明けましておめでとうございます ― 2019年01月03日 13:02
Quad Band pass filterとLPS-V4の違い ― 2018年12月10日 20:02
Astro Duo-Narrowband ― 2018年12月09日 15:51
春がきた ― 2018年03月04日 11:08
昨夜も一昨夜も、満月過ぎの月が綺麗に見えました。今日は、朝から好天で暖かく、午後には20度を超えるとの予報もあり、寒かった冬もようやく終わりを告げてくれそうです。
さて、アイちゃんのブログで、シグマから新レンズの発表があるとの事がアップされており、シグマのHPを確認しました。しばらく前からディスコンになっていた70mmのマクロがArtレンズとしてリニューアルされることになったようです。
旧型の70mmマクロはカミソリマクロの異名を持ち、コマ収差の少ないカリカリの星像を呈してくれました。ただ、ピントの会った状態では、青ハロが出るのが欠点でした。
以下、新レンズのHP記載のコピペです。
旧レンズも9群10枚で、3枚のSLDグラスの構成でしたが、新レンズは10群13枚で、「FLDガラス2枚、SLDガラス2枚に加え、屈折率が高く異常部分分散性の高いガラスも1枚採用し、軸上色収差を徹底的に補正。さらに非球面レンズ2枚を採用し、最短撮影距離付近の解像感を向上させました」とある。また「残存色収差を極限まで補正し、優れた描写性能を実現しています。」
以前、旧型マクロで撮影したへびつかい座の暗黒星雲を、見直して少し補正しました。青ハロが多いのですが、これを消そうとすると、全体のカラフルさがまで消えてしまいそうです。新型マクロで、ハロを気にせずに、高分解のキレの良いレンズで再挑戦したいと思いました。
撮影データ: Canon EOS50D(Central DS改) ISO800 HUIB FF使用
Sigma Macro 70mm/F2.8 絞りF3.5 10min x4
これから、早朝にさそり座を撮影していくつもりです。5月にはオーストラリア遠征も予定しています。
2017年を振り返り(機材編) ― 2017年12月30日 16:41
1月には、3台目の6D(Starshop新改造)を入手しました。これまで6Dを3台入手して使っています。
1台目(SEO-SP4)は落下事故でマウント部に狂いが生じ、スケアリング調整リングを作り、直焦点専用機として活躍しています。2台目は、冷却改造6D(SEO-Cooled)です。冷却6Dは、夏場にはノイズ低減効果が顕著でありがたいのですが、重さとレンズ接点がないので、絞りのコントロールなどが不便であったため、もう一台Starshop新改造の3台目の6Dを入手しました。大変綺麗なカメラでしたが、残念なことにスケアリングチェックで、狂いがあったので、マウント側でシムテープを切って調整しました。
マウント側のネジは、大変渋いので、ふつうに回すとなめる恐れがあります。できるだけ、しっかりしたドライバーを使い、ネジ滑り止め液を併用してはずす必要があります。
6D Mark IIが出ていますが、ノイズ面では6Dと差がないので、現状では、このままで良いと思っています。高解像度のD810Aは、電源問題で海外遠征に持って行かなかったのですが、天文ガイド1月号にUSBパワーコンバーター記事があり、これを参考にして考えてみます。
6D以外には、オーストラリア遠征に備えた小物をいくつか購入
スーツケースにFP32Nを買ったけれど、かなり小さめでした。大事な機材の保護には、少し安心感がありました。
ソフトは以下の2つを導入
CCD Inspector
SI-7をSI-8にバージョンアップ
D810A用レンズなどで
Samyang 135mm/F2
Tamron SP 45mm/F1.8
Takahashi NIKONマウント
PrinterをPro9000からPro10Sへ
最後に望遠鏡やオートガイダー関係です。
SS-one Autoguiderのために、ASI120MMを導入しました。これは、主にM-GENのバックアップとして使っていますが、ガイド精度はM-GENのほうが良いですが、使い勝手やインターフェースはSS-oneのほうが良い感じです。
ということで、GP2にSS-one用Aセット、すなわち自動導入モータとSS-one Autoguider Proを導入しました。
今年の遠征にはGP2にK-ASTECさんのバックラッシュレスドライブのモーターとAGS-1Sの組み合わせで駆動して、PC導入としました。理由は、電源消費量が少ないためでした。しかし、オールインワンのAutoguider Proならば、2軸駆動に加えて、PCレスのスマホのSkySafari経由の無線での導入ができ、オートガイドもできます。またテストして、電源消費量もチェックしていきたいと思います。
K-ASTECさんからレボルビング装置など
大物なしで、一年我慢しました。その代わりに、南天遠征で撮影機会を増やした状況です。
9月に60歳を迎えましたが、後何年健康に過ごして、星を楽しむことができるか、考えるようになりました。健康年齢が70歳まであったと仮定すれば、後10年しかありません。50代の10年も速くすぎていきました。天文活動的には、再開して、それなりに楽しんできたと思うのですが、仕事とのバランスには苦労しました。体力的にも徐々に厳しさを感じています。
これまでは仕事あっての趣味、趣味と仕事のバランスをとりつつ、楽しむスタンスでしたが、来年以降は、少し仕事をセーブしつつ、もう少しゆっくりとした時間で楽しみたいと考えています。来年4月以降は、パートタイマー兼フリーターとして、働いていく予定となっています。管理職的な部分をそぎ落して、これまでの経験を生かした実務での仕事のみに絞っていくつもりです。
とりあえずの楽しみは、1歳4ケ月となる孫娘の相手をするのが一番です。ジッジと呼んでくれるようになりました。天文活動は、寒さに負けずに、やっていく予定ですが、お天気次第といったところです。
来年は5月と9月のオーストラリア遠征を予定しています。これから、撮影計画をたてて、それに基づいた準備をしようと考えています。
来年も、つたないブログですが、お付き合いいただけたらと思います。
しかし、またヤフーがブログを変えるようなので、もしかしたら平行してやっているもう一つブログとFBに移行するかもしれません。
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