南天遠征2ケ月前2017年03月25日 16:00

年度末の週末を迎えました。予定もなく、時間はあるのですが、お天気はイマイチです。というわけで、今週末は2ケ月後に控えた、南天遠征の準備中。

飛行機で運べるバッテリーは、リチウムイオンでは150Wh以内のもの2個までという制限があります。そのため、いくつかのモバイルバッテリーをテストしたのですが、電源対策がむつかしいと感じたD810Aは、今回は持っていかない事にして、6Dを2台使用することにしました。
以下の記事は、すべて自己責任で施行しております。決して、良い子は真似をしないでください。

6Dの電源は、モバイルバッテリーのUSB5V出力を少し高めの7.6Vに昇圧して使用します。何度もタイマーで繰り返し撮影して、エラーの出ないことを確認しました。とりあえず、電池でのバックアップもすることにしました。

さて、南緯17度の彼の地での5月末の夜間の温度は18度前後との事です。当初は冷却は考慮外としました。SEO COOLED 6Dは、本来は12V(2.5A)の使用で、30Whです。モバイルバッテリーでの使用は不可能と思っていました。しかし、電圧を下げても冷却されることは、確認していました。
室温16度で、乾電池5個(7.5V)の冷却でどうなるかです。単1の電池ボックスのうち2個を短絡して、1個をダミー電池をスペーサーに入れて7.5Vの電池ボックスを作成しました。これは、6Dのバックアップにもなります。D810Aでは、やはりダメでした。なぜなんだろうと思います。

これを冷却すると思いのほかよく冷えてくれます。冷却ファンは極めて静かに回っています。
最終的には、室温から17度くらい低い-1.6Vまで冷えました。
計算上ですが、単1の電池は1個で10-11W程度で、5個だと計算上は、5時間くらいは冷やせるかと思います。3夜をフルに冷やすとなると、30個くらい単1電池がいることになります。現地で調達できれば、使ってみようかと思っています。

2017.3.28追記
下のコメントのやりとりの様に、5VでもSEO Cooled 6Dは冷却可能との情報をいただきました。
ありがたいことにモバイルバッテリーからのUSBケーブルからの5Vの給電でも、冷却可能でした。計算通りの約1Aの電流で、当初の30Wから5W少々に消費電力を低減できます。また、冷却温度も室温より15度以上冷却できて、十分な温度となりました。
モバイルバッテリーで一晩は十分な冷却ができそうなので、これを持って南天に行くことにしました。

コメント

_ yatsu ― 2017年03月26日 20:22

NIKON1957さん、こんばんは。

いよいよ南天まで2か月を切りましたね。
私もCooled 6Dを持ち込むか悩んでおります。今回ごいっしょするNさんから5Vで試してみるようアドバイスをいただいておりましたので、先ほどやってみました。リチウムイオンバッテリーのUSB 2.1Aに接続しましたが、室温マイナス14度冷えました。電流計をつないでみましたが、5Vでちょうど1A流れるました。
電源以外に心配なのは、Cooled 6Dは重く、前後に長いので、たわみやスケアリングがどうかということです。近日中にテストをしたいです。

_ NIKON1957 ― 2017年03月26日 22:21

yatsuさん、こんばんは。
Nさんは、5Vで冷却ですか?14度冷えたら、十分ですよね。5V/1Aならば、さらに省電力で、モバイルバッテリーで一晩まかなえますね。今度試してみます。
Cooled 6Dの保持の仕方ですが、私はこうしているというのを今度アップしますね。

_ yatsu ― 2017年03月27日 00:10

Cooled 6Dの使用を前向きに検討したいと思います。
保持の仕方についてのご助言、楽しみにしております。

_ NIKON1957 ― 2017年03月27日 23:08

モバイルバッテリーからの5V/1Aでの冷却できますね。私のは室温-18度でした。これだと、チラゴーで0度ですね。温度も変動なく、安定しています。目からウロコでした。電池は予備でいけそうです。

_ のんた ― 2017年04月06日 07:17

12V以下でもそれなりに冷却してくれるんですね。海外遠征には重宝しそうです。
参考にさせていただきます。

_ NIKON1957 ― 2017年04月06日 22:18

のんたさん、こんばんは。
7.5Vでも5Vでも、SEO Cooled 6Dは予想以上に冷えてくれます。当初想定していなかった冷却でしたが、めどが立ったので、もっていく予定です。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
石鎚山は何県にありますか?回答は〇〇県と

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://ishizuchi1957.asablo.jp/blog/2017/03/25/8420269/tb