上げ気味に仕上げました。
このレンズで、他の領域も色々と撮ったので、処理が楽しみです。
最近のコメント