R200SSスタンバイOK2015年07月20日 12:22

国際光器に頼んでいた裏打ちプレートが到着したので、R200SSに取り付けてスタンバイOKです。
頼んだプレートは、1mmアルミ製で、裏面には植毛紙が貼り付けています。うまく工作できる方であれば、簡単そうですが、私には無理と思い頼みました。それ自体の強度はたいしたことはありませんが、組み合わせて使うことで接眼部の強度が増すと思いました。
カーブの曲率が少なめでしたが、薄いので手で、少しRを付け足すことが出来ます。

装着後は、こんな感じです。
コマコレPHをつけた状態ですが、コマコレPHが接眼部近くまで出っ張っており、少しだけ植毛紙を貼り足してます。

外側はこんな感じです。

最後のパーツにビクセン純正巻き付けフードです。これは軽くて良いのですが、フード内面がつるつるです。
こちらにも植毛紙を貼り、仕上げます。

R200SSですが、オリジナルから以下の様に、少しずつグレードアップしていきました。これで最終形になって欲しいです。
1) 爪隠しのリングを取り付け
2) 接眼部デュアルスピードフォーカサー取り付け
3) 裏打ちプレート
4) 巻き付けフード
5) コマコレPH

光軸修正も終えて、後は撮影を待つばかりです。西日本はエルニーニュのせいか、梅雨明けが遅れています。待ち遠しくて首が伸びすぎて、疲れています。

昨年撮影したSadr付近2015年07月20日 12:34

2ヶ月近く、撮影できていません。日本の梅雨は、農作物には必要ですが、天文屋さんには、つらい時期です。撮影好機のさそり座やいて座が、この時期にはまったく撮影できません。

さて、昨年のAPO Sonnnar導入時に撮影したはくちょう座のサドル付近のデータが残っていました。構図に難があり、処理せずに放置していました。連休で、処理してみま した。枚数が少なめなので、処理は控えめです。この領域を含め、じっくりと時間をかけて撮影したいものです。早く安定した夏空が来てもらいたいと思います。

撮影データ: Canon EOS6D(SEO SP4) ISO1600 
Zeiss APO Sonnar135mm/F2 絞りF2.8 2.5min x4 気温16度
ATLUX赤道儀(K-ASTEC AGS-1S改)Pencil BORG+DSI-Proで PHD Guiding
RAP2でフラット→CS6でRAW現像→SI7でコンポジット&カブリ補正後→CS6で仕上げ