タカハシ1.04xマルチフラットナーで異種格闘技2019年11月22日 18:06

タカハシの1.04xマルチフラットナーが発売されてから、1年以上になります。多くの2枚玉の古い機種に対応できるようにCAリングもいくつかの種類が出ています。
異種格闘技は、数年前にGENTAさんがトライされて、私もBORG60EDとTAKAHASHIC0.72Xで試lしたことがあります。結構面倒な事が多くて、純正に比べると、そこまで良い画像にならず、骨折り損のくたびれ儲けの感じでしたでので、手を出さずに我慢しておりました。
天リフで、FOT104とタカハシ1.04Xマルチフラットナーの組み合わせで良い結果を出している記事を見て、ついムラムラとしてしまい、ポチッとしてしまいました。この記事では3枚玉のFOT(fl=650mm)で、適切なCAリングについて考察しておりますが、焦点距離からはCAリング76が適合しそうだったけれど、実際はCAリング65のほうが良い結果を得たとの事でした。
BORG125SDは2枚玉の焦点距離750mmの鏡筒なので、CAリング100が適合しそうということで、これを選択しました。
BORGとの接続に使うM57オス-M56オスの接続リングは、COSMO工房さんで作成したのがあるのでこれを利用しました。


実際にBORG125SDと接続してフォーカスが出るかどうかという問題ですが、これまでBORG100EDやBORG125SDに色々なReducerやフラットナーを使うため、φ115mmの鏡筒もL360mm, L295mm, L185mm, L150mm, L90mmなどを持っているので、組み合わせて使います。
今回はL360mmに中判ヘリコイドにBORGカメラADII【8035】を介して、上記のフラットナーをつけました。BORG沼にどっぷりと浸かっているからできます。


昨日の晴れ間にテストしました。
画像処理をしておりませんが、こんな感じです。
撮影データ:BORG125SD+TAKAHASHI 1.04Xマルチフラットナー+CAリング100 フラットナー前にHEUIB-IIを入れる。
TAKAHASHI EM200(AGS1-X改) BORG50+QHY5L-II, PHD Guidingでオートガイド
Canon EOS6D(HKIR改造) ISO1600 3min 露光
M42の下に青いカブリが出ていますが、HEUIB-IIのフィルターの位置が悪かったのかもしれません。

PIXEL等倍画像はこんな感じです。


製造中止パーツや特注パーツが必要なので、お勧めできる組み合わせではありませんが、二枚玉鏡筒のフラットナーとしては、十分使えると思います。
焦点距離は780mm F6.24となります。R200SSとコマコレクターPHと競合する組み合わせでした。使う頻度を考えると、無駄遣いとなったかもと思いました。でも、こういうのは楽しいです。

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