赤ハロ除去したSh2-3082017年02月06日 12:18

前回アップしたLPS-V3の画像で出てきた赤ハロを除去しました。

方法は、LPS-V3+HEUIB-IIで作成した画像をL画像としました。フィルター無しとHEUIB-IIで作成した画像をRGB画像としました。RGBの画像では、強調はそこそこで、星の色などが飛ばないようにしました。
またもや思いつきの画像処理です。
撮影データ: Canon EOS6D(SEO-SP4) x2
BORG 77EDII+ F4DG:
HEUIB-II 6min x12, フィルターなし6min x12, LPS-V3  10min x12 (Total 4h 22min)
ATLUX赤道儀(AGS-1S改造) M-GEN Kowa 75mm Snake modeでディザーガイド

RAP2でフラット&ダーク処理→CS6でRAW現像TIFF化→SI7でコンポジット&カブリ補正→CS6で2つの画像を合成処理して、L画像とRGB画像作成、SI7でLRGB合成→CS6で最終処理


コメント

_ kamada ― 2017年02月06日 18:52

L画像は輝度の違いを詳細に明瞭に、RGB画像は階調をできるだけ豊富に、するのがポイントですから、理に適っていると思います。モノクロ冷却CCDカメラでは、L-RGB合成の原理を活用し、短時間でお手軽カラー撮影してしまうこともありますが、最近はやっていません(苦笑&冷汗)
元画像に含まれているデータ量が豊富なのは素晴らしいところです。

_ NIKON1957 ― 2017年02月06日 19:47

kamadaさん、こんばんは。
kamadaさんに、理にかなっていると言われて、大変安心しました。淡い星雲の強調と階調の保持をある程度できたかもしれません。ツイン撮影の速写性と、フィルターワークを楽しめる方法になるかなと思い、トライしました。

_ yatsu ― 2017年02月06日 23:06

NIKON1957さん、こんばんは。
ツイン撮影の効率を生かした方法ですね。
時間との戦いになる超低空なら特に有用ですね。

_ NIKON1957 ― 2017年02月07日 12:24

yatsuさん、そのとおりです。
南天低いのを狙うのも目的の一つです。撮影機会にめぐまれず、夜半まで粘れないときに、撮影データ倍増で頑張っています。

_ 上田 聡 ― 2017年02月09日 08:00

いつもすばらしい写真を見させていただいています。処理の完璧さに脱帽です。すごいです。ところで一つ教えていただきたいのは画像データの保管整理はブログとPCでしょうが、プリントはどうされておられますか。専門誌への投稿もプリントでしょうから、どんなプリンタで保管されておられますか。私は仕事上プリントして展示しているのですが、プリンターに悩まされています。もしよろしければ今後のためにご示唆をいただければ幸いです。

_ NIKON1957 ― 2017年02月09日 08:36

上田様、はじめまして。
画像データは、PCとハードディスクにオリジナルのRAWデータ、RAW現像後のTIFF変換ファイルの2種類は保管しています。途中の作業データは残さず、完成ファイル(TIFF)とリサイズ縮小JPEGも保管しています。ブログには、リサイズ縮小したJPEGファイルをアップしています。
プリンターは、経年劣化したPIXUS Pro9000ですが、買い替えを検討中です。A3ノビのプリントをすることはないので、大きなプリンターは不要ですが、ハイアマの人たちは、Pro 10SやPro100Sを使う方が多いようです。
ここのところ、プリンターの不調もあって、プリントアウトも応募もしておりません。

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