春がきた ― 2018年03月04日 11:08
昨夜も一昨夜も、満月過ぎの月が綺麗に見えました。今日は、朝から好天で暖かく、午後には20度を超えるとの予報もあり、寒かった冬もようやく終わりを告げてくれそうです。
さて、アイちゃんのブログで、シグマから新レンズの発表があるとの事がアップされており、シグマのHPを確認しました。しばらく前からディスコンになっていた70mmのマクロがArtレンズとしてリニューアルされることになったようです。
旧型の70mmマクロはカミソリマクロの異名を持ち、コマ収差の少ないカリカリの星像を呈してくれました。ただ、ピントの会った状態では、青ハロが出るのが欠点でした。
以下、新レンズのHP記載のコピペです。
旧レンズも9群10枚で、3枚のSLDグラスの構成でしたが、新レンズは10群13枚で、「FLDガラス2枚、SLDガラス2枚に加え、屈折率が高く異常部分分散性の高いガラスも1枚採用し、軸上色収差を徹底的に補正。さらに非球面レンズ2枚を採用し、最短撮影距離付近の解像感を向上させました」とある。また「残存色収差を極限まで補正し、優れた描写性能を実現しています。」
以前、旧型マクロで撮影したへびつかい座の暗黒星雲を、見直して少し補正しました。青ハロが多いのですが、これを消そうとすると、全体のカラフルさがまで消えてしまいそうです。新型マクロで、ハロを気にせずに、高分解のキレの良いレンズで再挑戦したいと思いました。
撮影データ: Canon EOS50D(Central DS改) ISO800 HUIB FF使用
Sigma Macro 70mm/F2.8 絞りF3.5 10min x4
これから、早朝にさそり座を撮影していくつもりです。5月にはオーストラリア遠征も予定しています。
おおいぬ座からカノープス ― 2018年03月13日 20:10
早い時間帯の宇和海の方向は、飛行機が飛びまくり、どうしようもないのですが、とりあえず撮影しました。
傾斜カブリ、光害カブリなどで、処理に難渋しました。できれば、光害カットフィルターを使いたいところですが、広角レンズでは、フルサイズ周辺像の劣化が目立つのでノーフィルターです。
Canon EOS6D(Starshop新改造) 150sec x8 (Total 20min)
GF50 ノータッチガイド
ガム星雲 ― 2018年03月14日 20:03
早朝のさそり座 ― 2018年03月31日 10:51
先週日曜の桜は3分程度で、まだまだであったのが、今朝は既に緑の葉っぱが目立つようになっています。今年の桜の満開を見逃した感じです。
この時期、春霞や花粉との闘いになりますが、抗アレルギー剤を服用しながら、早朝撮影をしてきました。
薄明直前には、アンタレスも南中近くになります。そこで、さそり座を撮ったので、アップしますが、南天低い対象なので、透明度が大変重要です。撮影した夜は、そこそこの条件であったのですが、撮影枚数が十分でなかったので、結果はイマイチ感があります。使用したレンズは、Voigtlander APOランサ-90mm/F3.5というマニアックなレンズです。解放Fが3.5と暗いのと、周辺減光が大き目ですが、コマ収差が少ない良いレンズです。フィルター径が小さめの49mmなので、ステップアップリングを使い、52mmのHEUIB IIを入れての撮影でした。この組み合わせでの星像の劣化はありませんが、アンタレスにゴーストが出ました。
Canon EOS6D(SEO-SP4) 4min x16 (Total 64min)
GF50 ノータッチガイド
明日から新年度になります。年齢のせいもありますが、自分自身の働き方改革をしました。今年は、星の撮影をもう少しできるかなと思っています。
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