さそり座南部2020年04月06日 12:23

新型コロナウイルス感染の蔓延で、世間の不安と緊張が高まっております。特に首都圏や京阪神、名古屋圏、福岡などの大都市圏でのオーバーシュートのリスクが高まっています。
医療崩壊の可能性も言われております。不要不急の外出を避けて、感染しないと同時に他人にうつさないという事がキモになると思います。イタリアやスペイン、NYなどでの惨状はけっして他人事ではないと思います。

そのような世間の不安とはうらはらに、週末は好天で桜も満開でした。不要不急の外出をせずに、家のなかでひっそりと暮らしておりました。2週間前の連休(これが好天のため、首都圏ではコロナ疲れで緩んだと言われている)に、一人で佐田岬半島に遠征したときの写真をアップします。この夜は超低空は真冬の様な抜けではありませんでしたが、そこそこの好条件でした。その夜の最後に撮ったさそり座南部の写真です。さそり座の南部には、彼岸花や出目金、エビ星雲などの散光星雲と暗黒帯がからんで、とても魅力のある領域です。低空のほうは、カブリが生じて、かなりマスクをして処理を勧めました。

撮影データ:Canon EOS6D(HKIR改造) Auto WB, ISO1600
SIGMA 70mm/F2.8 Art 絞り解放  No filter 3min x10 (total 30min)
SWAT300 ノータッチガイド

さて、4月も5月も今回は豪州遠征は不可能になりました。豪州で撮影すると、この領域は天頂にくるので、構図取りが大変ですが、その後の処理は極めて楽になります。
とりあえず、この領域の自分の標準参考画像もアップしておきます。


しばらくは、世間の状況をみながら、全ての活動の自粛が要請されるかと思います。なんとか、この苦境を乗り越えられるように祈っています。