くらげ星雲2016年02月16日 20:28

前回は、色の少ない分子雲でしたが、今回は一転して、赤いH-alphaメインの星雲をアップします。

ふたご座の足もとにあるくらげ星雲 (IC443)です。
この星雲は、超新星残骸と思われ、細かなレムナント構造が魅力的です。そのチリチリモヤモヤとしたくらげの暈部分は、ナローで撮るべき対象かもしれません。
今回はツインで、片方をLPS-D1, もう一方はLPSーV3で撮影して合成しました。
撮影データ:BORG 77ED-II + F4DG twin system
Canon EOS6D (SEO-SP4) LPS-D1 ISO1600 7min x13
Canon EOS60D (Central DS) LPS-V3 ISO 1600 7min x13
EM200(AGS-1X改) M-GEN+Kowa75mmでガイド
RAP2でダーク&フラット→CS6でRAW現像→SI7でコンポジッ&カブリ補正→CS6で2つのコンポ画像を自動整列と変形機能で微調整でコンポ→その後CS6で強調


コメント

_ yatsu ― 2016年02月18日 14:38

NIKON1957さん、こんにちは。
淡い部分(クラゲの脚や、頭から立ち上る湯気)までしっかり写っていて、感動しました。
私がやると、明るい頭部と淡い部分の両立ができません。

_ NIKON1957 ― 2016年02月18日 20:37

yatsuさん、こんばんは。
くらげの暈の明るい部分には、マスク処理して強調しました。それでも、少し構造は飛び気味です。

_ yatsu ― 2016年02月18日 23:18

NIKON1957さん、
ご指導いただき、ありがとうございます。
さっそく、クラゲ星雲にやってみたところ、うまくいきました。(FBにアップしました。)
同様の処理を「IC417とアリクイ」に施してみましたが、こちらは「微恒星」がうわ~っと出てきてしまいました。マスクをどこまでかけるかは試行錯誤が必要だと思いました。
たいへん勉強になりました。今後ともご指導よろしくお願いいたします。

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