Facebookの記事より2016年05月02日 12:44

Facebookをしている方は見たと思いますが、トラブル情報で役にたつことから2つほどピックアップ

4月16日のデジタル天体写真の記事より
6Dでライブビューよりバルブ撮影に入ると、迷光の様なノイズが生じるとのこと。私は2つ6Dを所有していますが、2台ともに、この症状が出ます。ライブビューはピント合わせには、大変有用ですが、ライブビューを終了してから、本撮影に入らないといけません。

迷光かと悩んでいたのですが、原因がわかりすっきりしました。
過去において、ボツにした写真がいくつもあります。ライブビュー下でダークを撮影して再処理してみる事にします。これからは、ライブビューは必ず終了する様にします。

4月25日のデジタル天体写真の記事より
M-GENの電源が良く落ちるとの事。私も最近この症状で、イライラしています。
電気工作が苦手なので、KYOEIに相談してみようかと思っています。
この辺のところが、国産でないところの悪い点と思います。
同様の症状でお困りの方はどうしているのでしょうか?

なかなかコメントを残せずROM状態のFacebookですが、日々チェックさせてもらい、情報収集しています。


ダメだったガクルクスチャレンジ2016年05月02日 12:45

今年の連休前半は、西日本は好天に恵まれました。
とは言え、土曜も半日仕事があり、本日(月)もカレンダー通り仕事があるので、なかなか思う存分とは行きません。
土曜の夜は、遠征に出かけました。本当は金曜の夜のほうが透明度が高くて良さそうでした。

この時期には山の上まで出かけます。
今回の目的は、ガクルクスとさそり座でした。
遠征の友は、ポータブル赤道儀と改造V-1の予定でした。山の上は気温10度くらいでした。夜半過ぎには8度くらいまで下がりましたが、過ごしやすい状況 でした。V-1を組み上げようと思い、赤道儀と三脚の接続ネジを探すも見あたらず、自宅に忘れてしまっていました。かなりがっかりしたのですが、カメラレ ンズのみでの撮影としました。

しばらくすると、若い人がミニバンに乗って数人で昇ってきました。挨拶にきてくれて、大学の天文研の後輩と判明しました。今日の空は、超低空はイマイチだけど、天頂付近はかなり良いと思うと伝えました。

さて、目的の一つの南十字の北端の星のガクルクスですが、アケルナルとほぼ同じくらいの高度です。大気差で見える星になります。この夜は低空のもやが多くて、ダメでした。
ω星団やNGC5128は余裕で見えていました。
撮影データ:Canon EOS6D (SEO-SP4) ISO1600 
Voigtlander 90mm/F3.5 絞りF3.5   2min x4 
K-ASTEC GF50 ノータッチガイド
RAPでダーク補正→SI7で周辺減光補正、かぶり補正→CS6で画像処理

その後月の出までさそりを撮りました。
一枚画像ですが、当夜のさそりです。連休中にまじめに処理してみます。




火星と土星を従えたさそり座2016年05月06日 19:19

今年のさそり座は、火星と土星を従えて、大変ゴージャスな雰囲気です。
先日35mmF1.4L IIで撮影したさそり座を処理したのでアップします。
さすがに明るい火星には、絞り羽による光条が出ましたが、他の明るい星は問題ありませんでした。
撮影データ:Canon EOS6D (SEO-SP4) ISO1600 
Canon ED35mm/F1.4 L II USM 絞りF2.2  90sec x24 (total 36min)
K-ASTEC GF-50赤道儀 ノータッチガイド
RAP2でフラット&ダーク処理→CS6でRAW現像TIFF化→DSSでコンポジット→SI7でカブリ補正→CS6で強調と補正処理



さそり座頭部2016年05月08日 11:15

この領域はカラフルタウンとも呼ばれており、様々な色の星雲と切れ込んでくる暗黒帯とで、初夏の撮影対象としては、人気ナンバーワンです。
これまで、多くの達人がこの領域の写真をアップされています。それを見ながら、どこまで強調するか悩んでしまいます。背景の色も、淡く異なる色が乗ってく るため、どれが正解か悩みます。また国内では、低空での撮像条件となるため、カブリの影響も避けることができず、その魅力と反比例するように、処理の難し いところです。

今回APO Sonnarで、撮影してみました。SEO改造の6Dですが、ノーフィルターだと思ったほどは星雲を強調することが難しいです。透明感が出て来ず、苦労しました。1時間撮影だと、こんなところかなというところです。
撮影データ:Canon EOS6D (SEO-SP4) ISO1600 
Carl Zeiss APO Sonnar 135mm/F2.0 絞りF2.8  150sec x24 (total 60min)
K-ASTEC GF-50赤道儀 ノータッチガイド
RAP2でフラット&ダーク処理→CS6でRAW現像TIFF化→DSSでコンポジット→SI7でカブリ補正→CS6で強調と補正処理



少しハイコントラストに仕上げた白鳥2016年05月15日 08:36

今週の木、金の早朝はPM2.5が一ケタの素晴らしい空になってくれました。しかし、平日なので、無理はできませんでした。そんななかで撮影した一コマです。
薄明直前には、けっこう白鳥座が昇ってきます。フルサイズ35mmだと、夏の大三角が収まり、わし座から白鳥座まで見えます。
今回EF35mmF1.4L IIで、撮影しました。短時間撮影をするため、F2.2で一コマ90秒で撮影しました。最周辺部の星が、今回はすこし変形しました。フォーカスを少し外し たようです。ライブビューでピントを合わせているのですが、老眼のせいか外していることが多くなりました。少し工夫が必要みたいです。

今回は、いつもの自分の仕上げよりは、コントラストを上げて、ハイコントラストに仕上げました。天の川の暗黒帯を強調しています。
撮影データ:Canon EOS6D (SEO-SP4) ISO1600 
Canon ED35mm/F1.4 L II USM 絞りF2.2  90sec x14 (total 21min)
ATLUX赤道儀 ノータッチガイド
RAP2でフラット&ダーク処理→CS6でRAW現像TIFF化→SI7でコンポジット&カブリ補正→CS6で強調と補正処理