はくちょう座尾部その2 ― 2015年09月15日 12:47
ここは、北アメリカとペリカンが有名ですが、その北側は暗黒星雲が多くて、メジャー対象が少ない領域です。
Zeiss APO Sonnar135mm/F2 絞りF2.8 2.5min x14 気温17度
ATLUX赤道儀(K-ASTEC AGS-1S改)
Famisco60改+QHY5L-II DSI-Proで PHD Guiding
RAP2でダーク&フラット→CS6でRAW現像→SI7でコンポジット&カブリ補正後→CS6で仕上げ
例のように、星雲名を入れてみました。
しかし、先日アップしたものとは、うまくつながりません。
GENTAさんに、わざわざモザイクのためのデバイスを送ってもらったので、勉強して使うようにします。
GENTAさん申し訳ありませんm(_ _)m。
APO Sonnarは、F2.8でも、周辺星像の乱れがほとんどなく、気持ちよくモザイクできます。一番よく使うレンズになっています。使用頻度からいうと、最もお買い得です。
コメント
_ yatsu ― 2015年09月20日 19:38
_ NIKON1957 ― 2015年09月21日 09:28
天の川の色ですが、色調は場所で異なっていると思います。背景色の基本はニュートラルグレーとされていますが、天の川の部分では、少し背景色に赤っぽい色が乗っていると思います。また、暗黒部は、グリーンや淡い赤が複雑に交錯しています。
良いフラットを作成して、他の作例なども参考にしてニュートラルグレーに近い部位を基準にしたら良いと思いますが、最終的には自分の好みで良いのではないでしょうか?
M-GENですが、9月予約分はまだ到着してくれません。
これまで、PHD-Guidingでのオートガイドばかりでしたので、スタンドアローンタイプのオートガイダーに期待しています。
一つは、テザリングの機能がどうか期待しています。非冷却6Dだと、コンポ後にノイズが乗りやすいです。この部分に期待しています。
もう一点は、海外遠征時の使用に期待しています。yatsuさんは、すでに海外遠征に出かけられおり、うらやましいです。できるだけ、軽量な装備で、良い成果を残したいのですが、このコンパクトなガイダーは期待しています。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
_ yatsu ― 2015年09月22日 21:50
やはり、かなり複雑な色調構成となっているのですね。
たいへん勉強になりました。
夏の天の川は終わりましたが、冬の天の川を撮ってみたいと思います。
昨日、岡山県の八塔寺に遠征してまいりました。たくさんの方々が撮影に来られており、M-GENに注目されている方も何人かおられました。
コンパクトな機材でもしっかり撮れるのは本当にありがたいと思います。
それでは、今後ともよろしくお願いいたします。
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お写真やブログの記事、いつの楽しく拝見し、また、大いに参考にさせていただいております。
サドル付近と北アメリカをつないだお写真、たいへん見ごたえがありますね!
2点ほどコメントなど書かせてください。
<1.天の川の色について>
最近、わたしも少しですが天の川を撮影すようになりました。
変化に富み、表情が豊かな天の川は、わたしにとって撮影が楽しい対象です。
しかしながら、色調については表現が難しいと感じます。
いろいろな作例をみると、作者によって青っぽかったり赤っぽかったり緑っぽかったりと、様々です。そこで質問ですが、
天の川の色調のスタンダードというのはあるのでしょうか?
ある程度の範囲なら好みで表現してもよいのでしょうか?
<2.M-GEN オートガイダーについて>
NIKON1957さんもM-GENの導入をお考えとのことですが、実は私も7月から使っておりますので、勝手ながら感想を書かせていただきます。
わたしはビクセンAP赤道儀+M-GENという組み合わせで使っておりますが、きわめてコンパクトで機動性抜群だと感じております。(先日、海外遠征で使用してまいりました。)
FS-60CB(レデューサーをつけて焦点距離255mm)で使用しておりますが、7分露光で星像は真円でしたので、APが本格的な赤道儀に変身した感じです。
また、ディザリング機能のおかげで「何が何でもコマ数を撮らねば!」というプレッシャーから少し解放された気がします。(もちろん、枚数が多いにこしたことはないと思いますが・・・)
また、電源の悩みからも解放され、モバイルバッテリー(SONY CP-B20)で、赤道儀とM-GENを(今の季節の日本でしたら)一晩駆動できております。(ただし、レンズヒーターは別の電源からとっております。)
欠点はと言いますと、操作に慣れるのに(わたしの場合は)ちょっと時間がかかってしまいました。
・・・と、わたしは上記システムでの撮影をたいへん楽しんでおりますもので、つい感想を書かせていただきました。
長文になってしまい、すみません。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。