GS200-RCとBORG 0.70DGTの組み合わせ ― 2014年06月01日 16:58
まずは、懸案であったBORG0.70DGTが使えるかどうでしたが、これはBORG7552にスタークラウドさんの薄型T-リング(M42P0.75) を使うことで、フォーカスが出ました。中心部の星像はまずまずでしたが、周辺像の劣化と原因不明の片ボケもあり、とても使う気にななれません。薄型T-リ ングにしたために、バックフォーカスが合っていないのだと思います。
結局、BORGで使えるのは、0.85DGLと0.78DGTでした。しばらくは、梅雨もあり、夏の星雲を撮影するので、長焦点撮影チャレンジは、秋までお休みとします。
昨夜は、その後普通に夏の天の川を撮影しました。夏の夜は短くて、すぐに薄明がきます。
北アメリカ星雲(NGC7000) ― 2014年06月01日 17:08
天頂付近にまで上がり、長い時間撮影できるせいもありますが、テストにも良く使います。今回は、G200-RCの最後のテストが不調に終わり、がっかりしたなかでの撮影でした。少し構図がいい加減です。
BORG77ED+F4DGですが、少しフォーカスが甘いかもしれません。この組み合わせでのベストフォーカスだとかなり星像が小さくなります。
BORG77EDII+F4DG (330mm/F4.3)+HEUIB-II 5min x6
ATLUX赤道儀(K-ASTEC改) Pencil BORG+DSI-Pro PHD Guiding
RAP2でフラット補正→CS6でRAW現像してTIFF変換→DSSでコンポしてFits変換→SI7でデジタル現像後TIFF変換→CS6で仕上げ
この他にも少し撮影しています。またおいおいアップします。
M8とM20付近 ― 2014年06月02日 12:49
M8は、夏の王者とも言うべき星雲です。大変明るいのですが、普通に処理すると白とびしたり、逆に平坦にのっぺりしてしまいます。この辺の処理をうまくしたいと思いました。もう少し画像処理の引き出しを増やす必要があります。
使いまわしのフラット補正なので、ゴミなんかが影響しているかもしれませんが、フラット自体は良く合っており、画像処理は単純にできました。
BORG77EDII+F4DG (330mm/F4.3)+HEUIB-II 5min x11
ATLUX赤道儀(K-ASTEC改) Pencil BORG+DSI-Pro PHD Guiding
RAP2でフラット&ダーク補正→CS6でRAW現像してTIFF変換→DSSでコンポしてFits変換→SI7でデジタル現像後TIFF変換→CS6で仕上げ
少し南へモザイク ― 2014年06月03日 12:31
天の川のなかを複雑に交錯する暗黒星雲、黒点のような暗黒星雲などがあって、楽しい領域です。
ここのお手本はTK_Starlightさんが、同じ機材で撮影された9コマモザイクの大作があります。
この撮影システムは、大変軽量でシャープです。遠征にも気軽に持って行けるので、南天限界をきわめながら、四国の空とHEUIB-IIで、もう少しモザイクを広げて行きたいと思っています。
しかし、もう今年は無理なので、来年の目標とします。
BORG77EDII+F4DG (330mm/F4.3)+HEUIB-II
北4min x11、南4min x4
ATLUX赤道儀(K-ASTEC改) Pencil BORG+DSI-Pro PHD Guiding
RAP2でフラット&ダーク補正→CS6でRAW現像してTIFF変換→SI7でコンポジット、カブリ補正→CS6で仕上げ
覚えの星雲名です
こぎつね座付近の暗黒帯 ― 2014年06月04日 12:45
こぎつね座は、はくちょうの頭の近くにある星座で暗黒帯をはさんでアルビレオの南側になります。暗黒帯の近くには、赤い星雲が良く見られます。ここを今回は2枚モザイクで撮影しています。
BORG77EDII+F4DG (330mm/F4.3)+HEUIB-II
5min x6, 南北2コマモザイク
ATLUX赤道儀(K-ASTEC改) Pencil BORG+DSI-Pro PHD Guiding
RAP2でフラット&ダーク補正→CS6でRAW現像してTIFF変換→DSSでコンポジットFITS保存→SI7でカブリ補正TIFF変換→CS6で仕上げ
星雲の名前を入れておきます
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