APO Sonnar開放で銀河中心 ― 2017年05月06日 09:20
それを忘れて、絞り解放で撮影したものです。かなり露光オーバーとなり、失敗したと思ったデータでしたが、処理してみました。
APO Sonnarの解放では、明るい星が周辺で銀行の地図記号の様な形状に変形することと、周辺現光が目立つことを除けば、問題はない様です。
天の川の最も明るい部分ですが、複雑にうねる暗黒星雲に目が行きます。しかし、この領域は、家内には大変不評です。やはり、色の豊富な散光星雲が一般受けが良い様です。
APO Sonnar135mm/F2 絞りF2 150 sec x6 (total 18min)
ATLUX赤道儀(AGS-1S改) M-GEM + Kowa 75mm でガイド
RAP2でフラット&ダーク処理→CS6でRAW現像TIFF化→SI7でコンポジット&カブリ補正→CS6で強調と補正処理
330mmでは窮屈でした ― 2017年05月07日 12:07
APO Sonnarでさそり座南部 ― 2017年05月09日 18:37
135mm/F2.5で2分x16枚で、お手軽ノータッチガイドで撮影したものです。
銀河に沿って撮影しており、モザイクとするにはカブリの影響や大気差もあって、なかなか難しいです。
彼岸花と出目金の領域は、濃い暗黒帯になります。この暗黒帯は単純な色ではなく、淡いH-alphaやガスがあって、複雑な色を呈しています。何が正解か良く分かりません。やはり、ここは南天で自分なりのReference画像を作成する必要がありそうです。
APO Sonnar135mm/F2 絞りF2.5 120 sec x16 (total 32min)
SKY MEMO NS でノータッチガイド
RAP2でフラット&ダーク処理→CS6でRAW現像TIFF化→CS6とSI7でコンポジット&カブリ補正→CS6で強調と補正処理
南天での撮影対象は天の川に沿って写していくことなります。早い時間に、Gum星雲から始めて、その後イーターカリーナ領域、南十字やコンパス辺りを流し、その後はさいだん座、さそりと移動して、最後に日本でも写せる南天銀河となる予定です。効率よく写していけるように、撮影計画を十分立てて行こうと思うのですが、初めての事なので、極軸合わせからつまづきそうです。あまり欲張らずに、条件の良い空を楽しむというスタンスでいくつもりです。
APO Sonnarでアンタレスとさそり頭部 ― 2017年05月11日 19:51
最近の傾向というか、カラフルタウンということで、彩度の高いカラフルな仕上げをされた写真が多いような気がします。また、さそり頭部の淡い星雲まで描写されている写真を見て、つい私もと思い処理してみました。構図的には、少し欲張ったためか、何か違和感を感じます。
撮影条件は良好でしたが、撮像枚数は16枚と少な目です。少しノイジーとなってしまいました。私の処理技術と撮像枚数からは、こんなものかと思います。南天で、再チャレンジしてみます。
APO Sonnar135mm/F2 絞りF2.5 120 sec x16 (total 32min)
SKY MEMO NS でノータッチガイド
RAP2でフラット&ダーク処理→CS6でRAW現像TIFF化→CCD Stack2でコンポジット→SI7でカブリ補正→CS6で強調と補正処理
今春の彗星2つ ― 2017年05月17日 20:53
最初のものは、朝方の東の低空で、東の空が開けている山の上で撮影した、C/2015 ER61 Panstarrsです。東の空の靄の上に上がってきたところを、撮影しました。
なんとかテールが写りました。
もう一つは、C/2015 V2 Johnsonです。撮影はあまり問題ではありませんでした。思ったほど、テールは写りませんでした。
来週、いよいよオーストラリア遠征に行くことになりました。準備に、あれこれ時間を費やしてきましたが、なんとかなりそうです。あまり欲張らずに、PM2.5のない、澄んだ南半球の星空を楽しみつつ、少しでも撮影できればと願っています。
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