APO Sonnar開放で銀河中心2017年05月06日 09:20

SEO Cooled 6Dは絞りコントロールがカメラ側でできないので、別のEOSに装着して、絞り設定をして、絞り込みボタンを押した状態でレンズを外すという、面倒さがあります。

それを忘れて、絞り解放で撮影したものです。かなり露光オーバーとなり、失敗したと思ったデータでしたが、処理してみました。

APO Sonnarの解放では、明るい星が周辺で銀行の地図記号の様な形状に変形することと、周辺現光が目立つことを除けば、問題はない様です。
天の川の最も明るい部分ですが、複雑にうねる暗黒星雲に目が行きます。しかし、この領域は、家内には大変不評です。やはり、色の豊富な散光星雲が一般受けが良い様です。

撮影データ:Canon EOS6D (SEO-SP4) ISO1600 
APO Sonnar135mm/F2 絞りF2  150 sec x6 (total 18min)
ATLUX赤道儀(AGS-1S改) M-GEM + Kowa 75mm でガイド
RAP2でフラット&ダーク処理→CS6でRAW現像TIFF化→SI7でコンポジット&カブリ補正→CS6で強調と補正処理