モバイルバッテリーテスト2016年10月30日 10:18

来年のオーストラリア遠征の電源対策中覚え
望遠鏡とレンズヒーターは普通の電池でいく予定とした。現地もしくは国内で電池を入手。

カメラ冷却はしない予定
PCは、バッテリーでまかない、オートガイドはM-GENとSS-oneオートガイダー予定

M-GENとSS-one、カメラ電源にモバイルバッテリーが使えるか?

モバイルバッテリーとして100Wh以内のものとしてCAR ROVERジャンプスターター26000mAh(96Wh)をアマゾンから入手した。お値段が手ごろであったこと、12Vの出力があることや、USB2個の出力が可能であること。ON/OFFのスイッチがあることなどで入手。

7.4Vの出力を得るために、中国製のUSB5V→9V/12V変換モジュールを入手。10日ほどで国際郵便で北京から直送。
電圧をコントロールするには基板のBOXを明けて小さなネジで調整7.7Vにした。
消費電力を調べるため、USBの電圧や電流をモニターをポチして使った。

CanonついてはOKであった。カメラ側が撮影終了して、スリープ状態になると自動的に電源オフとなるけれど、再度電源ボタンを押すとスリープ解除されて問題なく使えた。

一方、安く買っていたモバイルバッテリー(EC Technology 22400mA、83Wh)はダメでした。バルブでスタートにしたとたん、電源がオフとなってしまう。原因は不明ですが、カメラ電源には使えません。おそらく、バルブ時の電流消費の負荷が少ないため、バッテリー側で勝手に電源オフになってしまうためかと想像。

さて、冷却機能をつかわない遠征ということで、ついにD810Aをポチしてしまいました。
こちらの電源についての情報は、少な目であり、どうされているか情報収集中です。マルさんの記事で、安易に今までのDC-DC変換ではエラーが起きるとのことです。

最後に記事については、すべて自己責任でやっています。電圧、極性などの問題で、大切なカメラを故障させてしまう可能性がありますので、良い子はけっして真似をしないようにしてください。また、モバイルバッテリーは海外遠征という特殊な状況下での使用で、通常は使いません。