天文ガイド9月号に採用2014年08月05日 20:55

先月に引き続き、天文ガイド9月号に山の上で魚眼撮影した夏の銀河を採用していただけました。今回も撮影条件の良さがポイントと思います。また、夏休みのこの時期に夏の銀河はタイムリーなのだと思います。

この夜は透明度も高い好条件の夜でしたが、大気光の影響が大きくて、広角撮影の多くは赤や緑のカブリに悩まされました。何枚も撮影したのですが、薄明にな る前の最後の3コマが、比較的大気光の影響が少なそうなので、作品に仕上げてみました。それでも、彩度を上げるとさそり座付近はピンクになります。

実際のDPPでの元画像はこんな感じです。
2台体制で撮影して、魚眼のほうは、ポタ赤(GF50)で、放置状態です。小さい画像でも、大気光の赤カブリがわかるかと思います。北のほうの松山方面のカブリは補正困難と考え、トリミング処理をしました。

今年は、なんとか夏の銀河アーチの作品を作ることができて良かったです。この撮影地で、秋の対象を思い切り撮影したいものです。


コメント

_ カムイミンダラ ― 2014年08月07日 21:37

天文ガイド入選おめでとうございます。
大気光の影響が有るにもかかわらず、綺麗に補正されて素晴らしい天の川になっていますね。さすが四国だと思います。

_ NIKON1957 ― 2014年08月07日 21:58

カムイミンダラさん、ありがとうございます。
四国の空の暗さと緯度の低さが、今回も大きな要素でした。
この夏の北海道は、お天気いかがですか?
hanaさんではありませんが、日本を脱出したい気分です。

_ てげてげ ― 2014年08月12日 21:19

やっと天ガを見ることができました。天ガ入選おめでとうございます。
写真を見て「地平線付近からどこまで写ってるんだ~」と思いました。
やっぱりフルサイズは広いですね。
フルサイズとこのレンズの組み合わせは、最広角側では全天を写せるのでしょうか。

_ NIKON1957 ― 2014年08月12日 22:43

てげてげさん、火山噴火のほうは大丈夫ですか。台風と噴火のダブルで大変だったのではと案じておりました。
この魚眼ズームは、フルサイズで円周魚眼から対角線魚眼までカバーできる、一本で何本分も楽しめる優れものです。今回は、対角線よりも少し広い焦点距離で、トリミングで北のカブリを処理しました。フルサイズならではの使い方と思っています。

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