APO Sonnarでさそり頭部2015年05月16日 19:40

アンタレスからさそり座頭部を撮影してみました。大変カラフルで人気の領域です。APO Sonnarのシャープさと、速写性を使い、ポタ赤(GF-50)で撮影したものです。APO Sonnarは天文写真ファンにとっては、いわゆる神レンズの一つと思います。望遠鏡を買うつもりで導入したら、けっして高いとは感じないと思います。
フルサイズの解放付近では、周辺減光の影響が大きいのですが、星像自体は周辺まで解像度を保ちつつ、崩れることがありません。思い切り良い条件の空の元で撮影したいと思います。

今週末も、お天気は今イチで、さそりのシーズンは残りわずかになりました。少し北を撮ったデータもあるので、うまくつながるようなら、モザイクをしてみます。
撮影データ:Canon EOS6D (SEO-SP4) ISO3200  
APO Sonnar135mm/F2.0 絞り3.2  1.5min x17 (total 25.5min)
K-ASTEC GF-50赤道儀 ノータッチガイド
RAP2でフラット処理→CS6でRAW現像TIFF化→SI7でコンポ→CS6で強調処理

次は、いて~たて座付近になりますが、もう梅雨はそこまで来ているようです。憂鬱な季節になりそうです。