IC1805&IC1848と二重星団2015年08月25日 18:56

夜半過ぎの空は、秋の対象が高度を上げてきます。
この前のNGC7822の次に撮ったのは、Heart & Soulとも言われる、IC1805とIC1848と二重星団(h&χ)です。カシオペアの少し下になります。肉眼でも、淡い秋の銀河と二重星団は見えます。

写真で撮ると、赤い星雲の形状が面白く、アップで撮られることの多いIC1805とIC1848です。なぜん、こんな形態となるのかは、不思議でなりません。参考星雲の周りには、暗黒帯がつきものです。これも、面白いです。
撮影データ: Canon EOS6D(SEO SP4) ISO1600 
Zeiss APO Sonnar135mm/F2 絞りF2.8 2.5min x17 気温21度
ATLUX赤道儀(K-ASTEC AGS-1S改)
Famisco60改+QHY5L-II DSI-Proで PHD Guiding
RAP2でダーク&フラット→CS6でRAW現像→SI7でコンポジット&カブリ補正後→CS6で仕上げ



コメント

_ yatsu ― 2015年08月25日 22:06

いつも楽しく拝見しております。(コメントさせていただくのは久しぶりです。)

IC1805とIC1848と二重星団(h&χ)の構図は、いつか撮影してみたいと思っておりました。散光星雲のふわっとした透明感がとてもきれいですね。

ところで、APO Sonnerはかなり重量があると思うのですが、赤道儀にはレンズの部分を取り付けておられるのでしょうか?

_ NIKON1957 ― 2015年08月25日 22:48

yatsuさん、こんばんは。
APO Sonnarは、K-ASTECさんの専用の2点固定のバンドを使用して、アルカスイス規格のプレートに固定しています。小さな望遠鏡のイメージです。アルカスイス規格のクイックシュー経由て望遠鏡に載せます。カメラは、ぶら下がった状態です。

_ yatsu ― 2015年08月26日 20:31

ご回答いただき、ありがとうございます。
たいへん参考になりました。

やはりK-ASTECさんのバンドを使っておられるのですね。
でも、K-ASTECさんではもう販売しないらしく、残念です。

135mmくらいで撮ってみたい天体はいろいろあるのですが、
255mmなどでモザイク合成ができるように、精進したいと思います。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。

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