12月20日のカタリナ彗星2015年12月23日 12:08

日曜の朝もよく晴れたので、カタリナ彗星を撮影できました。

今回は、いつもツインで撮影して、露出時間を少し伸ばす代わりに、撮影時間を少し短めにしました。前日の撮影分よりは、テールの分離が少し良くなりました。テールは淡くなっていますが、地球に接近しているせいか、写野を超えてのびているようです。
撮影データ:Canon EOS6D (SEO-SP4) ISO1600
BORG 77ED-II + F4DG(Twin)
HEUIB-II 5minx3 + No filter 5minx3 総露出時間30分 気温3度

EM200(AGS-1X改) M-GEN+Kowa75mmでsnake mode (1x1)でのデイザーガイド
RAP2でダーク&フラット→CS6でRAW現像→DSSでコンポジット→SI7でカブリ補正→その後CS6で強調


コメント

_ Heliconcon ― 2015年12月23日 22:13

NIKON1957さん、yatsuさん、こんばんは!

NIKON1957さんも二日連続ですか?気合入ってますね。
お写真を拝見しましたが、フラット補正がバッチリですね。
私の場合は上手くいっておりません。フラットの撮り方にも問題があるようです。
最近LEDパネルを買ったのですが、中華製で指の形に明るさのムラがあったりします。
使った減光のフィルム(アクリルと思ったが塩ビだった)も濃さにムラがありました。

ところで私も恒星追尾ばかりしています。しかも彗星の場合は2分程度と短くしています。
後で、メトカーフコンポジットした場合、イオンテールの濃淡がハッキリすると思うからです。
また、動画にすると動く様子も良くわかります。
でも反面露出不足で尾が薄くなってしまうのが悩みの種です。
イプシロンのような明るい光学系を使うのが良いと思いますが、持っていません。
今回はF4でISO3200の2分で撮像しました。しかし、湿度の為か、大気の汚染具合か背景が茶色(カフェオーレ色)になっていて、フラットが上手く決まらず色ムラも出て補正に苦労しました。
とにかく今年は、天気が良くないので、皆さん天気の良い日は見逃さないように頑張って下さいね。
因みに松山の朝は晴れていたようですが、今日は仕事でした。

_ NIKON1957 ― 2015年12月24日 21:11

Heliconconさん、こんばんは。
私はEL板とRAP2で、フラットを作成しています。できるだけ、撮影直後に作成するようにしています。フラットが合うようになったのは、フラットダークを作成するようになってからです。もしされていないのであれば、是非ともすることを勧めます。
今年は、梅雨から夏場にかけては、お天気がダメでしたね。エルニーニョの影響なんでしょうが、来年はどうなるかですね。

_ Heliconcon ― 2015年12月24日 21:57

NIKON1957さん、こんばんは!

私もフラットのダークは撮っています。バイアスまでは処理していませんが・・・
フラットとダークを30枚程撮ってRAP2で平均しています。
カメラの取り付け位置によって別に撮っています。
対象フレーム用のダークは現地で同じ感度・時間で撮っています。(数は少ないですが・・・)
夏ごろはフラットも合っていたのですが何故でしょう?霧と光害のせいでしょうか?
ELパネルはカット出来るものもあるので、欲しかったのですが、A3になるとかなりお高いのでLEDパネルにしました。
減光用のフィルムにムラがあってこれも問題の1つです。

それから私はブログをしていないので、昨日AstroArtsさんの投稿画像ギャラリーにアカウントを作ってカタリナ彗星の画像をアップしてみました。
初めてなので入力データの位置よく分かりませんでした。

_ yatsu ― 2015年12月25日 19:34

NIKON1957さん、こんばんは。

拡大して拝見しました。
長いテールが迫力ですね!
それに、小さい銀河がたくさん写っていて、感動しました!!

Heliconconさん、こんばんは。

私は、無難なスカイフラットですが、時間が惜しいです。
フラット用光源+RAP2を使えるようにしたいです。

_ NIKON1957 ― 2015年12月25日 19:40

Heliconconさん、こんばんは。
AstroArtsの写真拝見しました。760mmの焦点距離と彗星核のコンポジットで、テールの詳細が綺麗に写っていて、見ごたえがあります。SEO-COOLED 6Dをお使いなのですね。二台のSEO-SP4うちの一台を冷却改造に出すか、NIKON D810Aにするか悩み中です。
フラットは、反射では特に難しい様に思います。フルサイズのカメラで反射で、良いフラットを作成できたことがありません。カメラの回転の要素もあって、さらに難しいのだろうと推察しています。
フラット後の画像についても、強調前にカブリを処理したり、ムラの処理をしたりして、できるだけ下処理で整えた後に、強調処理しています。

_ NIKON1957 ― 2015年12月25日 19:45

yatsuさん、こんばんは。
北天方面は、けっこう系外銀河が多いので、これからの撮影では写りこんでくることが多いと思います。また、晴れたら撮影してみるつもりです。
現地でのスカイフラットはたぶん、フラットとしては良質のものが得られると思うのですが、明るくなるまで待つのがつらいので、EL板のフラットです。

_ Heliconcon ― 2015年12月25日 21:26

NIKON1957さん、こんばんは!
近年は収入がめっきり減ったのに天体機材にお金を使い過ぎました。
バーダーのコマコレを買ったばかりだったのですが、コレクターPHが出たため衝動買いをしてしまいました。
しかしこれは値段だけのことはあります。買って良かったと思っています。フルサイズの隅までシャープな星像が得られます。
更にSEO-COOLED 6Dまでも買ってしまいました。これで夏でもノイズの少ない画像が得られると期待しています。
10分程で外気温-20℃から-25℃ぐらいまで冷やせます。電流は12Vで2.5A程です。
でも遠征するとなると5,6時間使用可能な電源が要ります。ポータブル電源20Ahでは十分持つ筈ですが実際にはギリギリです。
彗星撮像では冷却していません。
ダークを撮る場合、冷却温度が外気の状態に左右されますから、現地で撮ることになります。
温度の調節が出来れば良いのですが・・・
やはり専用の冷却CCDが欲しくなっちゃいますね。(いかんいかん)

yatsuさん、こんばんは!
確かに現地でのスカイフラットが良いかも知れませんね。
試してみる価値はありそうです。
それから画像処理ですがRAP2でダーク・フラット処理をした後、フォトショップCCで現像して、ステライメージ7でコンポジットすると更に良くなりました。

_ Heliconcon ― 2015年12月25日 22:09

NIKON1957さん、
D810Aについて調べて参りました。お値段は高いですが天体撮像に特化した便利な機能も持っているようで、迷うところですね。
フルサイズで画素数も多いですから、よりシャープな画像が得られそうですね。
SEO-COOLED 6Dは52mmのフィルターが使用できます。ケンコーのネビュラフィルターではハロが出ました。

_ NIKON1957 ― 2015年12月26日 15:31

Heliconconさん、こんにちは。SEO-COOLED 6Dの情報ありがとうございます。フィルターを使えるのが魅力です。重量が少し重くなりそうですが、許容範囲とも思います。あまり晴れないこの時期は、色々と考えてしまいます。

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