彼岸花(NGC6357)と出目金星雲(NGC6334)2017年05月03日 11:34

先日の遠征したときの写真をアップします。

まずは、彼岸花と出目金と言われている。さそり尾部の毒針の近くの真っ赤な星雲です。
その形状から、人気の対象ですが、南天低い対象となり、南の暗いところでないと撮影が難しくなります。

今回は遠征先の四国カルストで、透明度も良好でした。通常良く用いる6分露光で、HEUIBIIを入れての撮影でしたが、以下の様にヒストグラムは半分以下のところでした。暗い空の威力と感じます。

今回は、今月末の遠征の機材のシミュレーションを兼ねての撮影してみました。GP2での自動導入、M-GENでのガイドも全く問題ありませんでした。この調子で撮影できればと思います。

撮影データ: 
BORG77EDII+F4DG (330mm/F4.3)
Canon EOS6D(SEO-SP4)+HEUIB-II ISO1600 6min x14
GP2赤道儀(AGS-1S改) M-GEN Kowa 75mmでガイド
RAP2でFLAT&DARK→CS6でRAW現像後TIFF変換→SI7とCS6でコンポジット後TIFF化→CS6で強調処理

コメント

_ yatsu ― 2017年05月05日 14:21

彼岸花、出目金の背景の暗黒帯も、表情が豊かですね。
私がやると黒一色の単調な写真になってしまいます。赤い淡い散光星雲が広がっているのですね。

_ NIKON1957 ― 2017年05月06日 09:15

yatsuさん、こんちにちは
軟調に仕上げてみました。暗黒帯の中にも淡いガスやH-alpha領域があるようです。もう少し硬調のほうが、プリントアウトしたときは見栄えが良いと思います。

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