マイナー領域続き2015年09月21日 14:36

前回アップしたきりん座の続きです。大変マイナーな領域です。端っこに、IC1848が写っているのと、ペルセウス座のα星が写っているので、どの辺かの目安になります。
撮影データ: Canon EOS6D(SEO SP4) ISO1600 
Zeiss APO Sonnar135mm/F2 絞りF2.8 2.5min x17 気温17度
ATLUX赤道儀(K-ASTEC AGS-1S改)
Famisco60改+QHY5L-II で PHD Guiding
RAP2でダーク&フラット→CS6でRAW現像→SI7でコンポジット&カブリ補正後→CS6で仕上げ

星雲星団名入りです。

先日の画像とつないでみました。
本当に、地味な領域ですね。
個人的には渋いと思っています(笑)。

まがたま星雲(IC405)2015年09月22日 18:09

シルバーウィークは、どこも行かずに大人しくしています。細切れながら、撮影時間をとることができました。

懸案の77EDIIのツイン運用、ε130Dに慣れるなど、まあまあできました。
M-GENは、本国からは出荷されているようですが、販売店にはいつ入荷するか不明とのことで、まだ届きません、来月以降の運用開始になりそうです。この連休に、ディザーガイドを試したかったです。

さて、マイナー領域ばかり撮影していますが、少しメジャーな対象を狙ってみました。
今シーズンから、本格的な運用を開始したε130Dで撮影してみました。まだ、気温も高めということと、フラットが難しいので、APS-Cの冷却60Dで撮影してみました。
撮影データ:Canon EOS60D (Central DS改) ISO1600 FFなし
TAKAHASHI ε-130D  6min x13
EM200(AGS-1X改) Pencil BORG+DSI-Pro PHD Guidingでオートガイド
RAP2でダーク&フラット→CS6でRAW現像→SI7でコンポジット&カブリ補正→CS6で仕上げ

構図がイマイチでした。光軸調整後は、カメラ回転をできるだけしない様にしているので、少し制約があって、難しいです。


カリフォルニア星雲2015年09月23日 16:58

真っ赤のカリフォルニア星雲なので、より赤くということで、久しぶりにLPS-V3を入れて撮影しました。
撮影時間が長くなるので、冷却60Dで撮影しました。濃い部分以外に、淡い広がりがあります。
撮影データ: Canon EOS60D(Central DS改) ISO1600 
Zeiss APO Sonnar135mm/F2 絞りF2.5 8min x9 気温16度
ATLUX赤道儀(K-ASTEC AGS-1S改)
Famisco60改+QHY5L-II で PHD Guiding
RAP2でダーク&フラット→CS6でRAW現像→SI7でコンポジット&カブリ補正後→CS6で仕上げ


BORG60ED + C0.72Xでオリオン2015年09月23日 17:14

今シーズン初のオリオンです。
BORG60EDにタカハシのReducer C0.72Xを装着して撮影しました。
350㎜x0.72=252mm/F4.2となります。
フルサイズでいくと、結構広く撮影できます。
EF200mm/F2.8Lよりは、シャープで、ハロは少ないと思います。

薄明までの残り少ない時間での撮影でしたので、データ的には少な目で、強調は控えめにしています。
もう少しハロの出方の少ないお手頃価格の200㎜程度のレンズが出るとうれしいのですが・・・
撮影データ: Canon EOS6D(SEO SP4) ISO1600 
BORG60ED + タカハシC0.72X 5min x5 気温16度
ATLUX赤道儀(K-ASTEC AGS-1S改)
Famisco60改+QHY5L-II で PHD Guiding
RAP2でダーク&フラット→CS6でRAW現像→SI7でコンポジット&カブリ補正後→CS6で仕上げ


ちょっと傾いた?(NGC7822)2015年09月25日 19:26

シルバーウィークに撮影した画像をぼつぼつアップしています。
今回は、NGC7822です。NGC7822とCed214で?の上で、下の点はSh2-170です。
若干構図が傾いてしまいました。
今回の撮影はBORG77EDII+F4DGのツイン撮影で行いました。2つの鏡筒の光軸を合わせ、その後カメラの傾きを6Dの水準器表示で合わせました。構図確認で、だいたい入っていると思ったのですが、少し傾いていました。
透明度がもう一つの夜であったので、赤成分が目立ってしまいました。
撮影データ:Canon EOS6D (SEO-SP4) ISO1600 FFなし
BORG 77ED-II + F4DG twin system
6min x16 + 6min x16 総露出時間3時間12分
EM200(AGS-1X改) Pencil BORG+DSI-Pro PHD Guidingでオートガイド
RAP2でダーク&フラット→CS6でRAW現像→SI7でコンポジット&カブリ補正→CS6で2つのコンポ画像を自動整列と変形機能で微調整後コンポ→その後CS6で強調

ようやくツインシステムの本格運用ができるようになりました。
これからの淡いものの強調に、良い元データ作成ができそうです。