BORGさん、どこへ? ― 2015年05月11日 12:23
このReducerは、いいお値段ですが、その性能の高さゆえ多くの天文ファンが導入して、大変満足していると思います。BORGの色々なReducer については、途中までおつきあいしましたが、0.70xDGTあたりからは?マークが多くなり、手放していくことになりました。
今回、F4DGの製造中止については、天文ファンを見捨てるような感じで、かなりがっかりです。
HPを見ると、ボーグの望遠鏡は白鏡筒をやめて、黒鏡筒になるそうです。どこへいくのかボーグさん?鳥屋さん専業になるのでしょうか?
ツインシステムを構築した77EDII+F4DGですが、大事にしていくつもりです。
台風接近しているようですが、その後の晴れ間にツインで撮影してみる予定です。
5月連休も過ぎ月の細くなっており、これからの梅雨入りまでの間、撮影できる機会に恵まれることを願います。
異なる鏡筒の画像のコンポジット ― 2015年05月13日 18:50
異なる焦点距離の画像をコンポジットできるのではと思いやってみました。
一つはBORG60ED+C0.72X(252mm)で、もう一つはBORG77EDII+F4DG(330mm)です。
2年前に撮影したへび座の暗黒星雲の画像をコンポジットしました。この対象は暗黒星雲に淡いガスがのっかり、普通の撮影枚数ではノイジーで、大変苦労した思い出あります。
子細にみれば、星の回りに処理に伴う黒縁があったりですが、概ねOKだと思います。昔の画像やデータを活用できる気がしています。晴れないときの気分転換には良いと思います。
①Canon EOS60D(Central DS改) ISO800 HEUIB FF使用
BORG60ED+TAKAHASHI C0.72X、13min x8
EM200 (AGS-1X仕様) + Famisco60改 + DSI Pro, PHD guiding
②Canon EOS60D (Central DS改) ISO1600 HEUIB FF
BORG77EDII + F4DG 8min x16
EM200(AGS-1X改) Famisco60改+DSI-Pro PHD Guidingでオートガイド
①と②の処理画像をCS6でコンポジットしました。
①の画像を背景にします。
新規レイヤーを作成、レイヤー1ができます。
レイヤー1に②の画像をはりつけます。
背景とレイヤーの両方を選択して、編集メニューの自動整列を行います。
周辺光量補正や歪曲収差はOFFでしました。これで、拡大率の異なる2つの画像が大まかにコンポされます。
2枚の位置合わせのために、レイヤー1を通常から減算にします。これで、まずは中心付近の位置を合わせます。
その後編集メニューの変形→ゆがみを選択します。
その後、自由変形とワープモードの切り替えボタンを押して、周辺のポイントを細かく調整
上手く重なってところで、○ボタンを押して決定します。
レイヤーを通常に戻します。レイヤー1の不透明度を50%にします。
これで、背景とレイヤーの加算平均画像になります。
画像を統合して、重なったところを切り抜きます。
この方法が正しいのかどうかはわかりませんが、この長い連休中、マニュアルのモザイクやコンポの
やり方を勉強してみて、やってみたことです。
台風一過となった本日ですが、PM2.5を引き連れてきたようで、抜けは今イチですが、今夜は快晴の様です。
テストしたいことがあるので、テスト撮影を予定しています。
5月14日未明の夏の銀河 ― 2015年05月15日 12:58
月の出は午前2時過ぎとの事で、アンタレスが南中を過ぎる頃に月が出る状況でした。
早い時間には、撮影する対象があまりないので、光軸を合わせたGS200RCのテストをしました。相変わらず、今イチフォーカスが決まらない感じです。実 績のあるCCDT67ですが、私のは星像に芯がありません。ガイドは、親子亀ですが、バランスをきちんととれば、ガイド自体はそれほど問題はなさそうで す。
長焦点撮影は、いろいろな要素があって、難しいです。Reducerですが、CCDT67か、昨年一番良好な結果であった、BORGの0.78XDGTを再度比較してみる必要があります。
小屋の中では、電線が視野を横切るので、小屋の外で、ポタ赤での放置撮影もしました。
変わりばえしませんが、最後に撮影した昨夜の夏の銀河です。やはり、ここでは出目金が精一杯です。
EF8-15mm/F4 15mm 絞りF4 4min x 5(total 20min), かなりトリミングしています。
K-ASTEC GF-50赤道儀 ノータッチガイド
CS6でRAW現像TIFF化→SI7でコンポかぶり処理→CS6で強調処理
今週末も天気はダメですね。このまま梅雨入りだと悲しいです。
APO Sonnarでさそり頭部 ― 2015年05月16日 19:40
フルサイズの解放付近では、周辺減光の影響が大きいのですが、星像自体は周辺まで解像度を保ちつつ、崩れることがありません。思い切り良い条件の空の元で撮影したいと思います。
今週末も、お天気は今イチで、さそりのシーズンは残りわずかになりました。少し北を撮ったデータもあるので、うまくつながるようなら、モザイクをしてみます。
APO Sonnar135mm/F2.0 絞り3.2 1.5min x17 (total 25.5min)
K-ASTEC GF-50赤道儀 ノータッチガイド
RAP2でフラット処理→CS6でRAW現像TIFF化→SI7でコンポ→CS6で強調処理
次は、いて~たて座付近になりますが、もう梅雨はそこまで来ているようです。憂鬱な季節になりそうです。
AF-S 28mm/F1.8Gで、夏の銀河 ― 2015年05月18日 12:29
フルサイズの28mmだと、画角はかなり広くなってきます。これよりも広い、SIGMA24mmやズームレンズがありますが、導入には慎重になってしまいます。
このレンズは、フルサイズ4隅はF4相当に絞っても、コマ収差が残っています。少し青ハロもあります。でも、現在のデジタル対応のレンズなので、そこそこの画像になってくれます。
AF-S 28mm/F1.8G 絞りF4 4min x 6(total 24min)
K-ASTEC GF-50赤道儀 ノータッチガイド
CS6でRAW現像TIFF化→SI7でコンポかぶり処理→CS6で強調処理
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